転③
③またまた 鳳雛を取り囲んでの 討論会 モドキが開かれていた つい 鳳雛の独りライブになりかねなかったが 今回は 少し様相が違った 伏龍や ハチクマの息子や その取り巻きが 取り囲んでいた 伏龍が 口を開く 歴史は繰り返す 何度でも 何度でもだ 手を変え品を変え 似たような人物 事件を編み出す 循環史観か ソレは 違うと 思う やはり 何万年と続いたら やはり その段階 その段階で それぞれ 問題があり その問題 宿題といっても いいが それを解決 乗り越えてこその 社会の発展 進歩が あるのではないか 発展史観か 玄徳はどう思う ハチクマの息子が話を振る 自分は 昔々から 言葉で 引っかかる 言葉とはナニか そして 家族 ファミリーな ファミリーは千差万別 その家族が集まって 社会というか 国家というか システムができてくるではないか 言葉と家族と国家は 何処かでつながっているように思う でも どうつながっているかまでは わからない というか そこまで 深く考えたことはないし 興味 関心もない そこへ 法正 堀部が通りかかった おぅ みんなして 芝生の上で集まって ナニしてる いや ちょっとした 議論な ギロン 何の 平たくいって 歴史とはナニか 法正は口笛を吹く また ややこしい 事を ナニか 卒業論文の 予行練習かリハーサルかい いやイヤイヤ 成り行きだよ 法正は どう思う そんな簡単には 答えられんな 別に勿体ぶって 言ってるわけじゃない やはり 段取りを追って ひとつひとつ 丁寧に 慎重に 議論を進めるべきだと思うな この場は そんな 学問的に深く というわけじゃないだろう 大雑把にというか 大づかみに ざっくばらんに 語り合おうか という 集い 集まりなんだが ならば 尚更 小賢しく 軽々しく 語れるものなのかな 歴史とはナニか なんて どちらかというと 哲学の 議論の様に 思うのだが 成る程 で 結論はでたのかい いや まだ それぞれの意見を 開陳 披露 している途中さ 後は誰 残っているのは 鳳雛が手を挙げた オレが最後かな なら どうぞ うん 歴史は夜 作られる まぁ 人類社会 オトコとオンナ から 成り立っているからな オトコだけ オンナだけなら 人類 とっくの昔に 終わっている そりゃあ 一部の生物を除けば 性転換する生き物な 生物は皆 そう 人類は動物なのかな ソレとも 動物とは違った 何モノ なのかな う~む そこまでいくと 歴史 というよりも 人類学でないかい なんか どんどん 観点 焦点が 先ほどから ズレていってるような だからな キチンと 学問的な論文でないと あんまし 意義はないと思うぞ 法正が そう言って 議論を引き取った




