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自由気ままな操血女王の転生記  作者: シンG
第二章 操血女王の平民生活
89/228

59 法衣去ってまた法衣

ブックマーク+評価、大感謝!(*^ワ^*)

今後とも宜しくお願いします~



 崩れ去る床を見送りつつ、わたしはとりあえず第一に未だに荒ぶる炎の嵐に大量の水をぶっかけて、消すことにした。


 地下とはいえ延々と通路が王都地下内で続く下水道と違って、ここは空気の出入りが限りなく少なさそうな地下の密閉された空間だ。たった今、わたしが通ってきた道があるものの、そこだけでは空気の換気を期待することは難しいだろう。


 故に酸素が燃焼され、二酸化炭素だけが蔓延しないように鎮火することにしたのだ。


 ただの汚水である下水には消せなかった炎も、わたしが同様に生み出した水には大人しく鎮まってくれた。


 そんな差中にも崩落は進み、わたしは崩れる岩盤を足場に踏ん張った。


 魔法で宙に飛ぶことも可能だけど、ちょっと調子に乗り過ぎたというか……結構、魔力を使い過ぎた。


 このまま帰宅するだけなら別に問題はないのだけれど、どうにも床下にも別の空間――というより、部屋があるようで、人工的な装飾品はおろか、灯りも見受けらえた。念のため、あのヘドロ法衣の仲間がいないとも限らないので、温存しておこうという考えだ。


 それにこの程度の崩落なら、わたしの<身体強化テイラー>でどうとでも対応できそうだ。


 というか、これだけの威力が出たんなら、さっきの天井の罠も大火球で破壊できた?


 まぁ、操血そうけつの方が魔力という対価を払わないし、床を破壊する際もそれなりに時間がかかっていたことを考えると、正しい選択だったとは思うけど。


 大きな音を立てて瓦礫が足下に溜まっていき、わたしはそこに猫のようにバランス良く降り立った。


「ここは……、――っ?」


 周囲を見渡すと同時に、わたしは僅かな視線を感じて、そちらへと顔を向けた。


 瓦礫や破片が落ちた影響で気配が捉えにくい状況だが、視線を送ってくる存在は姿を隠すつもりがないらしく、その所在を教えてくれた。まあ……隠すつもりがない、というより、隠れることができない状況みたい、だった。


 後ろ手に縛られて、床にうつぶせになっている男女が一組。


 珍獣でも見るかのような表情で、わたしを唖然と見上げていた。


 状況から察するに――誘拐でもされたのだろうか。


 女性の方は、侍女? メイド? に近い服装だったので、男性の方が主人である貴族だろうか。男の方はそんなに高価そうな服を着こんでいるようでは無いみたいだけど……。


 もしかしたら金銭目的による誘拐だろうか。


 衛兵さんたち……地下では色々と事件が起こっているみたいですよ。意外と王都の警備もザルなのかもしれない。銀糸教なんて連中が生まれるぐらいだしね。


 兎にも角にも、二人を助けるのが最優先だろう。


 今もこちらに驚くものの、急に巻き上がった砂埃に顔を背けて、苦しそうだ。


 わたしは軽い足取りで瓦礫から飛び降り、二人に向かって駆けた。


「今、助けますので、そこでジッとしていてくださ――」


「危ないっ! そこから避けてっ!」


 わたしの言葉を遮るようにして、侍女の人が声を張り上げる。


 そのおかげで、わたしは斜め後ろから迫る存在に気付くことができた。


 空気を割いてくる気配が少ない――矢か刺突武器の類かもしれない。


 わたしは倒れ込むようにして姿勢を低くし、地面スレスレのところで大きく横に蹴り、離れた場所で襲ってきた何かを確認した。


「…………槍?」


 わたしのいた場所に向かって伸びてきてたのは、棒状の物体だった。


 さっき天井のギミックで降りかかってきた針のような罠を連想したが、それは違うと主張するかのように、槍を手にする存在が土煙の奥から姿を現した。


 その姿を見て、今度はわたしが驚いた。


 最近そういうファッションが流行っているのか、それとも組織的なものがあってそこではそういう格好をしないといけないのか……そこには、さっき倒したヘドロ法衣が着込んでいた法衣と同じデザインのものを着込んだ人が立っていた。色違いで、今度は赤と黒を基調とした法衣を纏っている。


 人、と言ったものの、その姿は頭からかぶった法衣に隠されているため、本当に人間かどうかは断言はできない。法衣の形が人型であるがために、人のように思えるだけかもしれない。


