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回転寿司と俺たち②
ミキオ達の前には、注文した寿司が運ばれてきた。
「よし、食うか」
3人は手を伸ばす。
「うん、美味い!」
ミキオは顔を綻ばせる。
「ホントだ!」
カズも笑顔になる。
「このマグロ、脂のってるな」
タクローが言った。
「よし、ドンドン頼もう」
ミキオはタッチパネルで注文する。
「茶碗蒸し食おうかな」
ミキオは、茶碗蒸しを注文した。
「そろそろきたな・・・」
30分後、ミキオは明らかに満腹になっていた。
「確かに調子に乗って食いすぎたな」
タクローも満腹そうな顔をしている。
「なかなか締まらないな・・・」
カズが言った。
「そうなんだよ。なかなかこれで締められるものが無いんだよな」
ミキオが言った。
それから10分後。
「く、苦しい・・・」
3人はしばらくそこを動けなかった。




