表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/442

宿題と俺たち

「あぁ、分からない」


ミキオは頭をかいた。


今日はミキオの家で宿題をしていた。


「本当にこの問題難しいな」


カズも頭を抱えている。


「あぁ、この問題はね…」


タクローは問題集を見ると、あっという間に解説して見せた。


「すげぇ!タクロー、こんなの分かるんだ」


ミキオは感心している。


「じ、じゃあこの問題は?」


カズは分からない問題を指さし、タクローに聞く。


「あぁ、これはね…」


タクローはまたもや問題をいとも簡単に解説してみせた。


「タクロー、すげぇ!」


カズも感心している。


「タクローって頭いいよな」


ミキオが言う。


「いや、そんなことないよ」


タクローは謙遜した。


「いや、俺たちなんかよりずっと頭がいいよ」


「なんか俺、勝手にあまり勉強が出来ないことにされているんだけど」


カズが不満気な顔をした。


「いや、予習と復習をちゃんとしていればちゃんと成績が上がるよ」


タクローがそう言うと、


「よしゅう…?ふくしゅう…?」


とミキオが言った。


「タクロー、ミキオはゲームばかりしているから予習や復習なんてしたことないんだよ」


カズが言った。


「まずはそこからだな…」


タクローは頭を抱えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