表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/151

領主様

 領主館の中に入った僕たちは、応対室に通された。


「あと少しで、領主様が来ますので、何かありましたらそこのメイドに申してください。それでは、私はここで一度失礼します」


 そこで、案内してくれたメイドさんと別れて、新たなメイドさんが現れた。


「失礼します。紅茶をご用意しました」


 紅茶は僕とウミの分が用意されて、クロとルルには牛乳のようなものが渡された。


「この牛乳美味しい」


 ルルは、結構気に入ったようでその後も夢中で飲んでいた。

 僕も、出された紅茶を飲んでみた。


「お、美味しい」

「良かったです。こちらのお菓子もどうぞ」


 お皿に乗って出て来たのは、クッキーだった。


「これは、甘くてしかもちょっと塩っけがある」

「はい。塩はそこの海で取れた物を使用しています。世界的に見ても高級な塩を使用しています」


 紅茶とクッキーに夢中になっていると、扉がコンコンと音を鳴らした。


「領主様の準備が整いましたので、案内をしに参りました」


 と、言うことなので先程のメイドさんに付いて行き、奥の部屋の前で止まった。


「領主様。お客様をお連れしました」

「入って良いわよ」


 中に入ると、そこに居たのは領主にしては珍しい女性だった。


「改めて、いらっしゃい。私はカイガランスの領主をしているマリン・カイガランス。マリンって呼んでちょうだい。さ、座って」


 そう言われて、ソファに腰掛けた。


「は、初めまして。ぼ、私はイサミと言います。こちらから、猫のクロ、白狼のルル、幸運スライムのモフラ、九尾のウミです」

「よろしくね。さ、本題に入る前に、私の事覚えてない?」

「え?」


 改めてマリンさんの顔を見てみると、何か見覚えがある気がする。


「ほら、図書館の」

「……図書館。あ、あぁ、本を教えてくれた人ですか?」

「お、思いましてくれましたか。お久しぶりです。あの本はどうでした?」

「はい。大変面白かったです」

「そうですか。良かったです。では、本題に入りましょう」

「イサミさん。ポセイドンの拘束ありがとうございます。これは、報酬です」


 机の上にドンッと置かれたのは大量のお金だった。


「これは、ポセイドンの捕縛の報酬です。中には、白銀貨3000枚入ってます」

「っ!?!? は、白銀貨3000枚!?!?」


 それはもう、国の総資産の倍はある。


「な、なな、なんでこんなに?」

「なんでって、話には聞いてると思いますが、ポセイドンの捕縛又は討伐はこの領が出来てからの祈願ですよ。それを成し遂げてくれたのですから、その報酬は妥当な物ですよ」


 そして、僕は個人でものすごいお金持ちになってしまった。

ここで、お金の価値について

銅貨、銀貨、金貨、白銀貨の四種類がある。

白銀貨を除き、10枚で上の硬貨と交換できる。白銀貨のみ金貨100枚で白銀貨に交換できる。

それぞれの硬貨を日本円で言うと、銅貨が10円、銀貨が100円、金貨が1000円、白銀貨が100000円となっている。


なので、今回の白銀貨3000枚は、3億円にものぼる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 下から数えて6行目の、 「それはもう、国会の総資産の倍はある。」この国会は何処の国会を指しているんですか?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