第2話 出会いは商店街より
一次創作って本当に大変ですね。
エールを下さった皆様のご期待に添えられるか激しく不安です。
ダメな作者で申し訳ございません
ですが、何とか頑張っていきたいというやる気だけはあるのでよろしくお願いします!!
意見やご指摘がありましたら是非お願いします!!
では、始まります!
第2話 出会いは商店街より
「うーん……」
正午より日も傾いてきた午後。
月ノ宮駿は目の前に立つ『商店街』と書かれたアーチ状の門を見上げていた。
彼は今、汐咲市の商店街の前まで来ていたのだ。
海沿いの商店街。それがこの街の特徴の一つだとパンフレットにも書いてあった。
商店街はまるで古代ローマにあるような石造りの道の両側に店が向かい合うように幾つも並んでいる通りがあり、その通りの隣にはレストラン等のお店がある海に面した通りがある。
この目の前に海が見える通りと、お店が向かい合う通りの二つを併せて商店街だという。
「結構大きな商店街なんだな……」
駿は入口、つまりアーチの前で周りをキョロキョロと見回す。
目の前にはお店が並ぶ商店街、後ろには住宅街へと続く道。
坂本の話にもあったが住宅街から商店街はかなり近いようだ。
そんな事をぼんやりと頭の片隅に入れながら、アーチを潜ろう足を踏み出した時……
「ヤッホー、そこの君!
何か困ってる?」
「へ?」
と、その時。
彼の横から女性の声が聞こえてきた。
「だ〜れだ?」
「おお!?」
振り返ろうとした駿だが続けていきなり視界が真っ暗になる。
どうやら今の声の主に後ろから目隠しをされたようだ。
しかも彼の背中には何だか柔らかい感触まで追加される。
「え?え?
何?誰?」
「あー、冷たいなぁ。
もう私の事忘れちゃったの?」
「忘れるも何も、初めての場所で今顔すら見えてないからね?
誰だか知らないけど、恐らく俺とは100%初対面だよね」
駿がそう言うとまたいきなり視界が明るくなる。
目隠しをされていた両手が離されたらしい。
「あらら、やっぱりバレちゃったか……」
「………」
振り返ると、そこには一人の少女が手の平を口に当てて笑いながら立っていた。
明るい茶色の髪が肩に届かない程度まで伸びたショートカットにパッチリとした澄んだエメラルド色の瞳、綺麗というより可愛らしいという印象が強い容姿。
ピンク色のセーターに青いミニスカート、足にはスニーカーと全体的に明るく元気な印象を受ける美少女だ。
「えっと……」
「あ、ごめんごめん。
何だか困ってたみたいだから声かけちゃった」
目の前で笑う初対面の少女に戸惑いを隠せない駿。
それを察したのか少女は頬を両手を後ろに組んでそう言ってみせた。
細身の体にスラッとした足は彼女のスタイルが良い事が分かる。胸は服の上からでも分かる程度に大きく、先程駿の背中に当たっていたのはそれだったようだ。
「え?」
「だって商店街の前でキョロキョロしてたでしょ?
だから困ってるんじゃないかなーって」
「あ、そういう事か……」
何故自分が困っていたように見えたのかと疑問を感じた彼だが、少女が言った理由を聞いて納得したように一人頷く。
「って、ちょっと待て。
何で困っている人を見付けていきなり目隠しをするんだよ?」
「あはは、勢いで恋人の名前とか口にするかなーって」
「居ねーよ、恋人なんて」
悪戯っぽく笑う彼女と対照的にがっくりと肩を落とす駿。
彼にはそういった女性が居ないようでそれを本人も結構気にしているみたいだ。
「あらら、失言だったかな。
ごめんね、健全な青少年の心を傷つけるつもりは無かったの」
「いや、謝られると余計に傷つくと思うんスけど……」
「ありゃ、更に落ち込んでしまった……
あ、そういえば君は何で困っているふうだったの?」
フォローするつもりが思い切り逆効果だったらしく彼は更にがっくりとしてしまう。
そんな様子を見て少女は本題に戻る事に。
「もしかして、何か落とし物とか?」
「いや、別に困ってた訳じゃないんだ」
駿は顔を上げると軽く首を横に振る。
「実は今日この街に越してきたんだよ。
業者が来るまで時間もあるから、ちょっとだけ近所を散歩しようと思ってさ」
「へぇー、そうなんだ!
