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硬くて強い者

全く…コイツらの側硬すぎだろ

コレならドラゴンの鱗に素材回収用のナイフで切り付けた時の方がまだ感触が良かったぞ?

そう思いながら『殻』の繋ぎ目を探す

この世界の動物というのは案外俺の知識の姿・格好、特徴は前世の『傀儡』に近いものがある

つまり…ヘラクレスには節目が、パキフェファドスには脆さが備わっている

両方弱点を一気にさせれば俺の勝ちである…

「なら…」

そう呟きながら一気に相手に肉迫しながら

「スピアー!」

そう叫びながら相手の足の一部に突きを放つ

しかしながら相手と此方の目論見を看破してきたのか

ダメージを負う瞬間に節目を覆うように体を曲げて節目を隠してきた

全く…虫なのに何て知能持ってやがる?

こんなんがいたら王国も立ち行かなくて他の王国から資源を奪いたくなるよな

初めて戦争を行う人の気分がわかってしまう

なんせ…ここは見た感じ素材の宝庫である

多種多様な生態系が織りなす独自の進化と植生

その中には未知の薬草もあるだろう

毒を持ってるのも当然存在するだろうが

毒も用法を守れば薬となる

昔の全身麻酔は全身付随になるのと紙一重になる実験を繰り返しながら用法を見つけ出したからこそのものであり

ソレが完成してなかったら今現在の高水準の医療も確立してなかったと言っても過言ではないと俺は思っている

河豚だってそうだ、毒だとわかながらも何処をどう処理すれば良いのかを調べながら食べてくれた勇者たちがいたから美味しく食べれるようになっていったのだ

…つまり、わからないものに対してはトライアンドエラーを繰り返して望む結果を手に入れる

コレが何やかんやで一番効率が良いのだ

そう思いながら一つ毒々しい草を発見して掴む

一瞬手に鋭い痛みが走るので即座に腕を切り落として大口を開けて突進してきているパキフェファドスの口の中に放り込んでおく

そうすると俺の予想通り強烈な毒が作用したのか全身の痙攣から始まりそして口の端から泡を出しながら気絶していく

「…お、おお」

思ったよりえげつない毒を相手に放り込んでしまったようだ

珍しく罪悪感に埋もれているとヘラクレス君がビクビク震えながら逃げようと羽を開いているので

「フッ!」

刀を投げて羽を傷つけておく

「ヘラクレス君?君……ここまで来て逃げるとか良い根性してるねぇ?」

俺もそうだがゲーマーというのは苦境の時ほど逃げたい逃げたい喚き散らして

チャンスがやってくると全力で相手を潰しにいく奴らの集まりを言うのだ

そこにプレイヤースキルとか正直関係ないと思ってる

正直



アーミービートルズの針・羽・甲殻

深く豊かな森の奥で巣を守りながら生きている臆病な蜂たち

本来は非常に臆病な性格だが、巣を攻撃されると苛烈な本性が露わになる

蜜は極上の味であまりの美味しさに廃人を何人も輩出している

レーザーファドスの頭蓋

頭にかつての旧文明のオーパーツを搭載して様々な機能を発揮する恐竜

彼の存在が群をなしても勝てなかった存在がいたことを今は誰も知らない

タイタンヘラクレス

硬い装甲に俊敏な図体、そして多彩な遠距離砲撃を兼ね備えており並大抵の人物では奴を倒すことは不可能

もし単独で討伐することができるならソレは英雄と呼ばれるに相応しい人物である


……すいません、最後の説明に関しては間違っても

俺のゲスな部分が出て羽の部分を十分破壊してから脆い背中部分から心臓部を一突きにしました

多分性格終わってます、すいません

一応全員に勝った

勝ったけども周りが阿鼻叫喚すぎて草生えて森林なのだが

いや、そもそもジャングルだった

取り敢えずオーパーツすぎるレーザーを異世界で持たせたらどうなる?

そりゃあところ構わず撃ちたくもなるだろう

一応俺VR廃人と呼ばれる程度には毎日潜っていたのだ

ちなみに睡眠は一日三時間

ショートスリーパー…になれるように訓練したのでなった

↑コレは自分でもおかしいと思う

そして三時間しか寝なくて良いので色々VRゲームをしていたが

シューティングゲームも好きであるしSF系も一応は好きである

特にドラゴン系が好きと言う話なだけで

しかし…俺は一ヶ月ほどVRゲームをしていない

つまり…そろそろVRゲームの禁断症状が出てくる頃だ!

