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BOX・FORCE-Another Story-  作者: hime
Yukinoshita
6/6

Yukinoshita.Epilogue

_


それから数ヶ月後。

恋人同士となった白峰と菊野は、何度かデートを重ねた。


そして、2人の時間を重ねる事で

互いの気持ちを確かめ合った。




そんなある日、白峰は菊野を高層ビルの上階にある、高級レストランへ誘った。


菊野が店内の様子や景色に驚いている中、

白峰は、恐る恐る108本の薔薇の花束を菊野に差し出す。


「…えっ…ええっ?ええっと…これはその…」


菊野は驚き、そして恥ずかしそうに赤面して慌てながら言った。

その様子を同じように頬を赤らめながら見つめていた白峰は、一呼吸置き、落ち着いた声で言った。


「里海さん、俺と結婚してください。」



こうして2人は、

互いの背中を預ける仲間として出会って、

人生を共にするパートナーへとなった。



後日談となるが、菊野…いや、白峰 里海は

渉が何故、レストランでプロポーズしたのか気になったので尋ねてみた。


「…渉さん、あの時何でレストランで…。」


2人は新婚旅行の行き先を相談していた。

その矢先、突然の質問に驚いた渉は、

読んでいた旅行雑誌から目線を外し、里海を見た。


「…あ、ああ。

峻の所行った時に言ってなかったっけ?

『憧れの漫画の…』みたいな。」


渉は、それがどうしたのかと言うような不思議そうな顔をして里海を見た。

そして再び、視線を雑誌に戻した。


「…何それ。カッコ良すぎるでしょ。」


里海の顔は真っ赤になった。

しかし、渉は真剣に雑誌を読んでいて

そんな里海の様子に気がつく事はなかった…。





こうして2人は、共に輝かしい新たな人生を歩む事となった。



_




…2年後、()が現れるまで…は。



_


Yukinoshita~END~

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