16話 読めない考え
※クーレ視点です。
時間をかけてゆっくり見たつもりだけど
それにも限界がある
そろそろ戻ろう。
―――「戻りました」
「ね、ねぇ せっかくだし二人でお話したいんだけど いいかしら?」
え.........?
二人で?どういう風の吹き回しだ?
まぁ了承するしかないけど.........
「…分かりました。」
そしてご令嬢は傍に居る騎士達に向かって話しかけた
「ねぇ、二人きりで遊びたいから皆入口付近で待っていてくれる?」
騎士達を遠ざけたいと?
.........まさか!
やっぱり不満を僕にぶつける気なのか?
そこにある植木鉢とか投げられたりしないよなぁ.........?
「えっと......そうですねぇ......危険な事はしないとお約束していただけるなら......まぁ......
花にはトゲのある危ない種類もありますし、
花瓶や植木鉢は割れやすいので触れたり近づいたりせずに お二人で見て回るだけでお願い致します。
......では向こうで待機しておきますので、何かあればすぐにお声を掛けてください。」
「私達もあちらで待機しておきます。紅茶のポットは熱いのでお手を触れないよう、お願い致します
飲み物が必要になりましたらお声掛けください。」
「分かったわ。二人で奥の方を見てくるだけだから大丈夫よ」
「かしこまりました。では失礼致します。」
騎士とメイド達は私に向かって一礼してから入口付近に向かって歩いて行った。
あ.........行かないで.........
二人とか何言われるかわかったもんじゃないから!




