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生き抜け!!サバイバルあってのスローライフです!  作者: 櫻庭 明日香
エピソード1
47/123

エピソード1-㊹

ゴールデンウィークということで、今まで書けなかった分まとめて書いて投稿ラッシュじゃーw

母にはエピソード1の終わりまで書くように言われたので、頑張りますw


 リトリア村の冒険者ギルドへと戻ってきた2人は、早速ギルドの受付カウンターへと向かった。ルルは申し訳なさそうに「アカラカ、もう少し採れるかと思ったんですけど…足りますか?」と、恐る恐るウルミアに尋ねた。

 アカラカを計量していたウルミアは、にっこりと笑って

「大丈夫よ、ルルちゃん。ギリギリだけど依頼量を少し上回ってます。すごいわね~、半日でこれだけ採ってくるなんて。アカラカは元々あまり沢山は採れない物なの。だから、依頼達成には2日かかると思っていたのよ」

 とルルに言った。ウルミアの言葉にルルはホッとする。

「そうなんですか?あー、よかった~…」

 ホッとしているルルを微笑ましげに眺めながら、ウルミアはアカラカの計量を終えて、次に魔物の買取の査定へと移った。「えーっと、魔物の方は…」と言いながら魔物を見るウルミアに、タッキーは恐る恐る尋ねる。

「ごめんなさい。ジャイアント・コブラの皮は売り物になりませんよね…?」


「そうねー。あんまり細切れなのは無理だけど、この辺は結構大きいから買い取れるわ。魔石もあるし、牙もあるし…そこそこ値段が付くから大丈夫よ」

 ウルミアはそう言ってタッキーにウインクする。それを見たタッキーは赤くなって、ちょっとクラッとしている。(あー…また始まった…)と、ルルは呆れながらタッキーを見ていた。


 そうして魔物の買取の査定が終わり、依頼料との合計金額を計算し終えたウルミアが、支払いの手続きを進めていく。

「査定の結果、ワイルド・キャットとホーンラビットは全部の毛皮が買取可能です。では今回の依頼料との合計の支払いを…」

 と、ウルミアが言いかけた時、勢いよくバタンッと扉が開いてドタタタッと大きな足音がした。


「アカラカが採取できたって!?」


 そう息を切らしてギルドへと飛び込んできたのは、イグリスだった。


お読みいただきありがとうございました。

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