別に自慢できることじゃないけど

何なら病院で治療を受けた方がいいのかもしれないけど

まぁ…そこまで問題ではなく単に久しぶりにVRゲームしたいなあ

的な…簡単に言うとホームシックに近い感じだ

確かに異世界転生は楽しい

けれど…それだけでは酷く簡単に飽きる

一つのジャンルだけじゃなくてSFや様々な要素を絡めた異世界にすることで誰か転生してきた時に転生者が楽しめるようになると俺は思っている

そしてコイツは何を話している?と思って気にさないでくれ

まぁ…簡単に総括すると

旧時代の文明にレーザービームを備えたモンスターが出てきたら…そりゃあおもちゃにされるよねって話だよ

楽しかったとはいえ森の半分を焦土と化したのは完全にアウトだよねえ

そう思いながら苦笑いをする

全く…コイツは何をやってんだ?

と文句を言われても現在は何も言い返せないし言い返す気力もない

ちなみに現在俺は蜂の蜜に焼いたパキフェファドスの肉をつけながら食っている

こう聞いただけでは

「は?お前頭でも狂った?あ、元々狂ってたねごめんね」

とか何とか言われそう

…余計なお世話だ!ぴーーーーーーー(自主規制)!!

一応説明しとくと蜂の軍隊を倒した後にフラフラと探索をしていたら蜂の巣が群集で固まっており

「お、コレうまそう!」

と思いながら蜂蜜を採取して木の枝を集めてパキフェファドスの肉を焼いて食べていたら

蜂蜜の匂いに抗えず禁断の蜂蜜漬けを行ったら意外も意外

滅茶苦茶あったんだわコレが

蜂蜜は確かに甘いのだが、慎ましい甘さと自己主張の激しい甘さが同時に在籍しており

恐らくこの世界では珍しい普通に前世の調味料を超える美味さである

この世界から現実に帰れるとしたら普通にコレを持ち帰る

そして…ノアから聞いたんだがこれの影響で数えきれない被害者が中毒に陥ったそうである

ちなみに現在俺もなりかけている

なんせ美味すぎる

あ〜〜こんなことなら焼け野原にしないでもう少し落ち着いていれば蜂蜜もっと食えただろうに

…まぁ、でも探したとしても蜂の大群に襲われて毒をめっちゃぶっ込まれるだろう

そんなのは正直マジで勘弁願いたいのでコレを食べれただけでも良しとするか

さてはて……コレからどうするか

まず素材に関してはツチノコの腹にぶち込めば問題はないが

王国に入るのはどうするかだ

だってどう考えたって焦土になった森から歩いてきた旅の人物

「お前…森を焦土にしたやつ見てないか?」

「ちょっとわかりませんねぇ〜!」

「貴様犯人だな!捕まえてやる!」

こんな未来が簡単に予想できる

なんせ…俺ですら疑うほどにギリギリのラインである

俺がやるべきことは身元を隠すことである

まずはこの森から出てくるところを誰にも見られないで王国に潜入する必要があるが

そうなると一つ問題がある

まーためんどくさい道を進まなければならないのだ

そうなると今まで森の中で死ぬ気で戦ってきた時間は何だったんだ?という気分になる

こんな虚しい気分になったのは昔の世界大会で間違って優勝をさせられそうになったので全力で逃走を行った時に運営の人が意外に爆速すぎた時以来だな

なんせタクシーに乗って全速力で走ってもらって高速やら何やらを駆使して家に帰ろうとしていたら

後ろから土煙あげて爆速で走ってくるんだよ?

最早あれは人間じゃなかった

後に話を聞くと

「……アイツを逃したらお前の席ねーから!」

みたいなことを言われていたらしい

ギリギリに追い詰められた人物の底力って計り知れないね

ちなみに、爆速した人に脅しをかけた上司はパワハラで一発アウトだったらしい

ちなみに言うと俺がゲームに帰ったら質問攻めにあって引退に追い込まれたのは割愛させていただこう

妹は世論にまわっている動画を見ながら爆笑をして

「これ…おにぃでしょ!!」

と大爆笑をしていた

いや…俺にとっては割と死活問題なのに笑い事にできる無神経さが羨ましいわと言うと妹もすこし苦笑していた

…とまぁ、今はどうでも良い過去の話であったが

…本当に地下を進んで別の場所から旅の者を装って王国内部に侵入するか?