 先ほどまで戦っていたヘドロが良い例だ。


「一難去ってまた一難……もしかして、この辺ってこの人たちの根城なのかな」


 流石にこれだけ酷似した衣類を着ている人間が無関係、ということは無いだろう。


 間違いなく、さっきのヘドロ法衣の仲間と判断していい。


「オ前ハ……何者ダ?」


 ヘドロと似たような、しかし声質はやや異なる低い声が届く。


「そう言われて、さすがにこの状況下で自己紹介するほど、子供じゃないですよ」


「ホウ? デハ、質問ヲ変エヨウ。ドウヤッテ、ココマデ入ッテキタ」


「いやぁ……ちょっと道に迷いまして」


「ソウカ」


 わたしが正直に話す気がない態度だということは、誰の目でも明らかだ。赤黒法衣はそれ以上は言及せずに会話を打ち切った。


 ヒュン、と槍を振るい、彼? は手元に槍を収め、石突部分を床にコォンという音と共に立てる。


 遠近感が狂いそうになるが、間違いなく、わたしに向かって伸びてきた槍の長さと違う。明らかに短くなっていた。


 ……今度は、そういう手合いかしら。


 前世では、魔法使いという括り以外に「錬金術師」という使い手がいた。


 元は魔法からの派生なのだけど、その特化した技術があまりにも魔法とはかけ離れていたため、そう別称されていた。


 錬金術師は、無から有を作り出したり、賢者の石を作り出したり……などではなく、単純に魔法による物質の形成変化を生業とした者たちを指す。


 言ってしまえば、加工業者、みたいなものだ。


 鉄塊から鍛冶屋を通さずとも、丈夫で鋭い装飾付の剣を魔法で形成変化させたり、伐採したばかりの木材を作って木製の置物を作ったり、盤面に垂らした複数色の絵具を自在に混ぜ合わせて手作業ではとても真似できない絵画を描き上げたりなど……物作りという分野でとても秀でていた連中だ。


 当時のわたしは、そのレベルであれば容易にこなせたけど、ほとんど活用する機会は無かった。なぜなら、鉄から剣を作らずとも、その辺の数トンの岩を敵にぶつければそっちの方が威力は高いし、イメージも簡単だからだ。調度品などの芸術にも無頓着だったしね。


 けれども、たった一人だけ、わたしも一目を置いていた錬金術師がいた。


 彼のことを知った当時、わたしは40歳ぐらいだった。その時点でかなりのお年を召した様子だったけど、その30年後ぐらいに会った時も元気だったし、ついぞ最後まで彼が老衰で死んという話は聞かなかった。きっと、わたしと同じように、世界の終末と同時にその命を落としたんじゃないかと思う。


 彼は錬金術師として最も有名な人で、その技術力は他の追随を許さないものであった。


 何がすごいって、他の錬金術師はさっき言った通り、あくまで現存の物の「形や強度を変える」程度のものだ。そのぐらいは魔法技術に長けていれば、想像力と集中力さえあれば問題なくできる。


 しかし彼の錬金術はその領域から、まさに文字通り――次元が違った。


 たとえるならば、木炭から鉛筆を作り出すのが通常の錬金術師。しかし彼の場合は木炭からダイヤモンドを作り出すのだ。


 わたしは科学文明も知っているからわかるが――彼のやっていることは要は、元素分解と元素再結合だ。

それを知識ではなく、物質と触れ合い、その特性を数多による試験と研究により理解した上で――信じられないほどの緻密な魔力制御を経ての産物である。とても人間の所業とは思えないレベルの話だ。


 ただの炭から巨額を生み出すという意味でも凄まじい使い手なわけだけど、わたしが最も畏怖を感じたのは、やはり元素レベルまでの物質変換だろう。それができるということは、つまり彼が理論さえ理解できていれば、そこら中の物体を原子分解することも可能だし、最悪――人に触れただけで、その人間をバラバラにしてしまうことだって可能だ。


 それは――対軍隊には大きな戦果はあげられないかもしれないけど、こと対人戦においては、一つの「最強の形」と言えるとわたしは思っている。


 そこまで思い至った時、わたしは心から「この人とは喧嘩しないようにしよ」と思ったぐらいだ。


 とまぁ、彼ほどの人間は後にも先にも出てこないと思うけど、目の前にいる赤黒法衣も錬金術師たちと同様に、物質の形成変化を能力とする者……なのかもしれない、とふと思ったわけだ。


