第十五話 罰符「ゲート・オブ・バビロン!」
グラたん「第十五話です!」
咲夜「何か言い残すことはありますか?」
グラたん「はい。投稿遅くなりましたー!」
人里の入り口付近に戻って来たパルは辺りを見回して咲夜の姿を探した。咲夜は付近の荷台前で仁王立ちしてパルを待ち構え、明らかに怒っている風を装っていた。
パルは恐る恐る近寄り、咲夜もパルを見つけて駆け寄った。
「パル、何処に行っていたのですか?」
言葉とは裏腹に内心で咲夜はパルの不在をとても心配していた。もしや悪い奴にどうにかされてしまっているのではないか、もしくは妖怪に連れ去れているのではないかと、取り留めも無い妄想さえしていたのだ。
「すみません、咲夜さん。ちょっと病院の方にお手伝いに行っていました」
「病院に、ですか?」
ふと、咲夜はパルのナース服をイメージし、思わず口元を抑えた。笑ったのではなく単純にエロいと思ったからだ。
「はい、早苗ちゃんと一緒に看護していました」
そんな思考は露知らずにパルは気まずそうに先程の事柄を話し始めた。
接点がほぼ無い守矢神社と面識ができ、更には永遠亭とも繋がりを作った。両方ともに意識してやったことでないのが尚恐ろしいと咲夜は考える。近場にある博麗神社とは違って守矢と永遠亭と縁が出来るということは世間的にも良い事だ。特に永遠亭は患者で無い限り接触することすら難しいため咲夜としても嬉しかった。
「やっぱり、不味かったですよね?」
そう思ったからこそパルが勝手に動いたことは不問となっていた。
「いいえ。看護するのも大事な仕事です。今回は目を瞑りましょう」
「ありがとうございます、咲夜さん」
パルは絶対に怒られると思っていたこともあり、咲夜の言葉に笑みを浮かべた。
――あ、可愛い。頭を撫でてあげたい、と咲夜が一歩踏み出して手を伸ばした所で霖之助が咲夜たちを発見して駆け寄って来た。
「あ、パルさんに咲夜さん。いやぁ、本当に助かりましたよ」
パルもそれに気付いて振り返って答えた。
「霖之助さん。お役に立てたのなら嬉しいです」
――チィ、邪魔を!
親の仇と言わんばかりに咲夜は威嚇し、霖之助は全く身に覚えのない視線を受けて途惑いつつも本来の目的を思い出してパルに差し出した。
「あ、そうそう。里の方からパルさんにと頼まれていまして」
「これは?」
霖之助が差し出したのは腕に抱えていた袋。その中にはメモに書かれていた食材や調味料等が色々と入っていた。
「少ないですけどメモに書いてあった食材です。受け取ってください」
「良いんですか? 香辛料とか里に必要なものじゃ……」
パルは今の里の状況を見て受け取るのを躊躇うが、霖之助が首を横に振るってその手に持たせる。
「ちょっとずつ入っているんですよ。本当はタル単位で渡したかったのですが……」
タルは大袈裟にしても今回の件は霖之助だけでなく里人たち全員が紅魔館の対応に感謝しており、深く感銘を受けていた。
「そんなに貰っても困りますけど、とにかくありがとうございます」
そこまで言われ、パルも受け取らない方が失礼と思い、笑みを浮かべて受け取った。霖之助と周囲にいた里人たちも微笑みを浮かべ……そして霖之助はずっと睨みを利かせている咲夜に向き直った。
「いえいえ。……ところで咲夜さん、眼が怖いですよ」
「何のことでしょうか?」
「どうしたの?」
