2 えぇ怖
「っは!」
とても疲れが取れた気がした。
このベッド気持ち良すぎだろ。
さすが俺専用ベッド。
さて、今は何時だろうか?
俺は部屋から出た。
部屋の外にある、大きな丸い水晶にこの場所が出来てからの年数が書かれている。勿論、俺が創った。永久に動く。
部屋を出た途端、複数の視線を感じた。
複数どころじゃ無いわ、目の前にいる多くの人が全員俺の方見てたわ。しかも驚いた顔で。
「え、誰?」
さらに全員知らない人。
俺は上にある水晶を見た。
「えぇ!!!3252年!?」
思わず口に出して叫んでしまった。
部屋に入る前は35年だったのに、そこから3517年も経ってしまったのか。ってどんだけ寝てんだ俺。寝るとかじゃ無いだろ、死んでるだろ。まぁ一回死んでるけど。
俺が驚いていると、ちょうど目の前にいた女の人が声をかけてくれた。
「あのぅ、どちら様でしょうか?」
「え、あっはい。アートですが。」
「アート...?ちょっと分かりませんね。どちらから来たのですか?」
「どこからってここから。」
俺は部屋のドアを指差す。
「よく分からないんですが、どちら様の勢力ですか?」
「勢力...?何だそれ。」
「勢力は勢力ですよ。例えば元素の神、エーレ様や
魔の神、オプコム様などなどです。」
エーレ?オプコム?さっぱり分からん。
「誰?エーレとかオプコムって。」
殺気を感じるようになったな。てかなんか全員怒ってね?なんかやっちゃった?
「6大神王様達のことを呼び捨てなんて、なんてことでしょう!牢屋にぶち込んでおきなさい!」
え、性格変わった?え、え、なんか2人ぐらい剣持ってこっち来るんだけど。怖いから部屋戻ろ。
「失礼しましたぁ。」
「まてぇええ!」
ドンっ!
「あっぶねえええ!剣で刺されるとこだったぜ!それにしても3000年程の間にどうなっちゃったんだ?」
俺は魔素をちょぴっと使って《経過書》を創った。
多分このおよそ3000年のことについて書かれてるはずだ。ちょっと勉強しよう。
俺は1ページ目を見てびっくりした。
そこには俺が創った奴らの絵が載っていたからだ。




