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銀髪の少女

更新遅れてすみません。お待たせしました。


…あれ?待ってくれてる人いんのかな?

「どこですかねえ…。」


「さあな…。」


コートのフードを被りながらコソコソと移動する鈴音とだるそうに煙草に火を点ける息吹。


(なんにしても早く保護しねーと…。)


写真を確認する。そこに写っていたのは、長い銀髪の10代後半の…少女と女の狭間の人物。


銀髪。という事はここの住人に酷い目に遭ってきたに違いない。


髪の毛を乱暴に掻きながら曲がり角を曲がろうとした時。


「きゃ…っ!?」


「うお。悪ぃ。大丈夫…か…?」


息吹にぶつかり尻餅を吐いた人物。


そのローブのフードから覗くのは銀髪。


「………。」


手元の写真と目の前の人物を見比べる。


写真。


少女。


写真。


少女。


「見つけた。鈴音、保護。」


「え!この人ですか!?」


「…!」


息吹がポケットの中に写真をしまい、鈴音に告げる。


目の前の少女は写真の人物と同一人物。


だが少女は鈴音を見た瞬間目を見開く。


「一緒に逃げましょう!」


「え」


「は?」


「早く!」


「え、え~…」


少女は鈴音の手を引き駆け出す。


戸惑いながらも鈴音が後に続く。


「おーい…ったく置いてくなっつの…ッ!?」


二人を追おうとした息吹の足が止まる。


小さく舌打ちをし、ゆっくり背後を振り向く。


「…いるんだろ。出てこいよ。」


鈴音と話していた時とは全く違う低い声。


「ははは。お見事。まあもっとも…。」


建物の影から現れたのは、ここにはいるはずのない人物。


「これくらいの気配に気付けなければ軍人失格だけどね。」


笑顔を顔に貼り付けたディストだった。


「一々癪に障る奴だな…てめえは。」


銜えていた煙草を地面に落とし、踏みにじってから剣を抜く。


「なんでここにいやがる…。」


「魔術師をもらっていこうと思ってね。幸いこの国見張りが甘いから少人数なら簡単に不法入国出来たよ。」


「魔術師の行方不明、死亡が続いてんのはやっぱりてめえらのせいか…。ふざけんじゃねえ…!」


「ふざけてないさ。女王様の命令だからね。」


「不法入国者は…大人しく自分の国に帰りやがれッ!!」


深く踏み込み、斬りつけるが、ディストも剣を抜きそれを防ぐ。


「…それより、良いのかい?」


「何がだ…よ!!」


剣を弾き、距離をとる。


「今日は僕の部下も連れえてきていてね…。鈴音っていったかな?あの子…。」


「きっと死ぬよ。」


細められた糸目が息吹を映す。


「てめえ…!アイツに手ぇ出してみやがれ…!!ぶっ飛ばすぞ…!!」


「紫雲。君だって気付いているだろう?あの子は合成獣を殺せても人は殺せない。それに比べて僕の部下は人殺しが仕事だ。どっちが有利なのか。」


「黙れ…!アイツは負けねえよ…人を殺すだけの人形に負けやしねえ…!!」


「…人形?勘違いしないで欲しいな。シキは僕の部下であり娘だ。それこそ感情だけで動く雑魚に負けない。」


「その娘を人殺しの道に歩ませたのはどこのどいつだ!!」


「それは君にも言える事だろう!!」


金属音が激しく鳴り響くなか、二人の怒鳴り声が聞こえた。



あ~…う~…。


すみません。なんでもないです。


ちっと病み期に入っただけですはい。言い訳ですね…。


頑張んないと…よっしゃ!!


俺は出来る子!!やれば出来る子!!きっとそう!!←


…多分(´・ω・)




………(´;ω;`)ぐすっ







おまけ。

来斗さんがとうとう壊れたようです。


今日のおまけ当番

来斗&息吹






来「……。」


息「うわ。来斗が死んで三日経った魚の眼してる。」


来「胃に穴が開きそうっス。息吹の旦那。」


息「俺にどうしろと。」


来「それ言われちゃあおしまいなんスけどね。みんなボケがハイペース過ぎるんスよ…。ツッコミが追いつかないッス。ハイペースにもほどがあるんスよ。」


息「だってお前ボケに徹しきれねえじゃん=ボケ駄目じゃん。」


来「…ふ、ふふふふふふふふふふふふ。」


息「うわ壊れた、きめえ!!」


来「(´・ω・`)」
































来斗さんは優しくしてくれる人を募集しているそうです(笑)



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