表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔野 ぬけ太  作者: 初書ミタ
9/16

初心者4

「おぉー、レベルが5になった。」

「僕もだ」山健と稲川はかなり喜んでいる。


「今、何時そろそろ帰らないと怒られるよ」2人が言う。


「大丈夫なんだけどね。帰れば意味が分かるよ」


そう言うとぼくたちは門をくぐり、城へと向かった。

魔姫が不機嫌そうに城の宝物庫で待っていた。


「レベルは上がったのですか?」


「うん、上がった。山健と稲川はレベル5になった、

ぼくもひとつ上がって8になった」


「それは良かったですわ」


「一人でやるより仲間がいたほうがいいよ、

モチベーションが上がる」


「それじゃあ帰るから」


「わたくしはもうしばらくこちらにいます、では」


宝箱に飛び込むとおれの机の引き出しから出てきた。


「いま何時?」稲川が問いかける。


「午前10時、出発した時間と同じ。」


「えぇー」2人はすごく驚いていた。


「向こうには時間という概念が存在していないらしい」


呆然とする二人を家の外に追い出して、俺は勉強を始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