3 なるほどねぇ
「えぇと、左から順に...」
左から順にこう書かれていた。
・元素の神 エーレ
・大海の神 キープ
・自然の神 カデン
・魔の神 オプコム
・深淵の神 アモウ
・創造の神 スロベア
「えぇ、俺もいるんだ。」
誰だこいつって思ったやつ、俺のことだった。
俺ってこんな美しい顔じゃないぞ。
美化されすぎだろ。
まぁ、それは置いておいて。
「俺が創った奴らと俺を含めた6人が6大神王って呼ばれてるのか。」
経過書の2ページ目を開く。
「えぇと、大地が出来て、海と山が出来た。その次に魔素が生み出され光と闇と元素が出来た。そして、人や魔獣などの生き物が誕生した。」
なるほど。
俺は3ページ目を見た。
「生き物は魔獣、魔人、人間、魔王、勇者、精霊、神のことである。
魔獣は深淵の神によって生み出された。
魔人と魔王は魔の神によって生み出された。
人間と勇者は元素と大海の神によって生み出された。
精霊は自然の神によって生み出された。
神は最高神の創造の神によって生み出された。」
最後のやつはそうだな。
俺が創ったし。
「へぇー、あいつらもちゃんと頑張ったんだなぁ、俺が寝てる時に...。」
もうちょっと先のことが知りたい。
俺は10ページ目を開いた。
「えぇと、主に光は人間、闇は魔人が使用する。魔獣は両方とも使うやつもいる。元素はその生物によって使える物が違う。精霊は元素しか使えない。神は全能である。」
なるほどね。
「それぞれ信仰している神がいる。中には、複数の神を信仰している者もいる。」
信仰とかしてるんだ。
なんかめんどくさそ。
「今現在人間と魔人は争いをしている。魔王を倒すべく、人間は勇者を代表して戦闘を行なったり、逆に人間を滅ぼすために、魔王は魔人を鍛えて人間の街を破壊している。
精霊と魔獣は中立状態。神は天空にいる。6大神王の創造の神を除いた5大神王は地上にいるが、場所は不明。」
なんかさらっと大変なこと書いてあったなぁ。
魔王と勇者で戦争してるのか。
神は何をしてるんだか。
生みの親として恥ずかしいぞっ!
「まぁだいたいのことは把握した。俺が前に創った《状態情報》が若干悪い色をしてるなぁ。」
状態情報とは色によって世界の危険度が分かる俺特製の水晶だ。安全は青色、やや安全は水色、やや危険は黄色で危険が赤色、この世の終わりに近い場合は黒色だ。
「てか部屋に外の奴ら、俺のことなんで知らなかったんだ?もう一回出て聞いてみるか。」
一応この経過書によると最高神とか言われてるし、完全に爆睡してたけど、この世界創ったの俺だし、威厳というものを見せてやろう!
そして俺はドアを開けて部屋を出た。




