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追放ルートを目指します!  作者: 天空ヒカル
第7部 デール公国
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【良い知らせ】

翌日


朝の定時報告のため摂政の執務室を訪れたビショップは、真っ先に良い知らせを口にする。


「摂政殿下、ミス・アムロードは本日午後にオリソン子爵と共に挨拶に来るそうです。」


「分かった。相手はお前がしてやってくれ。」


「お会いにならないのですか?」


意外そうな表情のビショップに対して、クリストファーの方は落ち着いた表情だ。


「彼女は既に私の手の内にある。焦る事は無いよ。」


「殿下がそれでよろしいのであれば、私に意見はございませんが・・・」


「会いはしないが顔は見たい。平均以上というお前の評価が本当であるかも気になるしな。」


「殿下!?」


驚いた様子のビショップにはお構いなく、クリストファーは話を続ける。


「公邸の謁見(えっけん)所には控室があるだろう? 私は面通しをしてもらう証人と一緒に、そこから彼女を観察させてもらう。」


「・・・承知しました。」


「お前は平均以上というが、私の評価は厳しいぞ。きっと違う結果になるな。」


「さようでございますか。」


サアラについて楽しそうに話すクリストファーを、ビショップは目を細めながら見ていた。

次回「謁見」は、11月15日(水)20時頃に公開予定です。

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