記憶との食い違い
艦これ二期が来ました。
やったぜ。
アーケードでもともとやってたんですけど、この機に本家も始めようと思ってやり始めました。
そしたらいきなり飛龍が落ちるっていうw
まあ、レシピは一通り知っているしなあ……。
っても、ボーキサイトが死にそうだ……備蓄せねば。
私のマスターが寝ている間に私は一人、外に出ていた。
この前の、戦闘。彼らは、確かに勝利した。でも、何か引っかかる。
私は、「勝利する」ことは、わかっていた。でも、まさか彼が負傷するとは。
私の中にある記憶には、そんなことは一切なかった。彼は常に前線で戦い、必ず無傷で勝利していた、はず。
どうして、違うのだろう。
もしかしたら、あの時と今では「何か」が違うのかもしれない。
それは、なんなんだろう。
私の記憶の中の、彼。
今私が見ている、彼。
その二つの同じところと、違うところ。
それは、何だ。
同じなのは、「島風」の生まれ変わりで、私が「概念ごと」能力を変更したこと。
違うのは、「自らを犠牲にしてでも勝つ」ことを許していること。
なぜなのだろう。
どうしても疑問だ。
その時、私の頭に誰かの声が流れた。
――code:reliver。それを知るときお前は、自分の過ちに気づくだろう。
――たとえそれは、知らないほうがよかったとしても必ず訪れる。
――なぜなら。なぜならそれは――すべて、お前が引き起こしたことだから。
体がびくっと跳ねた。意識せず呼気が荒くなる。
吐き気がした。世界すべてが歪んで見える。
奇麗な星空も、町の明かりもすべて。
私にとって、それは。
なんの価値もないものに感じられた。