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追放ルートを目指します!  作者: 天空ヒカル
第8部 狙われたエドル
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【作戦会議Ⅲ】

「旦那様、大体こういう事はもっと早くこのマーサに相談して頂くべきでした。ランドンの事ならともかく、王都屋敷で起こっている事件、しかもメイドが(から)んだ事件なら、私にきちんと言って頂かなければ困ります。メイド長として責任が持てません。」


「いや、すまんすまん。儂が悪かった。 別にお前を()()()()()にしたつもりはないのだ。」


『お父様に頭を下げさせてしまうなんて、さすがマーサね。』


怪鳥騒動の時以来、久しぶりに発動したマーサの危機管理能力に改めて感心したサアラは、どうしても彼女に確かめたい事があった。


「マーサ、一つ確認したいのだけど、二人のハウスメイドは仕事で日常的に()()部屋に出入りしているの?」


「ジェシーとグレンダは()()屋敷に入ったばかりですから、ハウスメイドと言えども、この部屋への出入りを許してはおりません・・・いえ、お待ち下さい、思い出しました!」


「何かあったの?」


「先々週に()()部屋を担当するハウスメイドが病気で休んだ事がありましたが、その時に交代要員として臨時に清掃を行わせた事がございます。」


「その時に部屋に出入りしたのは!?」


「グレンダです。」


「それはグレンダが一人で清掃を行ったという事ね?」


「その通りです。」


「お父様・・・」


ここでサアラはエドルに裁可(さいか)を求める。

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