パルが振り返ると咲夜は一瞬にして笑みを浮かべ、怒気の一切を隠して見せた。あまりの早業に霖之助は苦笑いを浮かべつつ追及しようとする。
ジャァン! ジャァン! と突如里の警報が鳴り響き、慣れている里人や霖之助、咲夜は身構えて見せるが何も知らないパルは突然の出来事に怯んで身を竦ませた。
「ひゃわっ! な、なに?」
――可愛い。場に似合わない声を聞き、咲夜はまたしても頬を緩めて霖之助も少々だらしなく鼻の下を伸ばしたが今はそれどころではないと思い直してドラの鳴った方向を見た。里と言っても最近は煉瓦にコンクリートを詰めた城塞のため本来なら城塞の上にある櫓から聞こえてくるのだが今は被害の最中ともあって里は無防備なままだ。そしてドラも地上に降ろされており、里を守る陰陽師の数も少ない。
むざむざ襲撃を受ければ里の被害はより深刻なものになるだろう。
「これは……妖怪の襲撃でしょうか? 西門の方ですね」
「パル、行きますよ」
「は、はい!」
「私も行きます!」
霖之助だけでなく咲夜もそうはさせないと走り出し、少し遅れてパルも走り出した。最も、霖之助の場合はパルを守りたいという下心も多少なりあったことは否めない。
西門前では既に戦闘が始まっており、数名の陰陽師と妖怪が交戦していた。しかし妖怪の数は目算でも50はおり、陰陽師たちは徐々に劣勢に押し込まれていた。
それを見て咲夜は何処からかナイフを取り出し、一呼吸の合間に妖怪に向かって投擲した。普通なら効くはずもないただのナイフだが、咲夜が持ち歩いているのは対人対妖怪用の銀で作られたナイフだ。使おうと思えば食事用にも使えるが血を吸ったナイフを使おうとする猛者はいないだろう。
そして何よりも効果があるのが『弾幕』『スペルカード』と呼ばれるものだ。この幻想郷において前者の『弾幕』は主に殺し合いに使われる武装の一つで男女ともに使う事が許されている術符だ。咲夜ならばナイフ、パルならば鮪包丁と言ったように武装は人によって違い、量、質、武器に限りは無い。
後者の『スペルカード』は女性にのみ限定された武装で非殺傷を目的としたスポーツゲームみたいなものだ。しかし運が悪ければ死亡するなど中々恐ろしいゲームでもある。弾幕と違うのは『避けられない攻撃』と『殺傷能力のある必殺攻撃』そして『一定時間以上の自分の無敵化』、この三つの禁止だ。この三つさえ守ってしまえば後は何でも良いという感じだったりもするが、戦場で使う事は滅多に無い。
咲夜が使用したのは『ミスティックナイフ』と呼ばれる弾幕だ。時間の巻き戻しによる再装填と自動の発射を設定した常時無制限弾幕の一つだ。その内、咲夜が飛ばすナイフは咲夜自身が狙いを付けるため誘導弾に近いことが可能となっている。
そうして、咲夜の波状攻撃により妖怪はあっさりと駆逐された。しかしその背後には巨大なガシャポンのような形状をし、頭部はドクロといった妖怪が立ち塞がっていた。他の妖怪とは一際妖気が大きく、そこらの陰陽師では手も足も出ないような強さを誇っている。
「貴方たちは下がりなさい」
咲夜はそれを一目で見抜き、陰陽師たちは目もくれずに里の中へと逃げ込んでいく。人は誰でも死にたくない。特に雑魚妖怪にすら苦戦するのだから現場に残っていれば間違いなく死ぬ、そう分かっていれば尚更だろう。
ガシャポンの方も雑魚が去ったことで数歩前に出て名乗りを上げた。