君、今日引っ越してきたんだ!」
少女は驚いたような嬉しそうな声をあげると興味津々に彼を覗き込む。
「どこから引っ越してきたの?都心の方?」
「いや、西のかなり田舎の方だよ。
それこそ一日に二本くらいしか電車か通っていないような。
周りも山ばっかりだったし」
「そっかそっか。
君の住んでた場所も環境が良い所だったんだね」
「うん、まぁ……な」
住んでいた場所を聞いた少女は一人納得したように口を開いている。
かく言う本人は曖昧な表情で言葉を濁したが。
「この街はとっても良い所だよ。雰囲気とか街並みとか。
都心の方に比べたらやっぱり遅れてるんだろうし不便な事も多いけど、それも逆に良いと言うか……えっと、何と言うか……」
「ああ、それは俺も思ったよ。
景色も綺麗だし何だか街全体が温かい感じがする」
両手を広げて説明する彼女は本当に楽しそうでどれだけこの街の事が好きなのかがよく分かる。
上手く説明出来ずに身振り手振りになる彼女の後を引き継いで駿は周りに目を向けながら頷いてみせた。
言いたい事は伝わったようだ。
「良かった。気に入って貰えたなら私も嬉しいよ。
えっと……あ、まだ自己紹介してなかった」
少女は彼の言葉を聞くと安堵して自分の胸に手を当てて微笑んだ。
「私の名前は天城晴香」
「俺は月ノ宮駿。
よろしくな天城」
それに対して駿も自己紹介を返したが……
「うん、よろしくねツッキー」
返事として彼女が口にした謎のワードにはてと首を傾げる。
「ツッキー?誰が?」
「君のあだ名。
月ノ宮だから月からとってツッキー」
「………」
謎のワードの正体はあだ名だった。
初対面の人をいきなりあだ名で呼ぶ少女。社交的なのか或いはちょっと変わっているか。
「あれ?気に入らなかった?だったら……ミヤミヤ!」
駿は何と返して良いのか分からず反応に困っていると、それを不満と捉えたのか晴香は新たなあだ名を提示した。
「ミヤミヤ……?」
「月ノ宮の宮からとってミヤミヤ」
「………」
どうやらこの少女はあだ名を付けるのが好きならしい。
何故なら晴香はとっても楽しそうだからだ。
「じゃあミヤミヤに決定!」
(……まぁ、何でも良いか)
そして何故か駿の呼び方が勝手に彼女の中で決定していた。
彼女も満足そうなので取り敢えず駿は好きにさせておく事に。
「そうだ、ここで会ったのも何かの縁だし、少し商店街を案内してあげようか」
「そりゃ助かるけど……良いのか?」
「うん。私もこの近くに住んでるから。
それに一人より二人の方が楽しいでしょ?」
晴香は商店街を案内してくれるという。
初めての場所なので街の人間が一緒だと駿としても大変助かる。
「んじゃ、お言葉に甘えて」
そんな訳で、彼は好意に甘える事にした。
・・・・・・・
「こっちが酒屋さん、それで向かい側……」
商店街に入ってお店や建物の並びに囲まれた道を並んで歩いていく駿と晴香。
彼は彼女に生活に必要かと思われる主なお店を彼に紹介して貰った。
商店街に入ってすぐ右側に昔ながらの木造の建物の酒屋、その向かい側にはガラス張りの綺麗な建物の洋・和菓子屋。
そして店先に野菜が並んでいる八百屋、肉やコロッケ等を売っている肉屋が隣に並ぶ。
少し建物を挟んで小さいながら液晶テレビ等の家電を売っている電気屋、古い物から新品まで揃っている時計屋が隣り合っており、その斜めに向かい合うように販売と繕い物してくれる服屋、クリーニング屋が並んでいると彼女は教えてくれた。
