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プロローグ・かつて異世界転移者だった私

「ここに書かれていることは

君が読んだとしても

出来れば秘密にしておいて欲しい

悪い本当の話は、他人に教えてはならない」

挿絵(By みてみん)


ここに来てから何年経ったかわからない。

多分、もうそろそろ十何年になりそうな。


この街は、冒険者が溢れる街。

私は、古い洋風の街の片隅にある一軒家でひっそりと暮らす冒険者だ。


かつては私も異世界転移者というやつだった。

今の時代に定着した呼び方をするとそうなる。


昔は、そんな呼び方ではなかったのだが

たしか、人間とか道具とか、依り代とか…。


今では、ただの平凡な市民の一人だ。


しかし危険な荒くれ冒険者も多く

貴族や不良王族も住んでいるこの街で

目立つことは危険、場合によっては命取りになる。


出来るだけ音を立てずに、静かに過ごすのが

この街で生き延びるルールだ。



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