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やり残したことと俺たち
ゴールデンウィーク最終日。
「明日から学校か…」
ミキオはカレンダーを見ながら言った。
なんかやり残したことないかな。
ミキオは考えた。
このまま連休を終わらせていいのかどうか。
ミキオは考えに考え抜いた結果、
「買い物に行こう」
と思い立った。
ミキオは家を出た。
どこかデパートに行こう。
ミキオは徒歩でデパートに向かった。
近くのデパートに着いた。
何か商品を買おうとしたら、見たことある人を見つけた。
「お、タクローじゃん」
タクローはミキオに気がつくと、
「あ、ミキオ」
と挨拶をした。
「タクローもデパートに来たのか?」
「うん、そうなんだよ」
2人で回っていたら、また見覚えのある顔を見つけた。
「おーい、カズ!」
カズは振り向くと、2人の元に駆け寄ってきた。
「カズもデパートに来たのか」
「そうなんだよ」
「考えることは一緒なんだな」
ミキオがそう言うと、3人は苦笑いをした。
明日から学校である。




