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Code:Reliver  作者: へーがたくちくかん
第一章 「孤独」
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記憶との食い違い

艦これ二期が来ました。

やったぜ。

アーケードでもともとやってたんですけど、この機に本家も始めようと思ってやり始めました。

そしたらいきなり飛龍が落ちるっていうw


まあ、レシピは一通り知っているしなあ……。


っても、ボーキサイトが死にそうだ……備蓄せねば。

私のマスターが寝ている間に私は一人、外に出ていた。

この前の、戦闘。彼らは、確かに勝利した。でも、何か引っかかる。

私は、「勝利する」ことは、わかっていた。でも、まさか彼が負傷するとは。

私の中にある記憶には、そんなことは一切なかった。彼は常に前線で戦い、必ず無傷で勝利していた、はず。

どうして、違うのだろう。

もしかしたら、あの時と今では「何か」が違うのかもしれない。

それは、なんなんだろう。


私の記憶の中の、彼。

今私が見ている、彼。


その二つの同じところと、違うところ。

それは、何だ。


同じなのは、「島風」の生まれ変わりで、私が「概念ごと」能力を変更したこと。

違うのは、「自らを犠牲にしてでも勝つ」ことを許していること。


なぜなのだろう。

どうしても疑問だ。


その時、私の頭に誰かの声が流れた。


――code:reliver。それを知るときお前は、自分の過ちに気づくだろう。

――たとえそれは、知らないほうがよかったとしても必ず訪れる。

――なぜなら。なぜならそれは――すべて、お前が引き起こしたことだから。


体がびくっと跳ねた。意識せず呼気が荒くなる。

吐き気がした。世界すべてが歪んで見える。

奇麗な星空も、町の明かりもすべて。


私にとって、それは。


なんの価値もないものに感じられた。

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