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Code:Reliver  作者: へーがたくちくかん
第一章 「孤独」
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code:reliver

さて、久々に書きましたねこれ。

いきなりの急展開……! ではなく予定通りです。

なぜ散り散りになったのか。「code:reliver」とは何なのか。

こっから盛り上がります(予定)

「ふあああ……」

寝坊してしまった。もうお昼、か……。

それにしても、なんでこんなに気配がないんだ?

居間にも、キッチンにも、誰も、いない。

自分以外の靴も、ない。

さらには、服までもない。

「これは……!?」

一体何があったっていうんだ。

それとも、こんな感じでいきなり何かが消えるのは人間の世界では普通なことなのか?

絶対違う。そう思った。

だって、物理的にあり得ないじゃん。

じゃあ、怪奇現象?

それとも夢?


思考が混乱する。

僕は、一体どうしちゃったんだ。

無駄に長くてさらさらした髪を弄りながら、家の中を捜索する。


三十分後。一つ、わかったことがあった。

この家に住んでいたのは、確かに自分だけだと。

靴箱に入っている靴もサイズがすべて同じだし、服の趣味も、同じだ。

まるで、始めからそう作られていたかのようにきれいに、びっしりと入っている。


一言でいえば、気持ち悪い。

僕は一人冷蔵庫から食品を取り出し、遅めの朝ご飯を作った。


その頃別の場所では。

「あれ? 誰もいない?」

私が目を覚ましたのはいつも通りの朝六時。でも、いつもなら明石さんが何かしてるはずだし、そもそも気配すらない。これは、一体……?

空母赤城も、似たような状況に置かれていた。

そして同じように家の中を探し回り、確かに自分だけが生活していたと結論付けるしかなかった。


そして。

「――ッ!?」

目が覚めた。悪寒がした。今自分は何を見ていたんだ?

吐き気がひどく、寝汗もひどい。

家の中には気配など一切なく、そしてまた、家の外にも気配はない。

これは、どういうこと?

私は混乱した。

確か昨日、なんか変な声が頭の中に響いた気がした。

それと、なにか関係があるのか?

「code:reliver」とか言ってたけど、どういう意味なんだ?

私は一人悶々と考え続けた。


この三人に同時に起きたことは、決して偶然ではない。


一つだけ、ヒントをあげよう。

「これ」はこの世界の誰かがしくんだことでも、ない。

だが、この世界の人物に関係していることだ。


さあ、「本当」の物語はここから始まる。

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