いや…ソレだと本当に時間がかかる

ならいっそのこと森の端から出て

「少し激しい音がしていましたが俺は急いで出てきたので全く何が起こっていたのかわかりません!」

と言って入るのはどうであろうか?

まぁ…俺なら騙される気もしなくもないが

正直言ってこんな馬鹿な理由に納得するのは究極のお人好しくらいだと思う

なんせ…そんな冗談が通用するとは全く思わない

なら…いっそのこと王国に

「あ、なんかヘラクレス達が縄張り争いをしていました」って嘘をついて侵入するか?

……あー面倒臭いもう良いや、その場凌ぎで何とか侵入しよう

そんな杜撰な計画で大丈夫?と言う人もいるかもしれないが

ある程度杜撰な方が旅行というのは楽しいのだ

杜撰で適当でトラブルがあってもソレを受け入れて別の場所に行ってみると何新しい発見があるかもしれない

まぁ…俺あんまり旅行に行ったことがないから日々キャンピングカーで旅行をしている親戚(元)が言っていた

…個人的には良い人という認識があったが

………何故が親戚からは全員勘当されたそうだ

俺にはわからない大人の世界というのも確かに向こうには存在したのだ

ソレを踏まえるとこの世界は割と健全だ

俺にでもわかりやすい世界情勢

本当に小説の世界に転生系のラノベか?と思ったが不思議なことにそうではないと俺のノアが言っている

「え?此処って『傀儡』の世界じゃないの?」

と聞き返してしまったが

〈違います…けど、『傀儡』の世界なんです…今は説明できませんが…いつかわかる日が来ます〉

何の謎かけだよ…と言いたくなるようなことを言いそうになったが

まぁ、いつも助けられているし…ということで見逃すことにした

なんせ…俺はノアがいなかったら死んでいた可能性もある人間だ

そんな奴が一つや二つの秘密でピーチクパーチク騒ぎ立てたらソレこそ問題になるだろう

そう思いながら

コレからノアの情報にどれだけ信憑性が持てるのかを考える

何せ今回に限ってはノアが自己申告してくれたが

今後も意図的に情報を伏せる可能性はなきしにもあらずだ

〈ソレは私の聞こえないところで行ってくれませんか?そうでないと少し…いえ相当居心地が悪いです〉

「聞こえるように考えてんだよ」

ノアが苦言を呈して来たが今の俺には一切関係ない

何せ…俺はノアのことを全面的に信頼している

だからノアにも全面的に支援してほしいと思っている

俺は弱い、だからこそ誰かに支えられなければ吹けば簡単に飛んでしまうほど脆く弱い存在である

ソレに内部にでかい不発弾を抱えながら今後出会うかもしれないユグドラシルの化け物と対戦したくはない

会う前からわかっている

そいつはきっと俺の知る誰よりも強いという事実を

そして…俺がそいつに足元も及ばないという事実も

今の所は前世のVRゲームの経験で直感的に体を動かして生き残っているが

本当の意味での死線を潜り抜け誰も彼も薙ぎ倒して来た化け物達には通用しない

全く…俺に此処まで恐怖を抱かせるなんて

一体どこの誰なんだか知らないけど本当に末恐ろしい奴だ

そう思いながらノアに自分の意思を伝えると

〈私は…貴方のためだけに存在します…ソレは誰に何と言われようと、後ろ指を刺されようと一生涯変わりきらない事実です!〉

………此処まで大口を叩くんだ

恐らく本当に俺の不都合になることを伏せて俺を罠に嵌めようとしているわけではなく

どちらかというと俺の為に何かを秘密にしているという感じである

コレはもしかしたら時々何故か俺にツッコミを入れてくる謎の人格が関わってくるのかもしれないと思うと一瞬多重人格、最近ではほにゃららほにゃららほにゃららという奴で

↑全くわかってない…馬鹿です

〈解離性同一症 / 解離性同一性障害のどちらかかと想定されます〉

何でわかんの?お前もしかして俺より天才?

〈違います、貴方の記憶に潜り込んで単語を発見しました、単に貴方の記憶力がナヨナヨなだけです〉

思ったより辛辣〜

というかこういうのもなんか久しぶりだな

「そういや…お前最近黙ってばっかりだったけど何してたの?」

〈…………答えられません〉

「…俺にとって不利益にならないことなのか?」

コレは案外重要なのだ、俺は臆病な人間だ信頼だけで何でも許可していつか本当に自分が死んでしまわないか不安なのである

そして、ノアの回答は…

あと数話で百話です

百話は何書こう…

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