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第十三話「思い/思い出」

 日没を迎えても、街の喧騒は変わらずだった。

 【壁の街】が賑やかなのは、直ぐ側に迫る脅威を忘れるためなのか。それとも、巨大な防壁に対する、過剰な信頼から来るものなのか。


 どうあれ、その喧騒もここまでは――通りから外れた、あばら家までは届かない。


「……なるほどな、道理で、合点がいったぜ」


 ラティーンは、そう口にして深く頷いた。鎧を脱いだ彼の腕は、予想通り隆々の筋肉に覆われており、胸の前で組んだ前腕には、鉛筆代の太い血管がいくつも浮いている。


 彼のねぐらに帰ってきた僕たちは、事情を話すことにしたのだ。リトラ神父の手がこの街に及んでいる可能性がある以上、もしかすると、彼の依頼にも影響を及ぼすかもしれない。


 それに、今回もマキナが巻き込まれてしまった。彼女らを危険に晒すことは、どんな理由があっても許されないからだ。

 あれから気を失った彼女は、隣の部屋で休んでいる。無事ではあったが、それはあくまで結果論だろう。


 それに何より――リタが、話しても構わないと判断したというのが、一番大きい。どうやら、彼女らは相当に深い仲のようだ。



「俺も、風の噂でスペクター家が燃えたってのは聞いていた。でもまさか、そこの坊主が、その生き残りだとはな」


「……黙ってて悪かったわね、ラティーン。無用な問題を避けるためにも、彼の正体は秘密、ということにしているの」


「そりゃあ、俺にもかい。徹底してるな」



 その言葉には、一瞬だけ棘のようなものが感じられた。しかし、すぐに彼は、その表情を綻ばせた。



「……それでいいさ。万能屋たるもの、依頼人の秘密は守るのが鉄則だからな」


「あんた、許してくれるのかよ」


「許すも何も」彼は一口、茶を口に含みつつ。「俺たちゃ、そういう仕事だからな。何かの代わりになるのなら、誰かの代わりになるのなら、口を噤まなきゃいけないこともある」