「えっと……後は」
暫く歩いた二人は商店街ももうすぐ抜けようかという位置までやって来る。
「あ、あれが昔からある中古品を扱っている宝石屋さん。
それで、その向かい側にあるのが本屋さんだね。
これくらいかな」
晴香は二人の前方にある二つのお店を指差す。
中古の宝石屋はかなり小さな建物でなるほど、かなり昔からあるように見える。
その向かい側には屋根付きの本屋が。
これで大体のお店は紹介し終わったのか晴香はグッと伸びをして駿の方に目を向ける。
「どう?大体覚えた?」
「ああ、ありがとう。
お陰で助かった」
彼はお礼を言うと周りのお店をゆっくりと見渡す。
「それにしても大きな商店街だな。
それに潮風も気持ちが良いし、何より活気がある」
彼の言う通り商店街は行き交う人で賑わっていた。
この街には巨大なショッピングモールがあるというから、お客は皆そちらに流れてしまっているかと思っていたがそんな事は無いらしい。
「いやいや、この街の商店街の特徴はこんなものじゃ無いよミヤミヤ」
「?」
しかし晴香は首を振るとニヤリと悪戯っぽく口元を緩めた。
「ここは商店街第一の通り。もう一つお店の向こう側に通りがあるの。
そこがオススメな場所だよ」
「第一の通り?」
首を傾げる駿だが、彼女がこっちこっちと手招きするので取り敢えずついていく事にした。
「へぇ……!!」
商店街の通りのすぐ隣。
目の前が海に面した通りが広がっていた。
「ここは商店街の第二の通り、名付けて『海沿い通り』」
「まんまだな」
「はいそこっ、一々ツッコまない」
海沿い通りは文字通り、海に面した場所だった。
建物が並ぶ反対側には柵を挟んですぐに海。
なるほど、海の見える街とはよく言ったものだ。
ここがそのキャッチフレーズに一番相応しい場所なのだろう。
「ここに並んでるお店はレストランがほとんどだね。イタリア料理とかメキシコ料理とか」
「随分と洒落てるな〜」
この通りは商店街とは別の食事の店が並んでいるらしい。
その景色に感心したように声をあげる駿。
「そうよ!どうだ参ったか!」
「いや何に?」
それに対して彼女は何故かエッヘンと胸を張ってみせる。
「む、晴香じゃないか」
「「?」」
駿が柵の前に広がる海と店の並びを眺めていると後ろからまた女性の声が聞こえてきた。
「何をしているんだ?」
振り返るとそこには不思議そうな表情の女の子が片手を腰に当てて立っていた。
「あ、ゆかりん!
おはよー」
「今は午後だぞ……」
晴香はその人物を見ると片手を上げて元気良く挨拶をしてみせた。反応は冷めたものだったが、二人のやり取りを見るに、どうやら知り合いの女の子らしい。
「おや?
そちらは?」
晴香の隣に立っている駿に気付いたのか顔をそちらに向けた。
彼女は赤色の長い髪をポニーテールにしており、横の髪は肩までかかっている。
凛として美しく整った顔立ちに、細くややつり目に深紅の瞳。睨まれたら迫力がありそうだ。
カッコイイという印象が強い美人であった。
服装は無地のTシャツに白いスポーツトレーナーを羽織り、水色のジーンズとボーイッシュな格好。
左肩からは細長い筒のようなものをかけている。
細身でスラッとした体型でスタイルはかなり良いが、胸は服の上からは上手く確認出来ないのであまり大きくないようだ。
「あ、彼はミヤミヤ。
今日この街に引っ越してきたんだって」
「ミヤミヤ……?