「……」


 あの槍の材質が何なのかは分からないけど、わたしを刺突しようとした際は細く長かった。けれど今は、短くなった分だけ太さが増しているように見える。


 つまり、槍の体積自体は変動せず、その割合だけが自在に変化しているのではないか、という予想だ。


 ゆらり、と赤黒法衣が揺れる。


 そして、瞬き一つの間を縫って、わたしへと地面を這うようにして近づいてくる。


 奴の攻撃の間合いは――あの槍が届く範囲。


 目に見えるあの槍の射程距離ではなく、あの槍を極限まで細くした際の全長が届く距離だ。


 多分だけど、この広くも狭くもない部屋で考えると、あの槍は壁際対角線まで逃げようと、届きうると思う。


 そう考えると、相手がわざわざ走って距離を詰めてくる行為は……わたしの回避行動を先に起こさせるための罠で、接近に応じて先に動くわたしの動作に合わせて、槍を伸ばしてくることが本命だと判断する。


 攻撃を見て回避するか、攻撃を予測して回避行動に先に移るか――相手の武器や出方によって何が最善かは変わってくるけど、ここは前者の方を取ることにした。


「……――っ」


 互いの距離がどんどん近づいてくる中、一向に動かないわたしを見て、赤黒法衣の動きに僅かに迷いが生じたのを感じ取った。


 このまま接近して槍を繰り出すか、再び距離を取って仕切り直すか――そんなところの迷いだろう。


 動揺ついでに、意趣返しもしてやろうかな、なんて悪戯心が芽生え、わたしは足元の手ごろな瓦礫を蹴り上げ、それを宙で掴み――魔力を流す。


 さっきは大火球の威力を見誤ったからね。錬金術は精密な魔力制御とイメージを必要とする魔法でもあるので、魔力制御の感覚を取り戻すのにもってこいの教材だ。


 わたしは赤黒法衣が持つ槍と同じものを想像し、創造する。


 掴んだ瓦礫は形を変質させ、無骨な形から綺麗な槍へと……わたしの魔力を媒介にその存在を変化していった。


 もともとそこまで堅い素材ではないので、いくら強度を上げても鉄よりもやや弱い程度の槍にしかならなかったが、相手に驚きを与える分には十分な出来だろう。


「ナニッ!?」


 予想通りに驚愕の声をあげる赤黒法衣に向かって、今度はわたしから接近をしかける。


「クッ!」


 十分な迎撃態勢が取れていなかった赤黒法衣は、接近するその足を止め、手に持つ槍を攻撃ではなく、防御へと回す。


「ふっ!」


 わたしは槍を横なぎに払い、相手はその矛先が首元を掠める前に槍の銅金どうがね部分で受けた。

それを確認して、わたしは再び魔力を石槍に通し、その長さを伸縮させた。


「ヌッ!?」


 一度縮んだ石槍による圧力が消え、赤黒法衣は若干横へと自重が偏る。


 そしてわたしは石槍の矛先をややスライドさせ、赤黒法衣の頭部と思われる場所へと狙いをつけ、再び石槍の長さを伸ばす。


 さすがに相手も馬鹿じゃない。


 この短い戦闘行為の中でも、途中からわたしの意趣返しはバレたようで、わたしが槍を急所めがけて伸ばしてくることに勘づき、その矛先が彼の頭部を通過するよりも先に、その場を大きく飛びのいていった。


 わたしたちの間に、再び距離が空く。


「……恐ロシイ子供ダ。躊躇ナク、急所ヲ突クカ。ソレニ……ソノ能力、物質変化ニ関スルモノカ……」


「……」


 半分正解、半分不正解。


 おそらく赤黒法衣はこの世界の尺度で物事を測っている。魔法という概念そのものがない、この世界の。つまり、物質変化に関する恩恵能力アビリティ……それがわたしの力だと言っているのだろう。


 物質変化を実行している意味では正解だけど、それは別に恩恵能力アビリティによるものではない。わざわざそれを明かす意味はないので、ここは不敵な笑みだけを返して、相手の心中に冷静さを与えないようにすることにした。


「ヤレヤレ……ドウニモ、コノ国ノ銀ハ、面倒ナ者ガ多イモノダナ」


「銀……」


 銀、というフレーズはここ最近、よく耳にするワードだ。


 銀糸教、暴君姫ぼうくんひなどなど……。


 最近、わたしの髪色が不幸を呼んでいる気がしてならないよ……。個人的には灰色に近いと思っているんんだけどなぁ。不幸枠の銀とは別枠にしてほしいよ。


 赤黒法衣はチラリと、未だ床に倒れこんでいる男女を一瞥する。


 男の人の方はもう「あわわわわ」という声が聞こえてきそうなほど狼狽しており、侍女の方は表情が伺えない。が、赤黒法衣の挙動を逃さないよう、集中力を途切れないように気を張り詰めている雰囲気を感じた。


 パラパラ、と頭上から細かい石が落ちてくる。


 このままだと、ろくな身動きが取れない二人の頭上にも大きな瓦礫が落ちてこないとも言い切れない。早いところ、決着をつけたいところだ。


 というか、わたしが破壊した時にそこに落ちなくて、本当に良かった……。誘拐された被害者の命を奪っただなんて、自己嫌悪からしばらく立ち直れない話だ。


 …………他に誰も巻き込まれて、ないよね?