 誰かの代わりに、なるのなら。

 万能屋の流儀は、僕にはわからない。しかし、彼の言葉はやけにスッと、胸の中に落ちてきた。



「とにかくだ、話が厄介になってきたみてえだが、やることは変わらねえ。俺たちは明日、魔物の親玉を叩く。悪いが、こっちの仕事も譲れねえ」


「無論よ。これは私にとっても、やらなきゃいけないことだもの」



 リタは揺るがない。

 それが【赤翼】としての矜持なのか、それとも彼女の意地なのかはわからない。

 ただ、僕にできることは、信じるだけだ。



「……リタ、頼んだぜ。マジでさ」


「誰にもの言ってんのよ、あんた。私は世界最高の万能屋よ」



 口にする彼女の頭の中は、全く読めない。本心からそう口にしているのか、だとすれば、その根拠はどこにあるのか。


 どちらにせよ、違和感は拭えない。普段の自信に満ちた姿勢すらも、無理をしているようにしか見えないのだ。まるで――。


「……まるで、呪いみてえだな」


 僕の違和感を、ラティーンは一言で言い当てた。


 呪い。

 そう、リタは呪われているのかもしれない。街のように、動く死体のように。何かに縛られ、衝き動かされている。


 何に、なんて、そんなの――。


「――呪いって、なに?」


 ぞくり、と。

 震える、それでいて鋭い声が、首元に当てられるような感覚。


 いや、きっとこれは僕に向けられたものではない。ラティーン。彼の発言が、逆鱗に触れてしまったのか。



「そのまんまだよ。お前は名前に縛られている。確かに、これは【赤翼】の仕事だが、お前の仕事じゃあないだろうが」


「……【赤翼】は私。リタ・ランプシェードしかいないわ」



 ラティーンは、それ以上何かを言おうとはしなかった。言っても無駄だと思ったのか、ただ、諦めたように首を振るばかりだ。


「そうかい、まあ、俺は仕事を受けてくれりゃ構わねえけどよ。でも、いつまでも黙ってはいられねえぞ」


 彼の視線が、ゆっくりと僕に向けられる。

 それとは対照的に、リタの視線は横合いに逸らされた。都合の悪いことから、目を背けるかのように。



「依頼人くらいには、話しとけよ。じゃねえと、お前はただの――」


「……わかってるわよ。全部、全部、全部」



 リタは、そう言って何かを飲み込むように、胸を強く押さえる。それは、彼女が今までに見せたことのないくらい、弱々しげな仕草だった。


 そこで、僕は席を立つ。流石の僕も、ここから先の話に自分が邪魔であることくらいは、察しがつく。



「おい、兄ちゃん、どこに行くんだ?」


「……僕がここで聞いてても仕方ないからな。どこか、客室で休ませてもらうぜ。その方が、あんたらも話をしやすいだろう」



 もう、彼の前では付き人のふりをする必要もなくなったのだ。それであれば、リタの仕事に深入りする必要もない。


 それに――リタの隠していることを、わざわざ聞き出す必要もないのだ。



「おい、いいのかよ。お前さんも、薄々勘づいてるんじゃないのか?」


「……そりゃ、まあ。でも、別にいいんだ。今も僕はこうして、無事なんだからな」



 ここまで二週間。何度か危なかったことはあれど、僕の命は確かに守られている。

 リトラ神父の手勢、偽イアン、有翼人たちとの戦い――は、だいぶ際どかったが、それはそれ。他でもない彼女の実力を、もう僕は疑ったりはしない。


「……お前さんがいいなら、いいか。客室は二階だ。昨日のうちにマキナがベッドメイクをしているはずだから、そのまま使って構わんぜ」


 僕は片手を上げて挨拶の変わりにすると、そのまま、ダイニングを辞すことにした。

 そうして階段を上がれば、すぐに煤けた扉が見えてくる。確認もそこそこにドアノブを捻れば、そこは先程までいた部屋と同じくらいの広さがある、ツインの部屋に繋がっていた。


 僕は壁際のハンガーラックにジャケットを掛けると、そのまま、ベッドに背中から倒れ込む。周囲に舞う埃と、外干しした洗濯物特有の匂いが、ふわりと鼻先に香る。


 自然、仰向けの姿勢は天井を睨むことになる。息を吸って、吐いて、吸って、吐いて。繰り返すうちに、心の水面が凪いでいく。


 ――リタが隠していること。

 ――明日の魔物退治。

 ――リトラ神父の追手。


 考えなくてはならないことが、いくつも積まれていた。考えれば考えるほど思考は堂々巡り、答えは出ない。


 とはいえ、緊急性が高いのは、追手についてだろうか。現に、僕は今日襲われたのだ。

 それに、マキナを人質に取っていた……つまり、彼女が僕たちの関係者だと、向こうも知っていたということなのだ。


「……とくれば、どこからつけられていたんだろうな」


 マキナが襲われた以上、この小屋に僕らが滞在していることは、既に露見しているのだろう。

 なら、街の中で尾行されたのか――あんな、人混みの中で?


 或いは、ドラコに乗って帰ってきたのが悪かったのかもしれない。竜種はひどく目立つ。もしかすると、その姿をリトラ神父の手下の一人に見つかったのか。


 その可能性はある。しかし一方で、連中がどうしてこの街にいたのかがわからない――最後に見た【夕暮れの街】からここまでは、列車を乗り継がなければ来られないくらいに離れている。


「……僕らがこの街に来ることが、わかっていたのか? どうして……」


 考えるべきは、ラティーンが内通者である可能性。

 ゼロではない。だが、リタがあれだけ素直に話したのならば、その可能性はかなり低いだろう。彼女は、僕よりずっと頭が回る。


 リタが信用しているのなら、僕も信用できる。と考えるのは、少し盲目的過ぎるだろうか?