「フォフォフォ! 私は四天王が一人、ガシャポンドクロ! 人間共よ、私の前にひれ伏すが良いわ!」
その容姿を見てパルは少々首を傾げた。
「が、ガシャドクロ……? ガシャポン?」
「ガシャポンです」
咲夜も頷いたところでガシャポンドクロは大きく踏み出し、自身の胸部付近に備え付けられた回転機構を回し、腹付近にある排出機構からガシャポンを取り出した。そのガシャポンに入っているのは弾幕『鬼火玉』。本来使用するのは知識ある鬼や怨霊だ。弾は人魂の形をしており被弾すれば燃える仕組みになっている。
「差し当たってはそこの三人からぶち殺してやろう!」
咲夜が相対しようとすると、先に霖之助が飛び出してぺっぴり腰の構えを見せた。
「そうはさせませんよ! 私が相手です!」
「咲夜さんとパルさんには指一本触れさせない!」
その想い一つで飛び出した霖之助に咲夜は少々感心した。
「フォフォフォ! 優男風情が、これでも食らえ! 弾幕発動『鬼火玉』!」
が、所詮は霖之助であり運動能力も人間より少々上程度のため速射式の弾幕についていくことは出来ない。その上防御符を持っているわけでもないので必然的に代償はその身で支払うことになる。
「ぎゃばばばばば!」
パルと咲夜が『あっ』と口走る間に鬼火玉が全て霖之助に直撃して吹き飛びながらその体を燃やし、黒く焦げた霖之助が頭から地面に着地した。
「口ほどにもないとはこのことよ!」
ガシャポンドクロが高笑いする中、パルは霖之助に駆け寄って容体を見る。
「霖之助さん!」
黒焦げと言っても霖之助は半分は妖怪のため手足が捥げても三日あれば治り、火傷なら一週間あれば完治する。咲夜はそれを知っているため溜息を吐いていた。
「ぱ、パルさん……逃げてください」
霖之助の手がパルに伸び、途中で急激に地面に叩きつけられた。無論、時間を止めた咲夜が踏み付け、すぐに離脱していたのだがパルは霖之助の顔を見ていたためそれに気付いた様子は無かった。
「フォフォフォ! この――」
「この雑魚」
「酷い!」
ガシャポンドクロの後を引き継ぐように近くに来た咲夜が言い放ち、霖之助は今度こそ倒れた。その代わりにパルが怒気を纏いつつ立ち上がった。
「霖之助さんは休んでいてください。咲夜さん、戦闘許可を」
――本当は自分だけで十分だけど……とそこまで考えて、パルの良い実戦経験になるだろうと考えて咲夜は頷いた。
「許可します。遠慮はいりませんよ」
「はい! 行くよ!」
パルは拳を固め、ガシャポンドクロに駆け寄っていく。
「小娘一人に何が出来る!」
当然ガシャポンドクロもガシャを引き、その出たブツを見て薄ら笑う。その手に持っていたのは八卦の木札。前面に突き出すように構え発動させた。
「当たり! 弾幕発動! 恋符「マスタースパーク」!」
ガシャポンドクロのガシャは完全ランダムであり時にはガシャでさえも驚くようなブツを引き当てることさえある。今回もその例に漏れずにいた。
「あ、あれは魔理沙の! パルさん、避けてください!」
霖之助はその構えに魔理沙を重ね、声を荒げて叫んだ。
「大丈夫ですよ雑魚之助さん」
咲夜も一瞬驚いたものの、すぐに冷静を取り戻した。戦っているのがパルではなければ助けに入っていたのだが、パルならば必要は無い。
「何か悪化してませんかねぇ!? いや、それよりも加勢に――」
