どこまで私は死を望まれなきゃいけないの?
父アイザムの「死ねばいいのに!」の発言に
アシアは走りさる。
そんなアシアが婚約者の元にたどり着くと
婚約者のユーザァは
「大丈夫か?無理はしないで。」
もう涙すら毒親を持つアシアはいつからか泣けなくなったが
弱気ながら優しい婚約者の言葉にすがりつき、私はまだ生きてていいんだ、キチンと求められてるんだ。
と必死に自分の心を鎮めようとしたら。
母のカリヤがどこから見ていたのか急に出て来てアシアの髪を掴みユーザァと距離を更にひっぱられ引き離され。
その年で色目を使ってなんてイヤラシイ子!
あぁぁぁぁぁぁ!汚い‼︎
といつもの蔑みが、始まりごっそり抜けた髪をハラハラと落ちゆくのをアシアは見つめ、いつの間に母のカリヤと2人になったことに焦るアシア。
人前であそこまで言われたら充分ではないかと思わされるかもしらないが母のカリヤが本当に怖いのはここからだ
「貴女が、お前みたいな子供がいなければ。
私は本来王妃になっていたのに!
ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
貴女なんていなければ!
と、近くにあった池に突き飛ばされた。
池草が体に絡まり必死でもがいて水から出ようとしたらいつの間に集まってた母の侍女達が普段は持たない箒の柄で私が水草に絡まりながら
「ブハッ、プァッ!」
必死で息を吸うのを
「ぷっ!豚がもがいているは」
お母様の言葉に皆んなが笑い合った。
その隙に
水草を払いながら母たちから遠い池の端をつかまりどうにか体を池から飛び出した。
ハァハァハァ、息がなかなか整わない。そんな娘のアシアに母は近づき妖艶たる笑みを浮かべて。
「アシア、勘違いしては駄目よ。
全部貴女のためよ。
お母様は色々な立場で貴女に世間をおしえてあげるの、解ってるわよね」
ニッコリと少女の用に笑う母が怖い。
いつもの様に震えないように片手に爪で傷をつけ震えないようにした隙から
「あああああぁぁぁぁぁ!
なんて子
私の優しさが解らないなんて!!!!!」
狂ったように叫んだ母カリヤは鞭を侍女にもってこさせ
水を含んだ服の跪いた姿勢のアシアを
鞭を右に左に、アシアが死ぬのを計算すらせず。
しならせぶつけていく。
元々小汚い服は今は水を含んでさらに切り刻まれていく
どこからか
「旦那様が帰って来たは!」
流石に公爵家から死人を出すのは嫌な父親が帰って来たのを
運良く誰かが知らせてきて、ピクっとする。
「皆、私の部屋に下がりなさい!」
我れ先にと、走りさる侍女達を確かめ
母カリヤは
ゾッ‼︎‼︎‼︎とする乾いた声で横たわるアシアに
「貴女のためなのよ?」
そういうかとガタガタ震えはじめた
アシアの顔に母カリヤは自ら顔を近づけ
アシアの水と血に濡れた顔の眼球を母カリヤは
ヌメリと舐め上げた。
「フフフ、ほら。お母様は貴女を見放してないでしょ?良い子でいればよいのよ?」
「ね?」
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