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ゲーム実況と俺たち

「この人のゲーム実況動画が面白いんだよ」


ミキオが自宅のパソコンを操作しながら言った。


「『ゆうしゃえー』か…」


カズが言った。


「あんまり聞いたことないけどな」


タクローが言った。


「とにかく面白いんだ。動画見てみてよ」


ミキオはパソコンを操作して動画をクリックした。




「はい、どうも!『ゆうしゃえー』です!」


ゆうしゃえーが自己紹介をした。


「意外とテンション高いんだな」


タクローが言った。


「うん、そうなんだ」


ミキオは画面を見つめながら言った。




やがて、ゆうしゃえーはゲーム実況を始めた。


「やばいやばいやばい!」


ゆうしゃえーが絶叫した。


「やばいやばい!マジでやばい!」


「なんかヤバいしか言ってないな」


タクローが言った。


「まぁ、見ててよ」


ミキオが言う。




やがてゆうしゃえーは、ボス戦に挑戦することになった。


「やばいやばいやばい!やられちゃう!」


ゆうしゃえーは実況を続ける。


「また『ヤバい』って言ってる…」


タクローが呟く。


「タクローは何でそんなに厳しいの?」


カズが言う。




ゆうしゃえーの実況は終わった。


「な、面白かっただろ?」


ミキオが2人に聞く。


「俺は面白かったけど…」


カズがタクローの方を見る。


「俺も面白かったよ」


とタクローが言った。


「面白かったんかい!」


とカズがツッコんだ。


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