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殺し屋

作者: 世乃塚 紅迅

俺は殺し屋。

どんな相手でも確実に殺す。


静かに。


誰にも気付かれず。


様々な手段で。


今日のターゲットはマンションに一人暮らしの男。こういう奴は簡単だ。一人暮らしだから人に見られる可能性が少ない。死体が発見されるのも遅れる。

ほら、今日も奴は帰ってきて夕飯を食べながらネットの動画を観てる。そのまま日を跨いだのを確認してベッドに入った。


チャンスだ。


俺は懐からナイフを取り出し静かにベッドに近づく。こういう奴を殺すのは全くもって気持ちがいい。掃除と一緒さ。価値のない奴はさっさと排除すべきなんだ。自分で気づいてないような奴は尚更だ。

まぁ…こいつはもしかしたら気付いてるかも知れないけどな。


そんなこと知ったこっちゃないんだよ。


ーーーーー


さて、今日も俺の世界から一人消えた。次のターゲットはどんなやつかな?

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