終)知る由もないだろうから
一時間後、続きを更新します。
―――その想いは、筆舌に尽くし難く。
その感情に、逆らえない。
言葉では表せないから、行動で示してきた。
愛を語れないから、抱き締めていた。
近づこうとするたび、その心は遠ざかり。
離れようとも、想いは消えない。
嫌いだと、言われないから、嬉しかった。
好きでなくても、それでよかった。
別れはないものだと思い込んで。
何を考えているのか、知ろうともしなかった。
だから、いけなかったのだろう。
もう届かない。
遠ざかる君の思い出が、薄れるから涙した。
積み重ねてきたものでは贖いきれない、"これから"。
このさきを、どうして生きねばならないのか。
最愛がいないのに。
独りで生きるには、この世界じゃ足りない。
君がいないと、隙間だらけだ。
だから、独りの世界を抜け出して、私は君を探しに行こう。
何があろうと、その目的を喪うことはない。
例え想いが消えてしまっても、この目的は果たさねばならない。
そういう、愛。
狂愛でも、溺愛でも、偏愛でも、それがただの執着でも。
私はこれを、果たそう。
―――行き着く先が、終焉であっても。




