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自我の迷宮/夢幻

作者: タケル

運命とは何か。

幸福な人生はどうすれば手に入るのか。

本当の自分とは何か。

それらを考えて、何かを掴むために、行動を起こす。 行動を起こせば、それなりの結果は残る。だが、何故だろう。心に何も残らないのは。

心の奥深い所で、僅かだが明確な穴が開いているのを感じる。

人生、運命、幸福。こうしたある種哲学的な事を考えてしまうのは、単純に食べ物が美味しいから幸せ、友達と話して楽しいとか、そういう次元の話を自分が求めているからではないということだろう。

別に 自分が一人で難しい事に頭を悩ませていると言っている訳ではない。

自分の心の奥を満たしたい。ただそれだけ。

素晴らしい映画を観る。

名作を読む。

美しい音楽を聴く。

美しい風景を眺める。

尊敬できる人達との交流を深める。

何かを掴んだ、次の段階へ進んだそう実感し、その形を成したものに手をやると跡形もなく消える。

時には自分について深く考えてみる。これまで得た情報、体験、先入観にとらわれず本当に心が、魂が求めるものを探して。

自分の中には、様々な自分が複雑にいりくんでいて、複雑な知恵の輪のように解くことができない。まるで自我の迷宮に迷いこんだように。

自分の中の真実は自分が見つけていくしかないのだろうか?

自我の迷宮へ迷い、自分を掴む鍵を見つけては夢幻の如く儚く消える。

この旅はいつまで続くのだろう。






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