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magia(改稿諦めた)  作者: ひらきょん
第一部
7/12

第5話

 そして今に至る。しばらく呆然としていたが、そろそろ動かないとまずい。


 オレの匂いに誘われて、中級の魔物が集まって来る気配を感じる。


 その場を後にして、水と寝床を確保しに森の中を移動することにした。



 しばらく歩くと、洞窟が見えた。絶対中に何かいる!見た瞬間にそう思った。気配を探るとやはりいる。1、2、3、…50以上の気配があった。逆に中に何がいるか気になったので、気配を消して入ってみる。


 常に、出口を含む全方向の気配に注意しながら、火の魔術で明かりを作って洞窟の中を進む。


 こっちに向かって来る気配を一つ感じる。火を消して、急いで物陰に隠れる。


 松明(たいまつ)の明かりとともに現れたのは、醜悪な顔の緑の子鬼だった。大きさは120cm、手に赤黒く変色したナイフを持っているが、服は着ていない。小さかった。


【解析】 ゴブリン族 下級 ゴブリン


 なるほど、村で読んだ本と特徴が似ている。あれがゴブリンか。


 ゴブリンは人型に分類される魔物の代表のような存在だ。一体一体は大したことは無いのだが、群れを相手取ると厄介な魔物だ。ましてやここはカルサ近郊。ゴブリンにしたってそのレベルは高い。


 夜目が効くらしいが、光源の無い中では物が見えない為松明(たいまつ)を使っている。


 観察してみると、存在感はあるが、実力は自分よりも下だと判断。レベル上げの(にえ)になってもらいます。


 オレが隠れている横を通り過ぎ、後ろを見せた時に接近。そのまま首をへし折る。


 その瞬間、体の中に何かが流れてくる感覚がした。これが経験値か。心なしか強くなった気がするが、慢心してはいけない。


 放置すれば他の魔物が寄って来るかも知れないので、アイテムボックスの中に投げて隠ぺいする。松明(たいまつ)も火を消して放り込む。


 洞窟の探索を続ける。その間にゴブリンを3体殺した。どうやらここはゴブリンの巣のようだ。


 ちまちま動くのがだんだん面倒になってきた。


 ふと、我が家の家訓『迷った時は直感に従え』を思い出す。やー、カルサ近くの山の中にほっぽり出されたから、つい忘れてた。直感に従おうそうしよう。


 直感…掃討せよ


 はいきたー。がってんしょうち―!


 気配を隠すのを止めて、ずかずかと洞窟の中を歩く。


 ゴブリンが次から次へと出てくるが、炎や氷の槍を出して殺していく。三叉路から来た時は片方の道を石の壁で塞ぎ、もう片方を処理していく。倒したらそのまま壁の向こうに槍を作って殺す。


 ゴブリンがまるでゴミの様だ!


 洞窟内の気配がどんどん減っていく。それに反比例して増える経験値。


 ゴブリン殲滅もあと少し、という段階になって入口の方から新たな気配。


 その数30。洞窟内のゴブリンよりも大きいその気配の中に、2つ違うものがある。


 1つは先ほどまで戦っていたゴブリンよりも弱々しいもの。もう1つは新たに現れた気配の中で飛び抜けて大きい。


 徐々に洞窟に入って来る速度が上がる。途中からめんどくさくて死体を隠さなかったから、多分その所為だ。


 今戻るのは得策ではないと感じ、そのまま洞窟の奥へ。


 洞窟の中で一番広い空間に出て、元からいたゴブリンを一人残らず殺す。


 松明(たいまつ)に火がついていたので、明かりにしていた火の魔術を消す。壁際に行き、石の魔術で即席の隠れ蓑を作り、気配を消す。


 覗き穴から外の様子を覗くと、しばらくして集団が広間に現れる。


 松明(たいまつ)に照らされたその集団は、やはりゴブリンのようだが、170cm程の大きさのものもちらほら。先ほどの連中とは実力が違うとわかった。


【解析】 ゴブリン族 中級 ホブゴブリン


 ホブゴブリンはゴブリンがレベルを上げると進化する中級の魔物。ゴブリンを大きくしたような外見だが、その顔からは知性が窺える。額に小さな角が一本生え、その顔も若干ではあるが、ゴブリンより見れたものだ。全裸ではなく、服や鎧を着ており、持っている武器も欠けたりはしているが、血は拭いているようだ。気配の数は5つ。


 そして、集団の後ろの方から、一体だけやたらデカイ個体が現れる。


【解析】 ゴブリン族 上級 オーガ


 オーガはレベルが上がったホブゴブリンの進化した姿と言われている上級の魔物だ。魔物の毛皮を身に纏った3mにも届きそうな巨体、隆々とした筋肉、額からのぞく大きな2本の角。色はゴブリンと同じ緑色だが、その実力は段違いだ。それに、上級の魔物は人間のように魔法を使う。目の前のオーガも大きな魔力を持っているのを感じる。


 どうやら遠征し、集落を襲ってきた集団が帰ってきたみたいだ。


 ゴブリンが担いでいる袋から中身が覗く。あれは宝石の着いたアクセサリーか?


