食堂で
トゥリトスとストラテーゴスが軍専用の食堂へ向かっている最中鍛練を見ていた少女は呼び出された要件を聞き終わり謁見した際の軍服姿で食堂へ向かっていた
彼の世話係は黒豹に任せるべきだと思うのだけど?何故私が行ったり来たりと時間の無駄ではないのかしら
少女はどこか憂鬱気味に食堂に入るとすでに食事トレーを3人分と二人の第三と他国の騎士が待ち構えておりスルーしようと列に並ぼうと足を向けた
「リゼル様!お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
食堂にいる軍人達が彼の声に気づき第三の者達は立ち上がり敬礼しその他の部隊は軽く頭を下げ食事に戻った
少女は内心では頭を抱えていたがおくびにも出さず
「構わないわ。お食事を進めてくださいな」
とだけ伝え黒豹のいる席につき彼が椅子を引くのですんなりと座り
「貴方達もお座りなさいな」
「はっ」「はい」
二人が座ったのを見ながら話を始めた
「昨日のうちに行っておくべき事だったのだけど、別の案件で今日まで伸ばさせて頂きましたわ」
彼女は、本来マナー違反だが時間も押しているので食事をしながら話始めた
「まず、魔王軍と騎士の2種類の武が存在し私は魔王軍第三部隊の指導者リゼル。リゼルレディシオ・ギネカ・マルキシオスと申します。以後お見知りおきを」
「俺・・・私はアルペシル王国総指揮官を務めています プサカス・ストラテーゴス と申します」
「お互いに軍または騎士に所属している身。階級はそちらの方が上なのですからそこまで畏まらなくても大丈夫ですわ」
「い、いえ!そう言うわけには参りません!!」
リゼルは困ったように微笑みながらも話を続けた
「基本的にあなた様の行動は制限されませんが城下町へ下りたい場合は私か彼、アルキゴスに伝えてくださいな。何か聞きたいことはありますか?」
彼はどこか困惑したようにたずねてきた
「今日以外に何処かでお会いしたことが有るでしょうか?」
「さぁ?何処かですれ違っていたかも知れませんね」
彼女はそれ以上何も言わず微笑み、彼の質問が無いことを確認するなり
「私、これから別の事案がございますのであとの事はアルキゴスに任せますわ」
それでは失礼と彼女は告げると食器を返し料理人とにさん事話食堂を後にした。残された彼らも食器を戻しながら
「昨日、何処かであった気がするんだが・・」
「何処で会ったんだ?すれ違っただけじゃねぇのか?」
「いいや、今日のようにそぐわない場所で・・・」
こりゃ思い出すのも時間の問題かもな
と黒豹は思いつつも
思い出したときは思い出した時さ
と軽く考え書類の処理が溜まっていく事を思いだしため息をついた
その頃リゼルは彼があのときの事を微かに覚えていた事に少し驚いてた。あの時彼女は影が薄い人に成り下がっていたし姿も声質も多少変えていたので、名前だけでばれるとは思ってもいなかった。だか、それはそれでリゼルは面白いととらえ場合によっとは彼の故郷に侵入して過ごすのも面白いかと考えていた
リゼルは自宅へ戻り制服に着替えると午後からの魔法実技に備え魔力減のブレスレットを着け実技に挑んだ
「本日は物理無効化について教えます。まず物理無効化とは一昨日起こった時瓦礫や爆弾・銃等の魔力とは別の攻撃を防ぐもので」
リゼルは上の空で話を聞き流しながらそう言えばゼッルは何処へ送り込んだんだっけと考えながらも魔力減のブレスレットのお陰で数発うてば潰れる物理無効化の防御壁を作っては壊され2・30分したらまた作ってを繰り返し徐々に一般の人と同じ硬さまで調節して落とした
リゼルの頭の中は今日も来ていないアスターこと魔王陛下が宰相様を虐めていないか心配であった




