表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/442

キャベツと俺たち

ミキオ達はとんかつ屋に来ていた。


「ここ、キャベツ食べ放題だって」


ミキオが指さす。


「へぇ、そうなんだ」


タクローが言う。


「キャベツって何が1番美味しいと思う?」


カズが聞いた。


「うーん、やっぱりとんかつに添えられてるキャベツじゃない?当たり前過ぎて違和感ないもん」


ミキオが言った。


「俺はロールキャベツだな。あの肉とスープの染みた感じがいいんだよね」


タクローが言った。


「あぁ、確かにロールキャベツもあったな」


ミキオが身を乗り出す。


「俺は野菜炒めかな」


カズが言った。


「確かに野菜炒めも美味いな」


ミキオが今度はカズの方に身を乗り出した。


「オイスターソースで炒めるとスゴい美味いよ」


「うわ、今度やってみよ」


すると、とんかつが3人の前に運ばれてきた。


「うわ、美味そう」


「ホントに美味そう」


「マジで美味そう」


3人はそれぞれ声をあげた。


「やっぱり1番はとんかつのキャベツだな」


「間違いない」


そう言うミキオとカズを横目に、


「影響されやすいなぁ…」


とタクローが呟いた。




3人とも綺麗にとんかつを平らげた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