 それと、鉄製の(かご)のような持つ部分のある檻に入っているのは…人間の女性?


 ゴブリンよりも弱いと感じた気配はその人の気配のようだ。


 年はオレよりも年上だろうか。


 人型の魔物は、人間などの他種族との交尾によって繁殖をする。自分がこの先どうなるか女性は知っているのか、恐怖で震えている。


 洞窟のあちこちにゴブリンの死体が散らかっているはずだが、松明で照らされていたとしても洞窟内は暗く、足元の光景が見えなかったのだろう。


 集団の中にいるゴブリンは、先ほど倒したゴブリンよりも少し大きいが、プレッシャーはそれほど感じない。先ほどの大☆虐殺でレベルがまあまあ上がったのか、ゴブリンは相手にならないと感じた。ホブゴブリンから感じるプレッシャーは少し大きい程度?オーガは圧倒的だった。


 予想だが、オーガの戦闘力は操気術なしのギルさんより低い。


 それでも現在のオレよりは圧倒的に強いはず。


 でもなんでだろ。


 負ける気はしない。


 女の人は出来る限り助けたいが、どうするべきか。


 よし、決めた。


 決めたと同時に魔術を発動。


 《石の槍》


 ゴブリン、ホブゴブリンの足元に逃げ場など無いほどに無数の槍を作り、その数を一気に減らす。オーガの足元にもいくつか槍を出すが、その皮膚が槍を通さない。


 うわー、今ので決めるつもりはなかったけど、傷ぐらいは付いて欲しかったなぁ。


 《岩石》


 オレが隠れている石を操作し、混乱しているゴブリン達の前に躍り出る。


 残り10体位になったかな。ゴブリンが8体、ホブゴブリンが2体、オーガが1体か。


 《氷の槍》


 空気中の水分を氷結させ、氷の槍を作り、(かご)を担いでいるゴブリンたちを狙う。


 狙いたがわず、ゴブリンを殺すと、女の人を載せた(かご)は横倒しになる。


 《岩石》


 (かご)が接している地面の石をコントロールし、(かご)ごと女の人を移動し、石で覆って保護する。


 よし、これで全力で暴れられる。そう思った矢先、


「グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」


 洞窟を震わせるほどの轟音(ごうおん)


 オーガが大声で叫ぶ。その声に驚き、思わず両手で耳を塞いでしまった。


 瞬間、不可視の攻撃が胸に当たる。その衝撃で体が吹き飛び、壁に叩きつけられる。


【解析】 【風弾】


 叩きつけられながらも、発動させていた【解析】が相手の魔法を暴く。


 風を圧縮し、相手に打ち出す。故にその攻撃も目視できない。


 シンプルだが、だからこそ強力な魔法だった。


 ゴフッ、と口から血が溢れる。ろっ骨が折れて肺に刺さったみたいだ。


 油断した。


 美味く呼吸が出来ず、動揺してしまう。


 痛みにより、戦うということが死と隣り合わせのものだと実感する。


 覚悟が足りなかった。殺される覚悟。頭の隅でぼんやりと考えていたことをやっと認識する。


 死ぬかもしれないという事実に思考が恐怖でマヒする。


痛い痛い痛い痛い怖い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い怖い怖い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い怖い怖い怖い痛い痛い痛い痛い死ぬ怖い怖い怖い痛い怖い痛い痛い痛い死ぬ怖い痛い怖い痛い痛い痛い痛い痛い痛い怖い怖痛い痛い痛痛い痛い痛い怖い痛痛い死ぬ痛痛怖怖い怖死ぬ怖死痛い死


 ・・・


 ・・


 ・




 っざけんなああああああああああああああああああああああ!!


