エピソード1-㊵
またまたお待たせしてすみません^^;
母からエピソード1の終わりまでの原稿はすでに受け取っているので、あとは私が書き上げるだけなのでご安心ください。(まあその速度が牛歩なんだけど…)
ところでユニコーン・オーバーロード面白いですよね。時間が溶けますw
個人的にお気に入りの編成はグレートナイト3人+サポート2人で敵をひたすら轢き殺す「絶対敵を轢き殺し隊」ですw
「…まあ…凄い…。これ、依頼の量の倍はあるわよ?」
タッキーがポケットから出した山のような薬草を見て、ウルミアは驚いていた。
「えへへへ…」「フフフ…」
ルルもタッキーもちょっと自慢気だ。
「それと…こっちも凄いわね…。ホーンラビットはともかく、ワイルド・キャットはEランクの魔物よ?依頼ではないから別に構わないけど、よく倒せたわねー。怪我はなかった?」
ウルミアが心配そうに言う。
「大丈夫です!タッキーが頑張ってくれたから!!」
「はい、頑張りました!」
とルルがニコニコと、タッキーも元気に答える。
「そう、ならよかったわ」と、ウルミアはほっとしたように言った。「…ただ…」と、ウルミアはワイルド・キャットのバラバラ死体を見ながら
「…毛皮はちょっと買い取れないわね…」
と、残念そうに言う。
「ハイ…そうですね…」
タッキーがちょっとうなだれる。一見すると、『何かすごく嫌なことがあって、腹いせにこんなにバラバラに…?』と思えるくらい凄まじい切り刻まれ方なのだ。゛やっちゃった″感が半端ないタッキーであった。
「でもキバや爪は売れるし、魔石もあるわ。待ってね、今計算するから」
と、ウルミアは今回の依頼料と魔物の買取金額を計算するため、受付の奥へと行った。
20~30分くらいして、ウルミアが計算を終えて受付へと戻ってきた。そしてルルの冒険者カードを確認すると
「あら…!今回のでルルちゃん、ランクが上がったわよ。Eランクになりました。おめでとうございます!」
「えっ!?本当ですか!?ありがとうございます!!」
ウルミアの言葉にルルはとても喜んだ。
「剣を買うお金を貯めるために頑張ってきたからね!その成果だよ!」と、タッキーもルルを褒める。ルルは嬉しそうにタッキーを抱きしめると
「ありがとう!タッキーのお陰よ!!」
と言って、タッキーの頬(?)にチュッとキスをした。
「えへへ…」
タッキーは照れてちょっと赤くなる。そして二人はある事にハッと気が付いた。
「Eランクって!!」
「アカラカ!!イグリスさんが言ってたやつ!!」
そう、これでルルたちは大手を振って以前イグリスが欲しがっていた薬草、アカラカの採取が出来るようになったのだ。
お読みいただきありがとうございました。




