勇者と俺たち
とある所に勇者がいた。
勇者はある日、世界を救う旅に出た。
噂では、どこかに伝説の剣が存在していて、その剣で魔王が倒せると言われていた。
早速町や村に出て聞きこみをし、装備を集め、仲間を集め、万全の対策をした。
そして、魔王との決戦。
魔王はとても巨大で並の勇者がとても太刀打ちできる相手ではなかった。
だが、勇者は仲間を信じ、魔王と真っ向勝負を挑むことにした。
戦士は剣を振りかざし、魔王に向かっていったが、魔王には攻撃は効かず、返り討ちにあった。
僧侶はありったけの魔力をこめ魔法を放ったが、魔王には効かず、魔法を跳ね返されてしまい、返り討ちにあった。
ドワーフは力に物をいわせ、魔王に突進していったが、魔王に攻撃を繰り出され、返り討ちにあった。
残るは勇者だけになった。
ここで負けたらパーティーが全滅してしまう。
勇者は何とか知恵を絞った。
すると、何やら眩い光を放つ物体が現れた。
勇者は一目見て確信した。
それは伝説の剣だと。
勇者はその伝説の剣を抜こうと剣に手をかけた。
すると光は一層強くなり、剣は一瞬にしてーーー。
「そこで目が覚めたんだよ」
ミキオはタクローとカズに昨日見た夢を話した。
「うわ、続きが気になる」
「どうなるのよ」
3人は夢の話について花を咲かせた。




