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クロウリン

「精霊王さん、5日間お世話になりました。精霊の皆さんにもよろしくお願いします」

「分かったわ。それじゃ、元気でね。それと、またいらっしゃい」


 精霊王さんと別れた僕はクロウリンの入り口に来た。


「身分証を提示して下さい」


 僕はステータスプレートを提示した。


「その魔物達は、契約獣ですか。どうぞ、お通り下さい」


 身分証の提示が終わり、クロウリンの中に入った。


「えっと、ギルドはどこだ?」


 近くに案内板があったのでそこで確認した。


「お、ここから近いな。中央道をまっすぐ進んで、左の角か」


 クロウリンに入ったのがお昼頃で、お昼ご飯を食べていなかったので、ギルドに行く途中にある屋台で買い食いしてから、ギルドに入った。


「これが、ギルドか」


 入り口から入り、左側には酒場があり、屈強な男達が座っている。そして、右側には受付嬢が座っていた。

 僕は左側をちらっと見て、直ぐに左側の受付嬢の元に向かった。


「こんにちは。今日はどのようなご用で?」

「ギルドに入りたいんです。それの受付をお願いします」

「かしこまりました。では、こちらの部屋にお願いします」


 ギルドに入るために色々書類を書くため、その場では行わずに、個別の部屋で行うのだ。

 なんか、見られている気がするが、振り向いたら死ぬ気がする。


「さ、この部屋にどうぞ」


 その後、書類を書き終わり、ギルドの説明を聞いた。滅茶苦茶長い!!


 って、事で、ここで簡潔に纏めようと思う。


・ギルドに入ると、ステータスプレートにギルドの項目が追加される。


・ギルドにはランクがあり、そのランクで受けられるクエストが変わる。


・ランクはE〜Aの5つあり、その上にSランクと言う人間離れした人が3人いる。


・魔物を倒したら、街の入り口の横に受付があるから、そこに頼んで魔物の解体を頼むことが出来る。


・もし、持ち運べない魔物を倒したら、ステータスプレートからギルドに連絡して、カートを持ってきてもらう。


・冒険者同士のいざこざは、ギルドは介入しない。ギルドは、クエストを受けるための仲介役だから。


 ま、こんなところだ。


「た、多分。覚えました」

「あはは、覚えなくて良いわよ。これに全部書いてあるから」


 そう言って、受付嬢は本を渡してきた。


「ありがとうございます」

「さ、これで終わりよ。ランクはEからのスタートよ。それと、契約獣って分かるように腕の所にこれを付けてくれるかしら」


 渡された布をそれぞれに付けーー


「モフラはどうしましょう」

「うーん、そのままで良いわ」

「分かりました」


 それぞれの脚に巻きつけた。


「それは、特別製でね。成長しても、その大きさに丁度いい大きさに勝手に変形するから、特に何も気にしなくて良いわよ」

「へー、ありがとうございます!」


 ギルドに所属して次は宿屋を見つける事にした。

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