 誰が死ぬ覚悟なんか決めるかよ!お断りだね。


 母さんに父さん、可愛い妹たちにヤス君とユキちゃん、ギルさんにマイお姉さん、村長に村のみんな。


 絶対に生きて帰る。大好きな人たちとまた会うために、生きる覚悟を決める。


 《治癒》


 自身の大きな魔力任せで治療を行う。


 《治癒》を維持しながら、魔術を複数展開する。


 《炎弾》《風の壁》


 以前は出来なかった、魔術の複数展開をこなす。思考が高速化され、複数の事柄を考えることができるようになったことに気付く。いきなりなんで?とも思ったが、考察は後だ。


 間断(かんだん)なく《炎弾》を大量に敵に浴びせ、殲滅する。


 オーガが【風弾】を放つが、《風の壁》がそれを防ぐ。


 30秒くらい経っただろうか。残っているのはオーガただ一体だった。


 オーガの足元では炭化したゴブリンの残骸が転がっている。


 《治癒》による治療も終わった。まだ多少痛むが、なんとかなるだろう。


 立ちあがり、ペッっと口から血を吐き、オーガの元に近づく。


 近づいていくオレに魔法を浴びせるが、未だ展開している《風の壁》に阻まれ、オレには届かない。


 オーガの顔が驚きと恐怖に歪む。だが戦意を失ったようには見えない。


 オーガまで2mの距離まで進んだ。


 瞬間、操気術で体を強化する。


 オーガが風を突き破って殴りかかって来る。


 体を少しずらすことでその拳を避け、オーガが振り下ろした右腕に、体を回転させて肘の一撃を加える。


 操気術によって高速化した体が、遠心力を伴って風を起こす。


 ゴギッ!


 鈍い音を立ててオーガの腕が折れる。


 腕の痛みに低い唸り声を上げるも、オレは止まらなかった。


 そのまま背部に回り込み、ひざの裏側を思いっきり蹴る。


 ブチブチッ!と筋肉が断裂する音が聞こえ、痛みと衝撃で、オーガの体が後ろに仰け反る。


 仰け反った為に隙だらけのオーガの正面に移動し、その腹に気を込めた掌底を打つ。


 放った気がオーガの体内で暴れまわり、掌底の威力を倍以上に跳ね上げ、オーガの内臓を破裂させる。


 オーガはそのまま後ろに倒れ、苦しそうにもがいた後、息絶えた。


 倒したことで大量の経験値が入って来る。


 気配探知…よし、全て殲滅!



 戦闘を終えたことで、隔離した女の人のことを思い出し、《岩石》で作った即席シェルターを開く。


 空気用の穴はちゃんと空けていたが、極度の緊張に、突然のハプニング、地面が動いたと思ったら真っ暗闇、などの要因により気絶していた。


 青みを帯びた灰色の癖っ毛をショートカットにした女性。肌は日に焼けた健康的な色をしているが、所々紫色になって腫れている。年は16、7歳あたりだろうか?プロポーションが良く、顔立ちも悪くない。が、恐怖や不安で目の下には隈、頬がこけてしまっている。


 放置するのも気がひけたので、《治癒》で腫れを癒していく。


 目が覚めた時に勝手に歩き回られたら、探し出すのが面倒だと思ったので檻はそのままにした。


 拠点にするにしても、去るにしても、この洞窟を探索した方が良いと思い、洞窟の探索を再開する。


 宝物庫や食糧庫があったので、アイテムボックスに放り込む。見た目食べられなさそうな物は放置した。


 牢屋を発見したが、中に人はいなく、人のものであろう骨が転がっていた。後で外に埋めようと骨を回収した。


 ゴブリンの死体等を回収しながら洞窟を回り、一旦外に出る。陽はまだ高く、お昼時だと思った。《岩石》で地面をめくり上げ、その中に遺骨を入れて埋めた。


 洞窟に戻り、一通り回って構造を理解したので、さっきの広間に戻る。


 一度外に出たら、洞窟内が血で臭うのが気になった。


 《旋風》


 魔術で風を吹かせ、匂いを全て外に出す。炭化したゴブリン達も飛ばされていく。


 以前、魔術の難易度と消費する魔力の量が関係するのでは?と考えたことがあったが、風の魔術は氷や石よりは小さいものの、炎の魔術より少し大きいくらいの魔力で発動することができた。だが、自分はあっさり発動できるので、難易度がわからない。村に帰ったら、みんなに協力してもらおう。


 1分ほど経って、風の魔術を解除する。


 強い風を感じた所為か、女の人が目覚める気配を見せる。


 目を開くと、少しボーっとした後、自分がゴブリンに攫われたことを思い出したのか、あたりをキョロキョロと怯えた様子で探る。


 周りにゴブリンがいなく、人がいるのを見つけると、途端に安心したのか、力が抜けて倒れこむ。


「えーと、大丈夫ですか?」


 なんて言っていいのかわからないので、無難そうな言葉を選んで尋ねる。


「え、ええ。私は大丈夫よ。あなたもゴブリンに捕まったの?さっきまでゴブリンがいたと思うんだけど、あいつらどこに行ったの?」

「あー、ゴブリンは全部死にましたよ」


 女性の勘違いを訂正せずに、事実だけを伝える。


「えぇ!?ゴブリンだけじゃなく、ホブゴブリンや、それにオーガもいたはずよ?それに捕まっているあなたがどうしてゴブリンが死んだなんて知ってるの?」

「どうしてって、自分がオーガもホブゴブリンも全て殺したからですけど…」


 チラッと背後を見てオーガの死体を示す。


 女性はギョッとした表情でオレの顔を見る。その顔には少し恐怖が混ざっているように見えた。


「あの集団を一人で倒したって言うの?あなた一体何者なの?」

「ソフィアン。ソフィアン・レーヴェ。ただの魔法使いだよ」


 そう言って炎を出す。なんとなーく炎を出しただけで、嘘は言ってない。オレは【解析】の魔法使いだし。もしかしたら【火炎】の魔法使いと勘違いされるかもしれないが、訂正はしない。


