逆ギレ
真夏の花壇に咲いているのは
なんの花だろう
本屋へ向かうすこし好きな感じの家の
花壇に咲く真っ黄色の花
花の名前には疎くって
わたしは知らない
あゝこんなとき
あの人がいてくれたらなぁ
って想うとき
なぜか
自業自得って言葉が頭に浮かぶ
わたしが悪かったのかどうかは
知らない
生きても生きても
なにもかも知らないことばかりだ
あまりになにも知らないから
まぁ少しは知恵と知識を得たくて
本屋へ向かっているわけだが
こんな真夏の真っ昼間に日傘差しながら
本屋へ向かわなくても
エアコンの効いた部屋で
パソコンに向えばいいのは
知ってるよ
でも
今は
部屋に居たくない理由があるのだよ
わかるかね?
なにも知らないくせに
知ったかぶりしないでよね