表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鮮血の夜叉姫(旧)  作者: 玖月セイル
第一部<夜>オダマキ
19/148

登場人物(※第一部<朝>の超ネタバレあり)

今日の夜までに~、とか言っといて、朝に投稿(汗)


登場人物の簡単な紹介と、第一部<朝>のあらすじ(超ネタバレ!!)を書かせていただきました。お暇な時にチラリとでも。


ちなみにもう一部投稿する予定です(今日は本編をお休みします。汗)

第一部<朝>

副タイトル「アヤメ」……よき便り、嬉しい便り


■登場人物(簡易版)

☆篠原 宰 (しのはら・つかさ)――主人公

東京から四国の梅桃町ゆすらうめまちにやってきた訳あり少年。

不吉なことが起こるたびに【ニオイ】を感じる超人的な鼻を持つ。


☆科捩 あやめ (しなねじ・あやめ)――ヒロイン

神秘的な美貌の少女。宰の目の前で殺されたはずが、再び立ち上がる。

自分の血を操って【赤】という猛炎を放った。日本最強の血の妖術師。


☆刀条 源次郎 (とうじょう・げんじろう)――宰の後見人

見た目は60歳前後の老人。萌えノベルをこなよく愛する変態じじい。

実は、500年の時を生きた鬼人。全てを失った凄惨な過去がある。


☆氷室 京香 (ひむろ・けいか)――刀条家の家政婦

20代前半に見える儚げな美貌の人。ものすごい天然。

宰に山吹色の和服を何着も作った人(山吹の花言葉は「待ちかねる」)。


☆沖田 凜 (おきた・りん)――ヒロイン2

道に迷っていた宰を助けた正統派美少女。

明るくてしっかりした性格だが、たまに悪戯っぽい言動をすることも。


☆古賀 倭 (こが・やまと)――ダイシンユウ

宰に最初に話しかけてきた不良少年。大食いでロクでもない性格。

宰に「ヴィッキー」というあだ名をつけた。古都子の忍を恐れている。


☆田中 古都子 (たなか・ことこ)――ヒロイン3

天真爛漫な美少女。見ていると、なんだかとっても心が和む女の子。

素行の悪い倭によく話しかけるが、ウザがられる。たまに泣かされる。


☆斉藤 捺平 (さいとう・なつひら)――ニューハーフティーチャー

乙女な筋肉大おと――女性。常にハイテンション。別名「斉藤ナツ」。

化け物に襲われた宰の前に現れた際は、滅私奉公の寡黙な人物だった。


☆猿鬼 (えんき)――???

化け物に襲われた宰の前に現れた謎の男。真っ白な髪の持ち主。

青黒い中国服のようなものを身に纏う。人間離れした身体能力を持つ。


☆円城寺 (えんじょうじ)――宰の亡き恩人

一年前に亡くなった、宰のかけがえのない人。源次郎の古い親友ともだった。


☆桜瀧学園の同級生(時々思い出してほしい。笑)

・山田 (やまだ)……テンションが高い。背が低い丸刈りの男子生徒。

・津嶋 (つしま)……クラス委員。爽やかそうな男子生徒。

・梶山 (かじやま)……津嶋に紹介してもらった男子生徒。

・前島 (まえしま)……津嶋に忘れられた男子生徒。影が薄い。

・日野 灯 (ひの・あかり)……快活な女子生徒。古都子の友達。

・合田 博美 (あいだ・ひろみ)……古都子と日野の友達。

・宇田川 紗織 (うたがわ・さおり)……古都子と日野の友達。

・木下 穂乃香 (きのした・ほのか)……古都子と日野の友達。

・松浦 七星 (まつうら・ななえ)……古都子と日野の友達。

・2年E組の愉快な男ども……山田に紹介してもらった(?)人々。

(第二章「日は昇り、日は落ちて」3/11)