「―!? ま、魔法使い様でしたか。助けていただいたのに失礼な態度をとり、申し訳ありません」


 いきなり檻の中で土下座する女性。正直どうでも良いので、聞きたいことを聞く。


「いや、どうでもいいんだけど、お姉さんこれからどうするの?帰るところあるの?」

「い、いえ。村を襲われてみんな殺されてしまったので、帰るところはありません…」


 そう言って村が襲われた時のことでも思い出したのか、涙を浮かべる。


 どうしよう面倒くさい。


「どうしよう面倒くさい」


 思わずポロリと出てしまった!


「え?」


 女性も予想していなかった言葉に面食らう。オレも驚きですよー。サバイバル初日からこんなことになるなんて。出した言葉の責任もあるので、自分の直面している事態について話してみる。


「やー、半年間帰って来るなって言われてこの森に放り出されたもので。

 自分一人ならどうとでもなるんだけど、どうしましょうねー?お姉さんどっかに親戚とか無いの?」

「頼れる人もゴブリンに殺されてしまったので、もうどこにも居場所がないんです。

 お願いします。なんでもいたしますから、魔法使い様に付いて行ってもよろしいでしょうか?」


 もうどうしましょ。村には戻れないわ、半年後に連れて帰って良いかもわからないわ、本当に面倒だ。こんな状況じゃなければ二つ返事で「合点、おいらにまかせとけい!」とか答えたのに。


 もういいや。次の質問で最後にしよう。


「なんでもするって言うけど、オレは()()()()()男だよ?それでもなんでもするって言うの?半年間男と二人っきりだけど本当に良いの?」


 一部強調して言う。


 オレの言葉にお姉さんは髪の色と同じ青みがかった灰色の目を丸くする。失敬な。どこからどう見ても男だろうが。


 驚いていたのは一瞬だった。彼女は真剣な眼差しでオレを見た。


「なんでもするという言葉に偽りはございません。ご主人様が望むのなら夜伽(よとぎ)も勤めましょう。ですからお願いします」


 そしてまた頭を下げるお姉さん。


 初めて言われるご主人様という単語に背筋がゾクゾクしたが、別にそういう関係を望んでいるわけではない。彼女の生きる覚悟が知りたかったのだ。


「いいよ。だけど、オレは君の『ご主人さま』になんかならないし、そう言われるほど偉くもない。ソフィアンって読んでよ。お姉さんの名前は?」

「名乗りが遅れ申し訳ありません。私はジーナと申します。

 以後よろしくお願いいたします、ソフィアン様!」

「よろしくジーナさん。あと敬語と様付けやめて欲しいんだけど…」

「命の恩人であるソフィアン様に対して失礼な口は利けません。私のことはソフィアン様の奴隷だと思ってお扱いください。」

「うわー、やっぱ面倒くせー!」


 オレの前途多難な修行の日々が始まる。

初めて評価されてニヤニヤが止まらない!ひらきょんです。


そして、まさかの一人目のヒロイン登場です。書いた本人にとっての「まさか」です。

書いてたらいつの間にか出てきてビックリですよ。ホントは第二章までヒロインは出さないつもりで、しかもジーナなんて人は存在していなかったという…ジーナ、恐ろしい子!


今回、ソフィアンの「ご覧の通り男だよ?」の所に入れたルビが、携帯で見られる方には見難いかもしれません。読み辛い部分があると思いますが、今後もよろしくお願いします。


第4話で訂正が見つかり、獣型の魔物の分類に『冥魚系』を追加しました。

投稿した当日の訂正だと(改)と表示されないみたいなので、こちらと第4話の後書きにて報告させていただきます。


現在第9話まで書き貯めており、そこまでで第一章です。第二章の投稿はしばらく時間がかかるかもしれませんが、できるだけ早くお見せできるよう頑張ります。


(11/7/24)

話の本筋は変わりませんが、魔術の難易度変更に付き、それに合った変更をしました。


(11/7/25)

魔物のランクを『~位種』から『~級』に変更



ご意見、ご要望、ご感想、誤字に誤用などなどありましたら、お気軽に感想までお書き下さい。

魔物や魔法などのアイディアを提供してくださると大変助かります。皆さまの感想、お待ちしています。

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