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劣等生はどこへ向かう?  作者: 美夜
30/59

とある国にて

リゼル達が茶番劇をしていた時。とある国では少々物騒な出来事が起こっていた


「隊長!第一部隊が間もなく到着予定です」


「分かった」


「隊長!!第三隊員が反乱軍を率先してきています!」


「第二部隊に事の収集に向かわせ」


隊長と呼ばれている大男は2ヵ月前に辞職したばかりの60過ぎの男性だ。近衛まで上り詰めようやくゆったりと休めると思った3週間後国王陛下に呼び出され登城したが最後。彼のスローライフが一気に崩れ去り、何故か軍事の総指揮官を任された哀れな男だった


「た、隊長!大変です」


「今度は何があった」


「隠密隊より連絡で第一部隊、部隊長が仲間により暗殺されたとの報告です!!」


元直属の部下が殺されたことに心を乱すほど柔でない彼は直ぐ様別の指示を出し、次々と上がってくる書類に目を通し慌ただしく出入りする彼らに適切な指示を出しながら亡き部下の冥福を心から祈った



「隊長!」


彼がようやく夜食にありつけた時一人の見習い騎士が入ってきた


「何が起きた?」


「は、はい!民の暴動が城まで近づいてきてます!」


彼は間に合わなかったか・・と思いながらも次の策を指示し、書類に戻ったが数分経っても出ていかない彼に不審を抱き


「他に何かあるか?」


と聞くと


「申し訳有りませんが、貴方が居られると・・・」


見習い騎士が最後まで何かを言うのを聞く前に彼の体は机にうつ伏せに倒れていた。じんわり広がる血を見ながら


「邪魔なんですよね~せっかく上手く行ってたのにあんたが戻ってきたせいで狂ったんだから~」


見習い騎士は誰にも気づかれずその城から抜け出し第一部隊に合流するため魔道具を使いその場を後にした



それから真夜中に民の反乱を無事止めた彼等は報告のため隊長のもとへ向かっていた


「やっぱ、あの方が戻ってきて下さって助かったな」


「そうだな。あの方が戻ってこなければ暴動を押さえられなかったしな」


「この事が終わったら俺らから何かプレゼントでもするか?」


「それは良い!あの方は魔界に行きたがってたからどうにかして許可を貰うか!」


「そうだな!」


彼等が彼がいるであろう執務室の扉にノックをするが返事がなく二人は顔を見合わせ


「「失礼します」」


執務室には電気が付けっぱで彼が机にうつ伏せになって寝ているようにも見えるが、二人の顔は真っ青になり


「「隊長!?」」


駆け寄り脈を診るとまだ息があった。二人はポーチから治癒系統のポーションを取り出しありったけかけた。そのお陰で傷はいえたが、危険な状態にはかわりなく一人が医務室に連絡に行きもう一人は隊長をベッドへ運んだ。それからほどなくして軍医が彼を治療し一命をとりとめた



そんな彼は2・3週間は目を覚まさないだろうと言われていたが()()()()()()に目を覚まし、何事もなかったかのように指示を始める彼に周囲は『奇跡だ!』と喜んでいたが、仕事を始めた辺りから『頼むから安静にしてくれ!』と悲願していた


それから一日ほど経った彼は、事態の深刻さに頭を抱えいきなり


「かの国に謝罪と弁明しに行く!」


と言って皆が止めるなか魔道具の着いた馬に乗り5日かかる道のりを1日半で到着し関所で訳を話すが追い返され不法入国してでもと考え始めている彼は再度列に並び自分の番になる待てただただ待っていた。雨が降り出し、他の人達が自身の魔法で雨から身を守る中彼はびしょ濡れになるのも構わずに並び続けた


そんな彼に一人の男性が、関所横にある軍が使用する門に向かっていた男性は雨に打たれながらも並び更には魔力が()()()しかない()に気づき彼がなんの目的で入国するのか気になった彼は、関所にいる彼らに3ヶ所に分かれ捌くように指示を出し彼が並ぶ列の関所官と入れ替わり他の方を速やかに捌いた


「次の方。出身国と名前・種族・地位・目的をどうぞ」


「アルペシル王国から参りましたプサカス・ストラテーゴス 種族は人間 地位は総指揮官。目的は魔王様に謝罪と弁明です」


彼の持つ鑑定と相違ないので許可を出そうとしたが


「第三隊、隊長様!流石に人間の入国を許すなど!」


彼は今回の事を任されているあの方へ念話を送った


『お忙しいところ申し訳御座いません。今、関所に居るのですが・・・』


『以外に速かったわね』


『ご存知なのですか!?』


『彼を通し案内役として貴方が城内まで案内して上げなさい』


『か、畏まりました』


念話が一方的に切れ彼の手元にはあの方が許可したと言う印のネックレスがあった


「あの方が許可なさった」


「・・・か、かしこま りました」


側にいた関所官は眼が飛び出るほど驚き目の前にいる人物が国賓並に扱わなければならない相手だと知り真っ青に顔を染めた


「も、もうしわけございません。ま、まさかあの方があなた様を及びになられていたとは・・・それなら先に言ってくださればよろしいのにお人が悪い」


相手の人間は訳が分からないようだがまぁ、あの方だしと彼は納得し


「こちらをお付けになって関所をお通り下さい。そこから先は俺が城内まで案内をします」



黒豹の名前って出してました?うぅ~ん久しぶりのキャラで名前が不明です

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