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時恵の力7


「時恵がこんな強いとは思ってなかったが……」

 

「お前たちの社長だぞ? 最強で当然だろう?」

 

 尊大な態度に戻った時は自信たっぷりだが、さっきのを見せられたら納得するしかない。

 

 成る程、最強だ。

 

 俺は降参とばかりに両手をあげた。

 

 こりゃ敵わん。

 

「うむ。進も強かったぞ。マト戦での露払いは期待できそうだ」

 

 その言い方はイラッと来るが、時恵が一番最適なので仕方あるまい。

 

 どのみち、グガランナ、アビスとて強敵なのだ。

 

 そっちに集中させてもらうとしよう。

 

 俺が頷くと時恵は結界を解除して俺を元の場所へ戻してくれた。

 

 あれだけの戦いが嘘のような静けさで時恵はそのまま屋敷へ戻っていく。

 

「はぁ、疲れた」

 

 あまりに変化がないので、夢だと思えてしまうが、上がったレベルと減った蘇生回数がさっきのが夢ではない異空間での出来事だと教えてくれる。

 

 てか、実力を見るって言って殺しに来るって相当やばいよな?

 

 俺は相変わらずの時恵にため息をついて屋敷へ戻った。

 

 願わくばあの槍――ロンゴミニアドがこの世界で抜かれないことを祈って。

 

 

 う

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