「……駄目だ、わからん」


 僕は上腕を瞼に被せるようにして置いた。僅かに、眼球が脈打つ感覚を表皮に這わせつつ、一つの結論が出る。


 何かを見落としているのか。

 そもそも開示すらされていないのか。


 わかることがあるとすれば、僕は暫くの間、用心を怠ってはいけないということくらいだろうか――。



 ――こん、こん、こん。



「――っ!!」僕はそこで、反射的に立ち上がった。


 静かなノックの音。話を終えたリタが来たのだろうか、いや、彼女であれば、ノックなどせずに勢いよく扉を開け放つだろう。

 なら、ラティーンが? それも、イメージと違う。あの太い腕で、こんなに静かなノックができるとは、悪いが考えづらい。


 とくれば、残されたのは。僕の思考がそこに至るよりも早く、答え合わせの時は訪れた。


「……失礼、ジェイ様。入ります」


 ゆっくりと、扉を開けて現れたのは。



「こんばんは、先程はありがとうございました」



 そう言って深々と礼をする、マキナだった。



 ***



「……へえ、そう。それで、この街まで」


 ここまでの経緯を聞いたマキナは、そう口にしながら、どこかぎこちない様子で頷いていた。

 無表情、そして、反応にも乏しい彼女はどのくらい僕の話に興味を抱いているのかはわからなかったが、最後まで聞いてくれたということは、退屈はしていなかったのだろう。


 それに、見る限りでは骸骨に捕まったことによる怪我も残っていないようだ。それに一つ、胸を撫で下ろしつつ、息を吐いた。


「ああ、いつもこうだ。あいつ、危ないかもしれないっていうのに、必ず僕を任務に連れて行こうとするんだ」


 とはいえ、その理由は以前も聞いている。

 自分が守りきればいい。ある種単純で、乱暴さすらも感じるその考え方は、【赤翼】の能力の高さによるものなのだろう。


 完璧に、そうする自信があるから――と、一文を書き添えれば、それでなんとなくリタらしさを感じられないこともない。


 しかし、マキナはゆるゆると首を振った。



「……たぶん、それだけでは、ないですよ」


「前には、そう言っていたけどな」


「だとすれば、照れ隠し。リタ様はきっと、『あのお方』の真似事をしているから」



 そこで、僕は首を傾げた。

 『あのお方』とは、誰のことだろうか?


 訝しげにしている僕の表情を読み取ったのか、マキナはさらに続ける。



「もしかして、リタ様はあなたに、昔のことを秘匿(ひとく)している?」


「……ああ、聞いてないな。とはいえ、聞く理由もない。僕は、ただの依頼人だからな」



 口にした定型句。聞いたマキナは、ただ僕を見つめるばかりだった。

 まるで、咎めるように。どこか不思議そうに、或いは、諌めるような輝きを宿していたかもしれない。



「それは、どうしてなのでしょう?」


「どうして、って、何がだよ」


「どうして、依頼人が万能屋の過去を気にする理由がないのでしょう?」



 彼女の淡々とした物言いが、ひどく、僕の背に刺さる。


「……そりゃあ、だって。深入りしたって、いいことないだろう」


 僕は、逃げるように、さらに言葉を重ねる。

 心のどこか奥の方では、それがただの方便であることもわかっている。深入りしていいことがない、のではなく、深入りしたくないのだ。


 ……僕の瞼の裏には、今も、焼け焦げる家族の姿が残っている。


「……ジェイ様は、怯えてらっしゃる」


 僕の弱さを、彼女は一言で撃ち抜いた。

 怯えている。リタに歩み寄れば、別れが辛くなるばかりだと。そう、言いたいのだろうか。


「そんなことは、ないさ」


 僕はそれを絞り出すだけで精一杯だった。

 認めてしまえば楽なのだろう。受け入れてしまえば、楽なのだろう。


 しかし、楽になるためには、僕にはほんの少しだけ、心の張りが足りなかった。



「過去を知ることは、その人を知ることに他なりません。共に歩むのなら、いずれ、知ることは避けられない」


「いや、だから、僕はただの依頼人で……」


「本当に?」彼女のガラス玉のような目が、僕の水晶体を覗き込む。



 それがどうにもバツが悪くて、僕は逃げるように立ち上がり、窓辺へと向かった。


 リタと僕の関係性は、単なる仕事でしかない。

 それ以上でも、それ以下でもなく。たった二週間で、人が変わることはできないのだ。


 ――しかし。


「……少しだけ、知りたいと思っているのは事実だよ」


 僕はできるだけ声量を絞って、そう、呟いた。

 言うまでもなく、聞くまでもなく、それは僕の本音の欠片だ。勿論、知的好奇心の範疇でしかないのだろうが、この陸の月が終わる前に、もう少しだけ、彼女のことを知ってもいいかもしれないとは、思っている。


 僕と彼女の関係は、時限式でほどけていってしまう。


 ひとりとひとり。きっと、それ以降で僕たちの人生が重なることは、無いのだろう。世界最高の万能屋として生きようとする彼女と、しがない死霊術士では、それこそ、二度と接点などないかもしれない。


 それは、ほんの少し、寂しかった。


「……なら、是非ともそうなさって。リタ様には、きっとあなたが必要」


 マキナはゆっくりとベッドから立ち上がった。けれど、その足音は遠ざかっていく。どうやら、彼女はこの部屋を辞すことにしたようだ。


 それを背中で聞きながら、僕は考える。

 リタが、僕を必要とする?


