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豪華な食事

昨日は投稿できなくてすみません。


なので、今日は2話投稿します!

 メーデルさんのご飯を待っている間クロ達と久しぶりのもふもふタイムをしていると、ケダンさんが戻って来た。


「いやー、楽しかった!!」

「あ、おかえりなさい」

「ただい……ま」

「ん? どうかしました?」

「あ、い、いや。なんでもない」


 なんか、いつもとは違い、よそよそしいケダンさん。

 これは、あれだ。


「そうだ。ケダンさん。僕達の話するの楽しかったですか?」

「え? い、いやー、そんな事は……して……ない」

「そうですか。でも、メーデルさんが言ってましたよ。御近所さんに僕たちの話をしてるって」

「あ、はは。すんません!!」


 ケダンさんはそれはそれは綺麗な土下座を見せてくれた。

 まぁ、してしまった事にとやかく言う気も無いけどね。


「え、ちょっ、そこまで怒ってないので、頭を上げてくださいよ」

「許してくれるのか?」

「許すも何も、怒ってないですから」

「そうか。良かった」

「お待たせ!」


 その時、ちょうどメーデルさんが大きい器を持ってキッチンから出て来た。


「あら、帰って来てたのね」

「おう、ただいま。今日豪華だな」

「当たり前じゃない。あの、ポセイドンを捕縛した当人がここに居るんだもの。奮発するわよ!!」

「そうだな。よし、今日は騒ぐぞ!!」


 そして、今日の食事が始まった。


 今日の食事は本当に豪華だ。この間釣り上げた魚をウミ達に渡す予定だったのだが、それをメーデルさんに捌いてもらって、盛り付けてもらった。

 さらに、その魚は肝も食べられるので、ポン酢と和えて食べた。

 他にも、ケダンさんが釣って来た魚で、売ることの出来なかった魚も捌いてもらった。


「いただきます」


 まずは、ケダンさんが釣って来た魚のお刺身を醤油につけて食べる。


「美味い!」

「そうか? 良かった。さ、じゃんじゃん食べろ!」

「はい!!」


 そこからは、食事に集中してしまい、ケダンさんが釣って来た魚を食べるまで一言も喋らずに食べていた。


「美味いの」

「ウミもそう思う?」

「うむ。とても美味じゃ」

「クロは?」

「にゃー」

「そっか。美味しいか」


 でも、ちょっと不満げだな。


「ルルは?」

「美味いです!!」


 ルルも美味しそうに食べるので、僕もつい微笑んでしまう。

 モフラは言わずもがな、食べるような口が無いので僕の魔力を食べている。


「さて、続いてはこれだね」


 次に待っているのは、あの、超超高級魚だ。

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