お互いの気持ちがなかなか伝わらないもどかしさも愛おしい。
僕と彼女は、“遠距離恋愛”をしている。
もう、随分と長い間彼女と会っていない。
だからなのか? 不安も募るけど、、、。
それでも、お互いの気持ちが変わっていない事を僕は信じてる!
毎日、LINEやテレビ電話をしていても彼女を遠くに感じる事がある。
『今日ね今日ね? “女の子の友達”とカフェしたの!』
『・・・うん、美味しかったの?』
『その子さ~スイーツ大好きな子でね、また誘ってくるって!』
『ふーん、そうなんだ、後で何食べたのか写真送ってくれる?』
『うん、いいよ! 今度、朔とも一緒に行けたらいいね!』
『うん。』
・・・別に、彼女を疑ってる訳じゃないのに。
どうしても、彼女が言った“女友達”が気になってしまった。
わざわざ、女の子の友達と強調して言うモノなのかな?
でも、友達だと男友達も入るだろうし。
それは、嫌だなと思いながら聞いていたんだ。
ひょっとしたら? 男友達もいたかもしれないし!
その子と二人で行ったとも言ってないし、何人で行ったのかな。
そういう、細かい所がなかなか僕は彼女に聞けないでいる。
僕のモヤモヤは、日増しに増えていくばかりだ!
彼女は、僕が居ないところで“浮気”とかしてないのか?
男友達と二人で会ってるとか? 男にしつこく迫られてるとか?
たまには、彼女と会って話したいけど、、、。
今は、コロナが蔓延化してて彼女に会いにも行けない。
一体どうしたらいいのかな。
*
彼女と僕との出会いは、、、?
僕の高校の時の部活の【先輩後輩】だった。
彼女は、僕より1つしたの女の子でね。
めちゃめちゃ可愛くて、男子にモテていたな~
美人なのに気さくに皆に話しかけてくれる女性だ。
僕は、そんな彼女に正直に僕の想った事を伝えた。
そう、僕は彼女に【告白】したんだ!
でもそのおかげで、今でも僕と彼女の関係は続いている。
だけど1年前から僕は仕事の関係で沖縄で一人暮らしをする事になった。
彼女は、1人東京に残り頑張っているよ。
遠距離恋愛をはじめた頃は、お互い寂しくてどちらとも関係なく
同じタイミングで電話をしたりLINEを送り合ったりしていた事を
思い出した。
彼女と会えない寂しさを、僕は彼女に正直に伝えたりしたな~
彼女も僕に正直に“朔に会えなくて寂しいよ”って言ってくれて
それが、凄く嬉しかったんだ。
・・・でも時間は残酷だよな~
あれから1年も経つと? 今の関係が当たり前になって。
彼女は、僕が居ない毎日に慣れてしまったみたいだ。
僕は、こんなにも君が居なくて寂しいというのにね。
友達と会う時間や自分一人で居る時間が、彼女にとって自然な事で
僕が傍に居なくても成立してしまっているのだろうな。
会えなくて、寂しいと今でも想ってくれているのだろうか?
それすら、僕は彼女に聞けない。
僕と彼女の関係って? 何なんだろうなと僕が想っている頃。
突然! 彼女にこんな事を言われる。
『朔はさ! “私が居ない毎日に耐えられるの?”』
『えぇ!?』
『・・・私は、朔に会えなくて凄く凄く寂しいよ。』
『・・・詩乃、』
『遠距離恋愛って? 苦しいよね! 会って朔の顔でも見たら
少しは元気が出るのに、会えないからいろいろ考えちゃうよ。』
『・・・僕もだよ。』
『えぇ!?』
『僕も詩乃に会えなくて寂しいよ。』
『ホント? 久しぶりにそんな事聞いたよ。』
『僕だって、詩乃が僕と会えない毎日に慣れてしまったのか
不安に思ってたんだよ。』
『・・・朔、』
『たまには、会って話さないとな!』
『うん!』
『じゃあー次の日曜日、詩乃に会いに行っていいかな?』
『いいよ! 待ってる。』
『うん。』
・・・次の日曜日。
久しぶりに、彼女に会いに行っていろいろ話したら?
なんだか、僕の気分も晴れていったんだ。
やっぱり、僕は彼女が【好き】で凄く愛おしいと心から想えたんだよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。