「まあ、見ていてください」
勿論、そんなことは知らない霖之助は焦るが咲夜に押しとどめられてしまう。
戦場を見れば発射されたマスタースパークを最低限の動作で躱して接近するパルの姿があった。先程の陰陽師程度であれば消し炭にすることも可能な威力を誇っていたためガシャポンドクロも直撃を幻視していた。
「当たらないよ!」
「なっ! これを躱しただと!」
そのためかガシャポンドクロは驚いて次の動作に遅れを取ってしまった。
「連!」
接近したパルは華奢な体と細腕に見合わない威力を誇る拳を突き出してガシャポンドクロを殴りつけた。ガシャポンドクロの体の元は強化プラスチックであり、妖怪化したことでその強度は鉄よりも固い。何もせずとも刀や銃器は通じず、ミサイルランチャーやミサイルであっても耐えきることが出来る装甲だ。
それをパルは簡単にひしゃげ、ガシャポンドクロを吹き飛ばして見せた。
「ぐっ!」
「掌底! 正拳! 二打! 三打! 鞭打! 手套! 裏拳! 丹打! 短拳! 双脚! 廻し蹴り!」
容赦なく叩き込まれる拳と蹴り。美しい姫が舞うように踊り、飛散する鉄の破片は銀吹雪のように辺りに散らされて行く。
「ぐああ!」
「諸手! 狩手! 熊手! 猫手! 獅子突! 鷲爪! 黄連! 烏突!」
次いで掌底を主とした美鈴独特の気功を使った攻撃が始まり、ガシャポンドクロの外面だけでなく内部までダメージを負わせていく。如何に妖怪と言えども神経を切断されたり内臓部を破壊されれば痛みを感じる。ガシャポンドクロの場合は内部にある電力発電部やケーブルの切断がそれに当たるだろう。
その果てに待っているのは空中を飛来する蜻蛉すら素手で握りつぶす美鈴必殺の技。元は腰溜めから放つハッケイという技なのだが長年の末に美鈴が会得した奥義だ。
右手の五指を曲げ、掌底の構えのまま腰に逆手で溜めて、左足を深く踏み込み全身に捩じりを加えつつその右手をガシャポンドクロの顔面の部分であるドクロに突き出す。
「奥義・蜻蛉掴毟!」
別名を竜爪。パルの全身全霊を乗せた右手はドクロをあっさりと貫通し、内部にあったコアに傷をつけた。このコアは人間で言う所の脳や心臓に当たる部分であるため直接傷を付けられればその痛みは計り知れない。
必殺の一撃が決まり、パルは一度距離を取って静観する。美鈴に『戦闘は深追い厳禁』と教えられているのも一つあった。
「つ、強い」
――あのガシャポンもどきだって弱いわけじゃない。だけどそれ以上にパルさんの技術が上回っている。
その様子を見ていた霖之助はパルの強さに驚愕し、咲夜は満足そうに頷いた。
一方でガシャポンドクロはボコボコにやられつつも冷静に状況を把握し、全身に妖気を集め始めていた。
「ふぉ、フォフォフォ! 面白い小娘! 良いだろう、本気で行くぞ。カアアアアア!」
言うが早く、ガシャポンドクロの傷はそのままに腕や足にプラスマイナスの模様が描かれたネジが出現し、ドクロの額にはZの文字が浮かび上がってた。その両手にはコンセントコードを模した武器が握られており、先端の電極からは電撃が迸っていた。
流石にこのままでは分が悪いと判断した咲夜はパルに指示を出した。
「パル」
「何でしょうか?」
「武器の使用を許可します」
「良いんですか?」
「ええ、存分に」
「やった!」
……あれ? もしかしてパルさんって――戦闘狂?
