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軌道のベルボア (仮)  作者: Tony_Lewis
【PAD-1】2345 F.G.W.-N.R.S. Penzance
3/5

時速120km/h

Londonを出発して早数分、列車は順調に加速を開始したようだ。

ふとスマホのGPSアプリで見てみると80km/h。

空調は動いていないが気動車は大丈夫なようだ。

まぁ、そうでなければ困るのだが・・・。

昔、途中で故障して数時間ほど立ち往生したこともあったものだが。



そんな事を思っている間にも列車はロンドン中心部最後の通過駅であるEaling Broadwayを通過した。

速度も120km/hに達したようである。

この区間の最高速度である。


こんな速度ではあるがちょっとした不思議なことがある。

なんと窓を全開にできるのである。

もちろん上半身を乗り出すことも一様可能ではある。

ただし、線路脇に明かりがないので一寸先も見えぬ闇である。


日本では信じられない事ではあるが都市部は相当発展しており

LTEや4Gとよばれる高速通信なども使用可能だ。

しかし一歩都市部の外へ出ると2Gと呼ばれる音声通話しか使えない地域となる。

日中に見るとよく分かるが外は田園風景が広がっている。

見れば納得できるのだが大きな格差である。

個人的には都市部が急速に近代化するのはいいが

郊外のインフラもある程度は近代化してほしい所である。




どうやら検札がやってきたようだ。

ここでイギリスの切符の話をしてみよう。

国鉄の切符を買う場合は鉄道カードを持っていると3割引となる。

大体年次更新で年会費4000円前後であるのだが長距離路線の場合は一回で、短距離路線でも数回で元が取れる。お得なので在住者はおすすめだ。


検札官にカードと切符を見せてサインをいただく。

これで検札は完了である。

手早い物である。

そして列車はイングランド南部の中部基幹駅・Readingへ滑り込んでいくのであった。

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