 今更ながら、わたしが降りてきた場所に積もる瓦礫の下が気になってしょうがない。


 後で二人に他に被害者がいたかどうか聞いてみる? ……でも、聞くのが怖い。怖いけど聞かないわけにもいかないよね……。もし誰か巻き込まれていたとしても、死んだとは限らないんだから。


「命拾イ、シタナ」


 わたしの葛藤を余所に、赤黒法衣はわたしに向かってではなく、縛られた男女に向かって告げた。

そして、わたしの方へと体の向きを変えて、言葉を続けた。


「闖入者ヨ」


「……」


「オ前ノコトハ、シカト覚エテオクコトニ、シヨウ」


「あの……なんだか逃げる的な雰囲気になってますけど、させるつもりはないですよ?」


 好戦的、なんて言わないでほしい。


 だって今後王都で平穏な生活を望むなら、さっきのヘドロ法衣や目の前の赤黒法衣の存在を放置するわけにはいかない。未だに尻尾を掴めない銀糸教も不気味ではあるけど、この連中の方が危険度は上な気がする。


 寝首をかかれるかもしれない生活なんて、御免だからね。


「フム、ソレハ困ッタナ」


 全然困ったようなニュアンスを含まない口調に、わたしは思わず身構えた。


「デハ、コンナノハドウダ?」


 赤黒法衣は、話し終えるや否や、右袖を大きく振った。


 同時に袖口からヒュッと何かが飛んでいくのが見えた。


 その何かは、倒れている男女のちょうど真上に突き刺さり、それが先ほどまで武器として扱っていた槍だというのが分かった。


 この部屋の天井はわたしの所為で、既に結構な脆さになっている。


 それこそ、ちょっとした衝撃で崩れる程度には。


 予想通り、天井に突き刺さった槍の衝撃で、ミシミシとひび割れていき、重力に倣って天井が崩壊を始める。


「このっ――!」


 なんて陰険なやり口をっ!


 わたしは咄嗟に自身を護るための風の防護膜と、二人の頭上から降り注ぐ瓦礫を吹き飛ばすための風圧を展開した。


 この隙に、わたしに攻撃でも仕掛けてくるのであれば、防護膜で弾いた後にすぐに反撃に転じようと思っていたけど、どうやらヘドロとは違って、赤黒の方は状況判断に優れた性格のようで、下手な隙に付け込むような愚行はせずに、そのまま姿を扉の向こうに消していった。


 この部屋は、もう天井も壁も危ういほど亀裂が入っている。


 赤黒法衣を追いかけたい気持ちはあったけど、わたしは人命救助を優先することにした。


 瓦礫の下に人いたりしないですよね……とか色々と確認したい点はあったけど、今は上の下水道に戻って崩落に巻き込まれないようにするのが先決だ。


「な、なぁメリア。私は夢でも見ているのかなぁ……は、ははは。もしかして、この暴君姫ぼうくんひだったり?」


「私も驚いてますよ。どうやら、とんでもない少女だったみたいですね」


 そんな会話が耳に届くが、あとあと。


「とりあえず、上へ避難しますね」


「そ、それじゃこの縄を切って――」


「よいしょっと」


 男の人が後ろ手を縛る縄を切ってほしいようなことを言っていたけど、わたしが肩に担いで運んだ方が断然早い。


 ただ肩幅がちっちゃいから、成人を担ぐにはずり落ちそうになってしまう。


 やっぱりヒヨちゃんの時みたく脇の方が抱えやすいや、と思って、二人を脇に抱え直して、風による噴射でわたしたちは階上へと一気に登っていき、そのままの足で悪臭ひしめく下水道へと戻っていった。


 ついでに掘削跡の砂も退かして、水路に正常に水が通るようにしたけど……どうもこの小さな水路はこの秘密部屋へのヘドロ専用抜け道っぽいので、そこまで気を遣わなくても良かったかもしれない。


「な、なぁメリア。私たちって今……とても格好悪くないかい?」


「いやぁ、まさか幼女に担がれる日が来ようとは思いませんでしたね。貴重な体験です」


 脇の両サイドからそんな会話が流れてくるのを聞きつつ、わたしはひと段落かな、と下水道の小広間で二人をおろし、ようやく長い一息をつくのだった。


 あの赤黒法衣を逃したのは痛いし、今後の王都生活に影を落とす結果となってしまったけど……うん、対策は後で考えることにしよう。




2019/2/26 追記:文体と一部の表現を変更しました

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