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私の詩

恐怖

作者: izumo
掲載日:2015/10/17

私の恐怖とは。

私は恐怖の中で生きている。



一つ。愛情。

私は愛情がわからない。

親からの愛情も友からの愛情もわからない。

わからないから信用出来ず、

いつ独りになってしまうのだろうかと、

震えがとまらない。


一つ。執着。

私は執着がわからない。

人に譲れないものがない。

友のように夢中になれるものもなく、

どうしても手に入れたいと願うものもなく、

虚しさが溢れ出す。


このまま、恋も愛も知らぬまま一生を終えるのか。

人を信じられないまま生きていくのか。

自分ではわからない。

人の真似をして執着してみても、

結果なんてたかがしれていて。

泣きわめいてみても、

最後には何も残っていない。


一つ。言い訳。

愛情がわからないからと言い訳する。

本当は認めたくないだけ。

認めて裏切られるのが怖いから。

そうして見て見ぬふりを続けたら、

認め方がわからなくなった。

無償の愛など存在しない事を突きつけられた。


一つ。諦め。

執着がわからないからと諦めた。

一番になることを、人に期待されることを。

人に失望されたくなくて、

人に自分の価値が無いことを知られたくなくて、

頑張ることを諦めた。

自分の生きるという才能のなさを知った。


輝きをなくした、

頑張ることが出来ない人間を、

人の気持ちを理解出来ない人間を、

好きになってくれるわけがない。

人の愛情を疑い、執着をやめ、

何もかも見て見ぬふりし、諦める。

人に好かれたくて、信じてもらいたくて、

変わろうと決心し、努力に執着出来ず、

全てを諦める。

そんな無限ループを歩き続ける。


変われない自分に恐怖し、

人と違う自分に恐怖し、

何も出来ずに怯え震えている。


今日も私は恐怖の中で生きている。



死ぬ勇気もなく、死にたいとは言えない。

だから、

生きていたくないと叫びながら。



そう、

今日も私は恐怖の中で生きている。



自分なんて価値がない。

自分なんて…そんな人間の恐怖の一部分です。


読んでいただき本当にありがとうございました。

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