 今までに見てきた彼女の背中には、そんな気配など微塵も感じさせなかった。むしろ、僕は足を引っ張ってばかりだ。


「……そういうことじゃ、ありません。リタ様は確かにお強い。それに、一人で何でもできてしまう」


 彼女はそこで、ドアノブに手をかけた。そして、僕が振り向くよりも早く、一つだけ言葉を置いた。


「それでも、人はひとりでは生きられない。私も、ラティーン様も、あなたも、そして、リタ様も」


 それを最後に、彼女は去っていった。扉の向こう、軽い足音が階段を降っていくのが聞こえる。

 僕は誰もいなくなった部屋の中、思わず扉に向かって伸ばしてしまった手を、そのままだらりと垂らした。


 自分の気持ちなどわからない。

 先のことなど、何もわからない。


 故郷の屋敷が焼け落ちた日からずっと、僕はその場を凌ぎ続けてきた。


 そんな僕が、答えを遠ざけ続けてきた僕が、もう、逃げることを許されないと言うのであれば、いっそ。


「……向き合えって、言うのかよ?」


 誰に向けるわけでもない言葉。虚しく響いた空間に、答えるものはない――。


 ――はずだった。


 ガチャリ、視界の先で、ドアノブが回る。

 思わず、伸びる背筋。マキナが戻ってきたのだろうか、と、そう考えられたのも一瞬。


「……あんた、何してるのよ」


 不機嫌そうな声とともに、燃えるような赤髪が顔を覗かせた。



「……リタ」僕は言葉を失い、ただ、彼女の名前を絞り出した。そんな僕に構わず、リタは勢いよく、ベッドに腰を下ろした。


「あー、もう、やんなっちゃうわね。ラティーンの奴、話が長いんだから。歳を取ると、みんなああなるのかしら?」



 いつもより饒舌に捲し立てる彼女の声は、僅かにではあるが、上擦っているように聞こえた。


 動揺、それが色濃く滲んでいる。

 何かを誤魔化そうと、必死に声を張っている。


 そんな彼女を見つめる視線に、リタはバツが悪そうに視線を逸らした。



「なによ、私に聞きたいことがあるのなら、聞きなさいよ」


「いや、その、なんだ……」



 頭の中で、言葉を構築しようとする。

 しかし、上手くまとまらない。どうしたら、彼女を傷付けることなく、話すことができるだろうか。そればかりが、先行してしまっている。


 けれど、とっくにリタは腹を決めているようだった。


「……あんたが聞きたいのは、私が【赤翼】じゃないんじゃないかってことよね?」


 核心を、一言で貫く。

 普段であれば清々しい、その潔さが、今はひどく痛々しかった。


 言いたくないことのはずなのだ。

 聞かれたくないことのはずなのだ。


 それでも、彼女はそれを口にした。逃げられないと踏んだのか、それとも、話してもいいと思える程度には、僕を信用してくれたのか。


 どうあれ、その気持ちを無碍にするわけにはいかなかった。



「……ああ、そうだよ。思えば、ずっと前から違和感はあったんだ。見た目を偽るにしろ、若作りをするにしろ、そんな少女の姿になる必要は、ないだろ」


「じゃあ、あんた、やっぱり初めて会った時から疑ってたのね」


「まあ、それは……」少しだけ、言葉が重い。「というか、お前だってそれは、折り込み済みだっただろ?」



 それは、そうだけど。と、リタは視線を彷徨わせた。


 どちらにしても、あの時の僕に、彼女以外の頼みは無かったのだ。だから、多少の違和感は飲み込んで、あの場で仕事を依頼するしかなかった。


 けれど、今は違う。彼女の秘密を守る蓋が、ほんの少しだけ開いているのだ。

 今、聞けば、僕は本当のことを知ることができるだろう。


 それを、躊躇している理由があるとするのなら――。


「――いいさ、言わなくて。言いたくないだろ、お前も」


 僕の言葉に、リタは目を丸くして振り返る。そして、僕自身も自分の言葉に驚いていた。

 別に、これは僕の器の大きさが云々という話ではない。また、逃げてしまったのだ。


 きっと、【赤翼】の真相を知れば、僕は彼女のことを深く知ることになる。深く知ることになれば、失う時に辛くなるばかりだ。


 ……その考えを払拭することが、どうしてもできなかった。



「……いいの? 私、たぶんこれから先、あんたにこの話をすることは無いわよ」


「いいさ。聞いたところで、僕が仕事を頼んだのはお前。なら、僕にとって【赤翼】は、お前しかいないだろう」



 口にした言葉は、半分だけ本当だった。

 危なかったこともあったが、二週間。僕は確かに命を繋いでいる。


 あの日、リタと出会ったあの『夕暮れの街』の裏路地で、僕は骸となっていたのかもしれないのだ。

 そうならなかっただけで、僕が彼女を信頼する、十分な理由になる――今は、そうやって己を落ち着かせることにした。


 リタは、それ以上何も言おうとはしなかった。

 僕の怯えが読まれたのだろうか? いや、この薄暗い部屋の中では、それも叶わないだろう。


「さて、と。そうしたらリタ、聞かせてくれよ。ラティーンと色々話し込んできたんだ、今回も何か、上手い作戦があるんだろ?」


 だから、僕は歩み寄る。

 あと、二週間。仮初(かりそめ)の関係に執着しないため。軽薄で、浅薄な依頼人であり続ける。


 それが、ジェイ・スペクターの出した、ひと目でわかるほど冴えない、最悪の答えだったのだ。






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