表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
168/442

DVDと俺たち

「また雨か…」


ミキオは外を見ながら言った。


「こりゃ今日も止みそうにないな」


タクローが窓を見て言った。


「何しようか?」


カズが聞く。


すると、ミキオが棚からDVDを取り出してきた。


「最近、DVDを買ったんだ」


「へぇ、どんなの?」


タクローが聞く。


「見たことないドラマ」


ミキオが言うと、


「ド、ドラマ…?」


とカズがたじろいだ。


「なんか深夜にやっていたドラマみたいなんだけど、なんか面白そうだから借りてきたんだよ」


「深夜…」


カズもちょっとたじろいだ。


「ちょっと見てみるか」


ミキオは、DVDをセットして再生ボタンを押した。




「なんというかこれは…」


カズが言う。


「なんというかねぇ…」


タクローは反応に困ったような顔をした。


「これは深夜にしか放送できないな」


ミキオも若干引き気味である。




再生が終わり、ミキオがDVDを取り出す。


ケースにDVDをしまうと、


「ちょっと返しに行ってくるわ」


と言った。


タクローとカズは一斉に頷いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