その喜びように霖之助はとあるものを想像した。事実、そんなに間違っていない。
パルの手には背丈に見合わないほど巨大な鮪包丁が片手に握られており、霖之助はふと気が遠くなるのを感じた。それはとても霖之助が想像していたパルの、大和撫子のイメージとかけ離れていたからだ。
「フォフォフォ! 第二形態になるのは五百年振りだ!」
そんなパルは第二形態に移行したガシャドクロに向けて能力で分裂させた鮪包丁を投げ、牽制する。
「投擲・柘榴!」
ガシャドクロは驚き、直撃する寸前でギリギリ躱して事なきを得た。
「ぬぉあ!? 変身終了後のいきなりの攻撃はひ、卑怯だぞ! 全くこれだから女性はロマンが分かってな――」
女性にロマンを求めてはいけない。特に戦争中ならば尚更だろう。
「全力斬!!」
パルの手に握られた鮪包丁に気が宿り、大振りに振り上げて一気に振り下ろすと地割れを引き起こすほどの気の奔流が斬撃と共にガシャドクロに向かって飛んで行った。
「うっぎゃぁああああああ!!」
斬撃はガシャドクロの胴体を袈裟懸けに切り裂いて膝をつかせた。だが、それによってガシャドクロは怒りを露わにし、狙いを人里へと向けた。
「フォフォフォ! よぉく分かった! そっちがその気ならこっちにも考えがあるぞ!? 弾幕発動! 髑髏「晴天雷撃」!!」
「あ、あいつ人里を狙って!」
「フォフォフォ! 私を本気にさせたのが悪いのだぞ!」
叫ぶ霖之助と高笑いするガシャドクロを他所に咲夜はパルに指示を出した。
「パル、能力の使用を許可します」
「はーい!」
咲夜の指示を受け、パルの目が確かに輝いたのを霖之助は見逃さなかった。
「せいぜいそこで悔しがって見てい――聞いているのか!? って、え?」
聞いてない。むしろパルはメイド服のスカートの内側の裾にある元々はナイフ用のポケットから一枚の弾幕を取り出してガシャドクロに向けた。
「弾幕発動! 罰符「紅魔の奏でる百重奏」!」
――発動すると共に辺り一面、空と地面を覆うほどに量産された鮪包丁とナイフが現れるという地獄のような光景にガシャドクロは戦慄し、提案した。
「……こ、ここらで見逃してあげても良いぞ? こむ――お嬢さん」
対してパルは誰もが見惚れる最上の笑みで答えた。
「やだ」
パルの右手から振り下ろされる死刑執行の鮪包丁。百万本を超える弾幕がガシャドクロに迫り、その全身を串刺し、断末魔を上げることさえさせずに地に落とした。
悠々とパルは振り返り、笑みを浮かべて咲夜に勝利を報告した。
「勝ったよ!」
「お疲れ様です、パル」
「ううん、そんなに強くなかったですから。それよりも霖之助さん、大丈夫ですか?」
未だ地に伏していた霖之助はパルの攻撃に驚きつつも顔を上げて頷いた。
「え、ええ、大丈夫です。パルさん、強いんですね」
「そうですか? ボクよりも咲夜さんやフラン様の方が強いと思いますけど……」
――私には貴方が一番強いように思えます。
霖之助には謙遜に聞こえ、パルは本心からそう答えていた。一方で咲夜は紅魔館内部ではレミリアよりもパルの方が強いのではないか、と疑問を持っていた。
そんな邪な思考を振り切り、霖之助に視線を向けた。
「ともかく戻りましょう。霖之助さんの傷も一応永琳さんたちに見て貰った方が良いでしょう」
「す、すみません」
「それじゃ、運びますね!」
パルが両手を出した瞬間、霖之助の思考は加速して三つの予測を生み出した。一つは抱きかかえられる。二つ目は背負われる。三つ目は俵担ぎ。
一の場合は霖之助自身のプライドはメタメタのギタギタに切り裂かれるが代わりにこれ以上ない至福を味わえるだろう。二でも万が一……いや、百に一回くらいはムフフなアクシデントが起こる可能性が否定できない。三は――現実的にあり得なさそうということで破棄された。つまり可能性は五分五分。どちらに転んでも良いが出来れば堅実に二で――。
パルの両手は咲夜が持って来ていた手押しの荷台へと伸び、固定されていることを確認してから咲夜が霖之助の足を掴んで空中に放り投げ、荷台へと乗せた。
「……ありがとうございます」
「どういたしまして」
着地時の衝撃と無駄に期待した自分へのダメージに涙しながら荷台は動き始めた。
グラたん「投稿が遅くなったのには色々事情がありまして……お詫びも兼ねて今週は二話投稿しますね」




