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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

どうしたいのか

作者: haruki

やっと書けました、第三者の視点による話を…!

あ、双子がいるな。

てぇ事は………早めに連絡しておくか。二次災害を防ぐには必要だしな!



あぁ、ご挨拶が後になりましたが、僕は第三者の立場にあるしがない勤め人でございます。

職業は公務員ですが、ここ数年はある問題で、ナディア国の職員とパートナーを組んでおります。

先程の双子も、ナディア国で生を受けましたが、父親は僕と同じ日本人です。

なので、その事実が発覚した時も運悪くその場におりました。

おかげで、知りたくもない事を見聞きする羽目になりましたとも、えぇ…!

父親だと分かった時の動揺もだが、言ってはいけない言葉を口にしかけた直後に、笑顔のまま重い一撃を鳩尾に入れた聖司の方が怖かった…!

その一件もあり、職場の同僚達からは偏見を伴った視線で見られていましたが、それがひっくり返るのも早かったですねぇ………(遠い目)。

本当に、様々な出来事が立て続けに起きたものだから、終いにはお祓いを真剣に考えたと聞いております。パートナーの方も、苦笑いしていましたからねぇ。

そうそう、母親である方とも、実は面識がありました。

けれども、当時は僕自身がまだ新人の身で、彼女とはあまり会話を交わしたことがないのですが、現在担当している問題の件では、書類作成や交流などで大変お世話になりました。

だからこそ、彼女の戸籍の問題が発覚した時、誰かもが呆然となったものです。

それ以上に彼女自身が発狂寸前だったと、後日に知った時は遣る瀬無い思いになりました。

そして、ナディア国にて身柄を預かる事が正式決定された直後のドタバタについては、今でも酒席での笑い話となっていますが、父親自身は知らないでしょうね、未だに……(遠い目)。



そうそう、どうして同僚達へ一報を入れるかと言うと。

双子のボディガード担当であるアルフさんからの忠告もありますが、目撃者でもあるからですよ。

ええ、睡眠不足による機嫌が最悪な状態の聖司さんのね………!

思い出すたび、背筋が凍りつく思いを味わうのだから、こんな体験は一度だけで充分すぎますとも、絶対に!!

ちなみに、聖司さんの仕事は彼曰く「雑用専門」との事ですが、僕を含めた同僚達はそう思っていません。

某業務のスペシャリストだと思っていますから。

そして、最悪な機嫌の聖司さんを宥められるのは、父親の芦田誠二さんと双子だけなんですよね。

その反面、仕事で拘束されている芦田さんと部下達へ時折差し入れを持って行く姿も数回目撃していますので、その関係ではないかと疑われてもいますが、これに関しては他者が首を突っ込んでいい問題ではないと思いますので、僕自身はどのような関係であろうとも、彼達が笑顔であればよいです。

特に、母親であった時間があまりにも短すぎた彼女の容姿が酷似している聖司さんの性格をある程度知った今は。

友人からのアドバイスを受けて、書いてみたのはいいですが。

一気に書いた方がいいような気もする、この頃。

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