ああ、またお前のあだ名癖か」
晴香の紹介に彼女は少し首を傾げたがすぐに納得したように頷く。
しかしあだ名の紹介は勿論無効なので、駿は一歩前に出て会釈をした。
「月ノ宮駿です。
今日からこの近くの家に住む事になったので、よろしく」
「私は神代紫だ。
よろしく月ノ宮」
彼女の方も会釈して挨拶を返すがすぐに顔を上げて彼を見つめる。
「時に、君は何歳だ?」
「え、15。今年で16ですけど……」
「ならば私達は同い年だ。だから敬語は使わなくていい」
「あ、同い年だったのか……」
少し驚いたような表情になる駿。
彼は彼女の出で立ちや振る舞いから自分より年上だと思っていたのだ。
「それじゃ、改めてよろしく神代」
「ああ」
駿はそう言うと今度は手を差し出す。
紫も満足そうに頷くと手を差し出して二人は握手をかわした。
「そっか、だったら私とも同い年だね」
「それは何となく分かってたけどな」
晴香も同じ歳らしい。とはいえ駿には予想通りだったらしいが。
「しかし、何故晴香が彼と一緒にいるんだ?
また何かのトラブルに巻き込んだのか?」
「またって!
まるで私がいつもトラブルメーカーみたいな言い方じゃない!!」
「自覚があると非常に助かるのだがな」
「あー!!
どういう意味よソレ!!」
やれやれと呆れる紫に晴香は抗議の声をあげている。この二人の付き合いが長いだろう事が容易に想像出来る、そんなやり取りだ。
「ミヤミヤが引っ越して来たばっかりだっていうから商店街を案内をしていたの」
「そうか、晴香が面倒をかけたな月ノ宮」
「だから私が面倒を見たんだって!!」
駿に向かってそう言う紫にすかさずツッコむ晴香。
二人の息はピッタリのようで、しかし何か平行しているようにも感じられる。
「……ところで、ゆかりんは部活の帰り?」
「いや、今日は竹刀を取りに寄っただけだ」
晴香は話題を変えようと紫にそう尋ねる。
すると彼女は肩に下げた長い筒を掲げてみせた。
「部活?」
紫の言葉はいつも通りの返答なのだろうが初対面の駿は何の事か分からないので首を傾げる。
「あ、ゆかりんは一年生ながら剣道部のエースで主将なの。
とーっても強いんだよ」
「へぇ、剣道部の……
そいつは凄いな」
一年生ながらエース。
晴香の説明を聞いて彼は純粋に思った事を口にする。
「そんな事は無いさ。剣道部は元々人数が少ないからな。
中学から入っていた私が一番長いという理由けで主将に選ばれただけだ」
「またまた〜
ゆかりんはすぐに自分を過小評価するんだから」
しかし紫はそう言って首を振ってみせた。
彼女の真剣な表情からそれが本心である事が見てとれるが、周りから謙遜だと思われているという事はやはり彼女は相当な腕前であるという事だ。
「部活といえば……
ミヤミヤは学校はどうするんの?街の学校に通うか、それとも電車で外の学校に通う?」
部活の話が済んだ所で、ふと気付いたように晴香が尋ねた。彼は現役高校生の年齢だ。
「この街にある中高一貫の汐咲学園に入学する事になってるな」
「む、私達と同じ学校だな」
「おー、ホントだ!!
いつから入学なの?」
駿が答えると二人は
どうやら彼女達と同じ学校のようだ。
「明後日の月曜日からの予定かな。取り敢えず四月中には入っておきたいと思って」
「そっかそっか!
