表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/37

才能

~それから数年後~

だいたいのこの世界の言語が解ってきた。

そこそこな大学に通った俺の頭は伊達ではない。とはいえ、大分時間を掛けてしまったが。


俺はハルミエ・ケール。ケールが名前だ。今は4歳児。

父親はアント。戦士をしている。

母親はレイス。専業主婦。ただし、家事はメイドが全てしている。

兄はキール。今は魔法学校の学生だ。10歳児で、転生しているかは謎。魔法の才能がある。

メイドとかは色々居たが、その都度紹介しよう。


さて、皆さんもうお解りだろう、この世界には魔法が存在している。炎を出したりやらしたのもそれだ。

魔法で才能を見て、進路を決めるらしい。兄は魔法全般の天才なので魔法学校だそうだ。

魔法の才能で魔力消費が変わるらしい。


因みにこの世界では魔法でメールを相手の頭に送りつける。

2ch的なのもあるようだ。


魔法には属性があるようで

火炎、氷結、電撃、衝撃、呪殺、破魔、万能 がある。

回復、補助は属性なしだが、既存の魔法を組み合わせて使う合体魔法はその限りではない。

まあ主に攻撃魔法に属性は絡んでくる。


属性=操れる対象と考えたらいい。ある程度大規模なものは名前があるが、名前がない魔法を幾らでもつくれる。

名前を呼びながら魔法を使えば魔力消費が減る。


俺は召喚魔法、万能魔法、格闘の才能があるらしい。

召喚魔法は、契約した対象の呼び出し・使役・帰還が行える魔法だ。

万能魔法は、どんな相手にも効く。たとえ魔法を反射する相手でも効く。威力はまあまあで消費が激しいのが欠点だが。


俺は7歳から10年間魔法学校へ通いつつ道場へ通うことになるらしい。面倒だ。

今は4歳なので3年間家で過ごせる。

ただし、家庭教師によって筋肉と魔法を鍛えられるが。


跡継ぎは兄なので安心できる。

因みに前の世界では一人っ子だった。


今は昼。家庭教師の女、ジョシュアは、朝の魔法練習を終え、今は俺を昼休みさせていた。

昼休みが終われば喧嘩だか戦闘だかの練習が主。

昼休みとはいえどうやら飯を食べるだけの休みだ。


飯を食べ終わり、午後の練習が始まる。因みにジョシュアは金髪の美人だ。

しかし、食後に運動も難なので、しばらく室内で国語の勉強。


「どうです?」ジョシュアは毎回自分の好きな本を持ってきて読んで聞かせる。

「まあまあ面白いですね。」今回はまあまあだった

「ケール君はどんなのがお好みで」不機嫌そうにこちらの目を見ている。

「そうですねえ……とある作家が自分の体験を基にして書いた奴は面白かったですよ」

「どんな話ですか?」

「とある事件で死にぞこなった作者の入院生活を書いた短編です。」

「どこが面白かったですか?」

「心理描写」

「私の知らない話ですね。今度探してみます。」この世界の人じゃないから見つからない。

そして幾つか彼女の持ってきた話についての問題を解いた。


いきなり0歳から4歳に飛びます。すいません。

もしかしたら前の話との間に何か話しを入れるかも。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