表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/442

眠気と俺たち

「でさ…」


ミキオ、タクロー、カズは今日も教室で話している。


が、ミキオの様子がおかしい。


なんというか、スゴい眠気がミキオを襲っていた。


「ミキオ、なんかスゴい眠そうだな」


タクローが指摘する。


「あぁ、昨日徹夜でゲームやっちゃってさ」


ミキオはまた1つあくびをする。


「ダメだな。時間を決めてやらないと」


カズが笑う。


「んー、わかっちゃいるけどやめられないんだよ。今日はここまでやりたい、ってなっちゃうんだよ」


「わかる。なかなかやめられないんだよな」


タクローが同調する。


「このままだと今日も寝不足だな」


ミキオがうなだれる。


「やっぱり時間を決めた方がいいよ。長くやるとやっぱりタクローが言ったみたいにやめられなくなるし」


カズがミキオに話しかける。

か、ミキオは返事をしない。


「おい、ミキオ、聞いてるか?」


ミキオの返事はない。


「おい、ミキオ!」


すると、ミキオのいびきが聞こえてきた。


「…今寝ているか…」


「寝かせておくか」


タクローとカズは、ミキオを起こさないように席に着いた。


その後、ミキオは授業が始まるまで夢の中にいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