同じクラスになれると良いね」晴香はニッコリと笑ってそう言った。
確かに転校初日に知り合いと同じクラスになるというのは何だが嬉しいものがある。ましてそれが美少女なら尚更だ。
そんな風に話をしていると時間の流れも早く、気が付いた時には短い針が2の数字を回っていた。
「っと、もうこんな時間か。業者はもうとっくに来てるな」
「鍵渡してないの?」
「いや、そういう訳じゃ無いんだが……家には妹を待たせてるから」
駿は海沿いの通りから新しい自宅がある方向に顔を向ける。
「ほぅ、君には妹が居るのか」
「ああ。年が一つ下のな。年々ますます可愛くな……って、んな事は今は良いか」
紫の意外そうな言葉に駿は頷くと長々と語りだそうとしたが、時間も無いなとすぐに言葉を止めた。
「それじゃあ早く帰ってあげた方が良いね」
「悪いな。
今日はホントに助かった」
晴香の言葉に駿はお礼を言う。今日の案内はまだ地理が把握出来ていない彼には非常に助けになったといえる。
「じゃあ、また今度ね」
「学校で会う事もあるだろう」
「ああ、また」
彼は二人の前を後にして、海沿い通りから商店街の通りに戻っていった。
「さて、私も家の方に戻るか……晴香も寄り道は程々にな」
「うん、またねゆかりん!」
紫も包みを肩にかけ直すと別れを告げてその場から歩き出した。
「うーん……」
晴香は彼女を見送ると、柵に肘をついて身を乗り出すよう海を眺めると……
「もう少し歩こうかな」
薄く口元を緩め、通りを軽い足取りで歩いていくのだった。
*
「そうですか。
親切な方に商店街を案内して貰ったんですね」
「ああ、」
夕方。
ようやく家の全ての引っ越しが完了したリビングで木製のダイニングテーブルに静と駿が隣り合って座っていた。
彼は落ち着いた夕方になって、昼間に商店街を案内して貰った事を話したのだ。
とはいっても、話したのは少女に案内をして貰ったという事実だけで細かい話は勿論省いている。
「それより、俺が出ていっている間大丈夫だったか?一人で寂しくなったとか、業者の人を手伝おうとして怪我したとか、咳が出たとか、目眩がしたとか……」
「兄さん……」
駿は話しながらどんどん不安になっていくようで呆れる静に目を向ける。
「俺がいない間に変なヤローがこっそり家に上がり込んでいて、お前に手を出そうとしていたりしたら……くっ!!そうはさせるか!!
そんな奴が隠れてないかちょっと調べてくる!!」
何故そのような結論に辿り着いたのかは全くの謎だが、いきなり立ち上がりリビングから出ていこうとする駿。
ここまでくると最早シスコンというレベルを超えている。
「もう!本当に兄さんは心配性過ぎです……!!
もう少し……」
そんな彼の袖を掴んで止めると静は困ったように注意しようとする。
しかし駿は彼女の両手をギュッと包むように握った。
「大切な妹が危険な目に遭うかもしれないんだ。
心配にもなるさ」
真剣な目で見つめられ一気に頬を赤らめる静。
「な、何恥ずかしい事を堂々と言っているんですか……!!」
「?」
彼女は慌てて彼の手から離なすと、顔を赤くしたままプイッと背を向ける。
駿は勿論“妹として”という意味で言ったのだが、静は一体どう受け取ってしまったのか。
「と、とにかく!!
少しはその心配性な考えを控えて下さい」
「えっと……静?
何か怒ってるのか?」
「怒ってません!!」
静の反応を怒っているのかと勘違いした駿は恐る恐る尋ねるも、彼女は赤らんだ表情のまま返すだけ。確かに怒っているように見えなくもないが。
「それより、晩御飯の用意をするので手伝って下さい……」
「あ、あぁ……」
無理矢理話題を変えようと台所に向かう静に駿は戸惑いながらもついていくのだった。
取り敢えず今回出てきた二人はメインキャラクターです。
キャラクタープロフィールはもう少ししたら掲載するかと思います。
こんな小説で良ければこれからもよろしくお願いします!!
P.S.
前回の話で汐見学園と記述してありましたが汐咲学園の間違いでした。
修正しておきましたので。