天然少女鈴音
あああああああ!更新遅れて申し訳ありませんでしたあああああ!!
ベチンッ!良い音をたてて息吹の頬に湿布が貼られた。
「いって!!」
「自業自得。」
「いや違ぇだろ。もっと優しく貼れよ。」
「……………………………………………。」
「いやスイマセン。本当マジスイマセン。」
楓に「黙れよお前」オーラを無言で発しられた息吹は顔をひきつらせる。
「本当にもう…。医療班だって怪我人の手当てで忙しいのよ?」
はあ、とため息を吐きながら楓が救急箱の蓋を閉める。
医療班の手が空かなかったので楓と鈴音が息吹と来斗の手当てをする事になったのだ。
「しゃーねぇだろ…。我慢の限界だったんだよ。」
「…許せねぇんだよ。自分じゃ何も出来ねぇクセに平気で部下を切り捨てる様な奴が。…まあそれは。」
「俺も…同じなんだけどな。」
ぐしゃっと前髪を掻き、片手で顔を覆う。
その指の間から覗く瞳が眺めるのは湿布の貼られた頬を擦る来斗とそれを心配そうに見る鈴音。
「…自分の私事で部下怪我させてる奴が言えた事じゃねぇけどな。…あ゛ー。情けねぇ…。」
「…息吹隊長。」
「あ?」
「…貴方が過去の事をどう思ってるかは分からないけれど、もう終わったのよ。」
「…俺の中じゃまだ、終わってねぇよ。」
「…そう。それでも私は、貴方についていくわ。それはきっと、来斗や鈴音も同じ。」
それだけは、忘れないでいて。
「…ああ。」
「あー!!なに息吹の旦那楓とイイ感じになってるんスか!!」
「うわ…。息吹隊長より腫れてる…。大丈夫?」
「!?か…楓が俺にソフトタッチ!?今なら死ねる!!」
駆けてきた来斗の頬に楓が触れると固まる来斗。
「息吹さん息吹さん。」
「ん?どした?」
ニコニコ笑いながら鈴音が息吹に近づく。
「最初は怖い人だって思ってたんですけど、やっぱり息吹さんって優しい人なんですね!」
「私、息吹さん好きです!!」
「「「………。」」」
沈黙。
「?」
瞬間、三人が固まってヒソヒソと何か話し出した。
「ヤバい。ヤバいっスよ。鈴音絶対天然っス。」
「将来がとても心配なのだけれど。」
「…俺もう末期か?アレを若干嬉しいと思った俺はもう末期か!?ロリコンか!?俺ッ!!」
「ロリコンの階段の~ぼる~君はまだ~常識人さ~。」
「やめろ来斗ぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」
(想い出がいっ○いのメロディーでどうぞっス。by来斗)
「はいはい。落ち着きなさい。まだ大丈夫よ息吹隊長。私でもさっきのはクラッときた。」
「うがあああああああああああああ!嫌だあああああ!犯罪予備軍は嫌だああああああああああ!!」
「???」
「…鈴音。知らない人にはそういう事言っちゃダメよ。」
「はーい?」
鈴音は天然だった様です。
どうでもいい設定なんで書いてませんが実の所、鈴音はギロルの実験の後遺症で精神年齢が幼いんです。
恐らく精神年齢は10前後かと←
だから好きーとか簡単に言っちゃうし抱きついたりもします。
我狼さんも良く抱きつかれていましたが無理やり引き剥がすかめんどくさいので放置してました←
でもまあ過去がアレなので変に大人びた所を見せるかもしれませんね。物分かりも良いし。
こんな感じで↓
おまけ。
息吹さんと鈴音が何やら夢の国について話し合ってる様です。
今日のおまけ当番
息吹&鈴音
息「夢の国…ディ○ニーランドに行きてぇって楓が騒いでた。珍しいな。」
鈴「良いですよねー!ディ○ニー!!」
息「鈴音とか某ネズミに抱きつきそうだな。」
鈴「いえ、別に。」
息「!?」
鈴「実際アレの中身を考えると萎えますよね。私は写真撮るだけでいいです。」
息「……(唖然)」
鈴「ちなみにあそこって電気料と水道代いくら位かかるんでしょうか…。あ、でもお客からかなりのお金貰ってるから年中黒字なんだろうn…息「ストップ。」ムグッ」
息「頼むからもう全国のちびっこ達の夢を壊さないでくれ。そしてお前はそんな事考えないで良い。」
鈴「…え…あ、はい。ごめんなさい。」
ちなみに楓さんはかなりメルヘンな人だったり↓
楓&来斗ver.
楓「(ジーッ)」
来(ガン見…!?)
来「あーっと…楓?何見てんだ?」
楓「来斗…ディ○ニーに行きたい。」
来「ああ。ディ○ニーの雑誌だったか。良いよなーディ○ニー。」
楓「ミッ○ーに抱きつきたい。抱きついてもふもふしたい。」
来(出た…。)
楓「もふもふもふもふもふもふもふもふ。」
来「楓ー。キャラ崩壊するからー。戻ってこーい。」
楓「もふもふもふもふもふもふもふもふ。」
\(^p^)/ ディ○ニー行きたい。




