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追放ルートを目指します!  作者: 天空ヒカル
第8部 狙われたエドル
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【突入Ⅰ】

作戦本部に隣接(りんせつ)する小部屋にジェシーを軟禁(なんきん)すると、四人は真っ直ぐエドルの執務室に向かった。


その途中でマーサがサアラに話しかける。


「お嬢様、ジェシーはあのように素直に白状しましたが、グレンダの方は一筋縄ではいかないかもしれません。」


「何故そう思うの?」


身柄(みがら)を確保した時のグレンダの態度を見る限り、自分が持っていた触媒(しょくばい)を素直に出そうとはしませんでしたし、それ以外にも()()を切ったり、逃げ出そうとまでしましたので、今から事情聴取をしても反抗的な態度を取るか、黙秘するかのいずれかで、お嬢様が先程なされたような方法では口を割らないと思います。」


「そう、困ったわね・・・」


マーサとサアラがそんな話をしている内に、四人は執務室の前に到着した。


最初に異変に気付いたのは執務室の鍵を開けようとしたマーサだった


「・・・変ね、部屋の鍵が開いています。」


そのまま無警戒にドアを開けようとするマーサの行動を、アルフレッドが低い声で制する。


「マーサ殿、下がって!」


マーサと交代してドアの前に立ったアルフレッドは躊躇(ちゅうちょ)なく抜刀すると、声を低めたまま他のメンバーに警告する。


「今から私が突入します。他の方々はドアから十分な距離を取ってください。」


「分かった。」


マーサとサアラを連れて安全な位置まで下がったエドルは、万一の事態に備えて刀の(つか)に手をかけ、いつでも抜刀できる準備を整える。


三人の様子を確認したアルフレッドは無言で(うなず)く。


『では参る。』


アルフレッドは勢い良くドアを()(やぶ)ると同時に部屋の中に突入した。

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