表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

排出

作者: フガフガ

 ホースを繋ぐととたんに「ドクドク」とビールが流れ出した。僕のその穴と地球の真ん中まで通じるすごく細い一升瓶を繋ぐ管をビールが流れている。隣で見学している女のできそこないはその様子に激しく感動して小さい手のひらをうちたたくので手が腫れて気絶した。

 女の親族が僕の前まで抗議にきて「出鱈目やるなっ。お前の兄弟を、ティッシュでこすり殺してやる」

 僕は瓶から管を抜くと

「僕の気持ち良い時間を邪魔しないで下さい、ビールを流したくないのに流れていく最高に気持ち良い時間をっ」

 ちょろちょろとビールが流れてちょろっと出て、止まった。

 僕は片手に管を持ち別の差し込み口を見つけるために、勘を頼りに走り出すとまたすぐに何かに管を挿してドクドクと注ぎはじめた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