しのび……ファンクラブの次元を越えた人々。絶対に姿を見せない。

①永島真咲の忍

三大勢力の一つ。噂によると女ばかりらしいが、男もいる模様。

彼女のカリスマに心酔しているようで、すっかり支配されている。

(宰はご本人を知らないが、一応生徒会長らしいことはわかっている)


②沖田凜の忍

三大勢力の一つ。嘘みたいに穏やかな忍たちが集まっている模様。

良識がある。普段は凜をサポートする程度に活動している。


③田中古都子の忍

三大勢力の一つで、最大の規模を誇る。最大の嫉妬魂しっとだましいを持つ人々。

古都子は忍の存在を知らないので、組織はとんでもない無法地帯。

古都子の無邪気さにツボる。そんな古都子を守ろうと日々「暴走中」。

ブラックリストナンバーワンの男・古賀倭には、凄まじい敵意アリ。

ちなみに宰も、倭のせいで古都子の忍に目をつけられてしまった。

(第三章「潜むモノ」4/8)



======


ここから先、ものすごいネタバレになります。ご注意ください。


======



■第一部<朝>のあらすじ


 東京から四国の梅桃町ゆすらうめまちにやってきた訳あり少年・篠原しのはらつかさは、新しい生活を始めるため、後見人である刀条とうじょう源次郎げんじろうの元に身を寄せた。今までにない珍体験に翻弄されつつも、最初にできた友達・沖田おきたりんや、ダイシンユウ・古賀こがやまと、同級生の田中たなか古都子ことこたちに囲まれながら、穏やかな日常をスタートさせた。


 だが宰には、不吉なことが起こるたびに「ニオイ」という異臭を嗅ぎ取る奇妙な能力「鼻」があった。そのため、ある夜、梅桃町ゆすらうめまちでそのニオイを感じ取った宰は非常に驚愕し、とっさに石神山いそがみやま神社に逃げてしまう。そこで【堕ちモノ】という化け物に襲撃され、宰を庇った神秘的な美貌の少女・科捩しなねじあやめが、胸を貫かれて殺されてしまった。


 強い衝撃を受ける宰だったが、そんな宰の前で、なんと殺されたはずのあやめが立ち上がった。彼女は指先の血を駆使して【血の妖術】の【赤】を使い、圧倒的な炎でもって化け物を焼き尽くしたのだった。


 一連の出来事で「桜瀧村おうりゅうむらの闇」に足を踏みこむことになった宰は、村の秘密を源次郎から教えられる。【霊力】のこと、【堕ちモノ】のこと、不老長寿の【鬼人おにびと】のこと、最上位の怨霊【鬼】のこと……そして、今、桜瀧村おうりゅうむらで起きている【異変】のこと。


 倭が、謎の白髪の男・猿鬼えんきと同一人物であったことを知り、愕然とする宰に、源次郎は更なる衝撃の事実を口にする。今まで「人間」であることを疑いもしなかった宰が、生と死の境界が見えない【鬼人】であると言うのだ――。


 おまえは人間ではない――その言葉に思考がうまく回らなくなった宰は、自分の部屋に引きこもる。しかし、凜からの電話で「自分がショックを受けていた」ことを初めて知った宰は、たとえ人間でなくとも、梅桃町ゆすらうめまち桜瀧村おうりゅうむらで一生懸命生きていくことを心に誓う。夜空の果てに、亡き恩人・円城寺えんじょうじの背中を垣間かいま見て。


 ……上を見上げて生きていこう。そう思った。


 けれど、宰は忘れていた。

 数時間前、自分が感じ取った「ニオイ」のことを。


 ――何年も宰を苦しめてきた「アイツ」のニオイを感じ取った。

 ――その時、宰の近くには凜がいた。

 ――彼女を、絶対に一人にしてはいけなかったのだ。


 電話の向こうで破壊音が轟き、凜が「ナニモノカ」にさらわれてしまった。


ブログのほうにイラストつきの登場人物を作っております(あと、ちょっくら詳しい紹介も書いています)。なろうのマイページから行けるようになっているので、もしよければそちらも。


※海産物うんたらかんたら、という書庫に入っています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