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リベンジと俺たち

「こんなはずじゃない…」


ミキオ達はEPAXと呼ばれるゲームをプレイしていたのだが、あっという間にやられてしまったのであった。


「もう1回プレイさせてくれ!」


ミキオは2人に頼んだ。


「まぁ、ほぼ何もやってない感じだし…」


「俺たちもそんなに活躍してないし…」


2人も消化不良みたいな感じみたいだったので、リベンジに了承した。




「前はガンガンいきすぎたから、今度は慎重にいこう」


ミキオは2人に呼びかけた。


「じゃあ、俺は見張っているわ」


カズはそう言って、物陰に隠れた。


「じゃあ、俺はこっちに隠れてるわ」


タクローもそう言って、物陰に隠れた。


「俺はここでジッと待ってるわ。リーダーとして」


ミキオはそこでジッと待つことにした。


「いつ、リーダーになったんだよ」


カズが軽くツッコむ。




「…来たぞ!」


タクローが声をあげる。


「よし、リーダーの俺に続け!」


「だから、いつリーダーになったんだよ!」


ミキオの合図で3人は一斉に敵に襲いかかった。


「やった!倒した!」


カズがガッツポーズをした。


「おい、次々に敵が来るぞ!」


ミキオがカズに声をかける。


「やべ!」


カズがそう言った時にはもう遅く、カズはやられてしまった。


「カズの仇は俺がとる!」


タクローは飛び出して、敵に向かっていった。


しかし、タクローもやられてしまった。




「ヤバい…。また二の舞になっちまう…」


ミキオには嫌な思いがまためぐってきた。


何とか敵に気づかれずに倒せる方法はないものか。


ミキオは敵の背後に回り、勝機を伺った。


「今だ!」


ミキオは隙を見て飛び出した。


しかし、敵に見つかり倒された。




「また倒された…」


ミキオがうなだれる。


「でも、前よりは動けたよ」


タクローが言う。


「タクローはポジティブだな」


カズもそう言うと、うなだれた。




「このチーム、弱いな」


同じ頃、三輪は家でこのゲームをプレイしていた。


画面には、ミキオ達の名前が映っていた。

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