親子揃えば難とやら
投稿予約のストック終わっていたのですね!?
お待たせ致しました(^.^)(-.-)(__)
彼らが議題について話しているとき、リゼルは『魔の森』・・・人間と魔族が住む境目がある森に魔王軍第三隊と合流していた
「リゼル様、昨日の訓練レポートです」
「ありがとう」
黒豹から貰ったらレポートを見ながら彼等に次の指示を出した
「これから二人組を作り山頂の杉木まで10日で到着して貰うわ。注意事項は、昼夜問わず襲撃者がいるから気を付けるようにね。赤のペイントが付けば致命傷・黄色は掠り傷程度を表すわ。もし赤が着いたら3日は森を出た町で休養し再び杉木を目指して頑張ってね」
と口頭で伝えるなり彼らの前から姿を消した
◇◇◇◇◇
俺達魔王軍第三部隊は朝も明けない時間からとある森に向かい空を駆けていた
「隊長!そろそろ目的の森につきます」
「森の手前の村で騎竜を預け夕方までには第一地点までいくぞ!」
「「「はっ!」」」
先頭を駆けていた彼の言う通り目の前に広がる森とその麓にひっそりとした村と言うよりも集落が出来ていた
彼等は寂れた集落の族長に騎竜を預け予定通り第一地点まで魔物を倒しながら進んだ
「隊長~何で俺達こんな森にきてんでしょか?」
各々のサバイバル道具を背よいながら早歩きで進んでいたら隊員が話しかけてきた
「あ~それはだな・・・」
黒豹・・隊長アルキゴスは、死んだ魚のような目で語り始めた
彼らがこのサバイバルを行うことになったのは3日程前。第三部隊隊長のアルキゴスは王命で魔王城へあがっていた
「この頃、人族からの侵入が多くないか?」
と言う魔王陛下の言葉がそもそもの始まりだった
宰相。グラテスフは今までの人族かの被害をグラフ化したものを全員が見えるようにスクリーンに透写し一度人間の国を見に行くべきだと告げた
それに対して総司令官であるマルキシオスは賛成したが、時期が時期だからと来年を目処に行うべきだと主張した
「双方意見が出たな。我は総司令官と同じ意見だ」
いつもならこれで話が終るはずだった。彼等3人の場合ならばだ
この場には何故か呼ばれたアルキゴスと公の場意外はほとんど会議に出席しない彼女がいる
「第三部隊隊長。軍第三指導官。ソナタらはどう思う」
「はっ!私も陛下と同じ意見でございます」
陛下の目がアルキゴスからリゼルの方に移ると彼はホッとしていた
「私は、今すぐにでも行うべきだと思いますわ。何故なら今は、先日の内乱で入国事態が簡単に行えますわ」
「だからと言ってこの時期どの部隊も長期遠征は不可能だ」
リゼルの父、ザイゼルは真っ向から否定した。が、リゼルは余裕よ表情のまま
「何も一部隊全員が人間の国へ出向かなくても良いのですわ。たったの一人。人間の国へ入り込み視察をしてきたら良いのですもの」
と言うと開けていた扇子をパチッと閉じ見とれるような笑顔で
「私が、視察してきますわ。丁度、近々赴く予定でしたもの」
「お前では荷が重すぎる!」
「何を仰いますの?その近くの森で第三部隊はサバイバルを行いあの森でより多くの魔物馴れを行って貰う間、ほんの少し人間の国へ入り情勢を聞いてくるだけですわ」
と言い切りリゼルは陛下の方へ近づきその場で膝を折り
「この任。私にお任せ願えますか?」
「陛下!」
異を唱えるザイゼルと成り行きを見守るアルキゴスとグラテスフ
魔王は四人を見渡し最後にリゼルの方を見るなり
「今、ソナタに国を開けられては困る」
「では───」
ザイゼルが畳み掛けようとしたが
「だが、ソナタの言い分にも一利ある。3日、ソナタに渡す。潜伏は3日で人間国の情報を掴み行きと帰り2日有れば事足りるだろう。計5日のうちに行って帰って来いこれが出来ないと申すなら来年を目処に行う」
「5日以内には必ずお戻り致します」
陛下は頷くと
「ソナタらも良いな」
「「「はっ」」」
「その指導官様はどちらに?」
「学園で外部講師を行っている」
「「「「「・・・はあ!?」」」」」
彼らの声は森に木霊した




